やわらかに、したたかに


ちょっと前のスケッチ。
先日の台風がくる前。
あれでうちのコスモスはほとんどおわってしまった。



コスモスはむずかしい。
あのふわふわとやさしいかんじを出すのが。

うちのコスモスはもとは私が小学生のときに植えたもの。
銀行かどっかからもらった種を母におそわってまいた。
自分が植えた種から芽がでてすくすく育つのはわくわくすることだった。
それが毎年そんなにお世話もしないのに
雑草のごとく力強く育つ。
お花ははかなげなのになかなかにしたたかで強い。

種、といえば今ベランダで五葉すみれがガンガン種を作って増えてる。
なぜかお花が咲かずに種だけがぽこっとできて熟すとさっくり割れて飛び散る。
となりのアネモネの鉢に浸食中….。

こかげに


左側、トコロの実と
右側、トキリマメのはじける前の状態と見た。



トコロの実はうすい。
おひさまに透かすと中にさらにうす~い種がはいってるのが見える。
トキリマメははじけてもとてもかわいい。
2年くらいまえに採って作ったリースがいまだにきれいなむらさき色をしていて
くろい種もぴかぴかしてる。

秋はほんとにいろんな実があって楽しい。
今日も朝から烏瓜を採ってきて、取手のお教室のみなさんに描いていただいた。
やっぱりモチーフがよいと絵もよいね♪
次は何にしようかな~。
今はネタにはこまらない。

秋のランタン


大好きな烏瓜の実!
今年はなんだか豊作っぽい。



ただ、先日の台風のときにはっぱがずいぶん傷んでしまった。
きれい、かつ低い位置になってるものを探すのはなかなかむつかしい。



おうちで楽しむ分には実さえあればよいんだけどね。
乾燥させてしばらくきれいな色を楽しめる。



いたずら者には要注意!

あずきちゃんの目やにで小さくなってた左目がぱっちりしてきて
ますますかわいくなってきた。
うちで保護して10日ほどだけど
目に見えて大きくなってる。

今日は久しぶりに銀座に行って久保 茂雄さんの彫刻展と
蔡 国華さんの個展を観てきた。
久保さんの作品は前にギャラリーポートで観てからすっかりファンに。
鉄の彫刻なんだけどなんともかろやかで夢の中のようなやわらかなやさしいきもちになる作品。
蔡さんの去年の個展、ヨーロッパに行ってて観られなかったので
今年はほんとうに楽しみにしてた。
やっぱりよかった~!
一瞬をさっと切り取るような鋭さと、ひとを見る目のあたたかさがなんともよい~。
ご本人もいらしたので画集にサインしていただきました♪

秋の実り


NHK文化センターの野の花を描く、の講座にいらしてる方から頂いた
立派なあけびの実。


じつはうちの近所でもあけびはなるのだけど、
こんなに立派じゃない。
Kさんはお山をもってらして、いつもめずらしい植物をかごにかわいらしく入れて
たくさん持ってきて下さる。
いつもありがとうございます!



こちらはやはり野の花の講座の別の方が下さったムベ。
珍しいものだとおもうのだけど、お庭になったのだそうだ。
この果実についてきいた天智天皇が発した「むべなるかな」というお言葉から
この名前がついたのだそう。
あけびの仲間で甘いらしいのだけど
これはまだ熟してないので食べなかった。
これから紫色になるらしい。

あんみつVSあずき


あずきがこっそり植木の陰から



抜き足差し足、むかってるのは…


あんみつ姐さんのところ!



「しゃ~!(きちゃだめ!!)」

とすごまれてあわてて退散!



だけどあきらめきれないあずき。
「あんみつ姐さん、あそぼ~」


やっぱりおこられた…(涙)


こどものころ近所の強い猫にいじめられたりカラスに追いかけられたり
苦労して育ったあんみつは
ほかの猫にたいして心を開けずにいる。
あんまり強制してもストレスをかけるので
午後からは別々のお部屋でお昼寝。
あんみつはやっと安心したように眠ってる。

秋は描くものいっぱい!


アザミもほんとうにいろいろな種類がある。
これはオゼヌマアザミ。
大きなマルハナバチがなんどもなんどもやってくる。
待っていて、この角度になったときにジッと観察。
全体の形は比較的楽にとれるのだけど
こういうとき脚をどうしてるのか、何度も見直す。
もちろん一瞬のうごきだし、蜂さんも蜜集めに忙しい身、
すぐに花から花へ移動してしまう。
こんなふうに何度もきてくれないと描けやしない~。
どうやら下向きに閉じておいて、とまる直前にのばすみたいだ。
後足にはたっぷり花粉をくっつけてぷっくりとかわいい。
胴体もちゃいろいやわらかそうな毛で覆われていて
なでなでしてみたいような気分になる。
そんなことしたら刺されるだろうな~。



ここからすこし歩いたところに、キレンゲショウマの実がたくさん!
うわ~、お花が見たかった!
でも実もなんだかユニークでかわいい。



そしてこの時期のお約束、
あしもとにはきのこさん。



スギタケ、という食べられるきのこらしい。

連休中に


山山椒の実はつやつやと黒い。



ようくみたら、背中にハートマークのあるカメムシさんがとまってる。
エサキモンキツノカメムシ、という長~い名前をもつらしい。
お食事中かな?



あしもとにはこんな鮮やかなきのこ。
にょきにょきいっぱいでてる。
見た目はきれいだけど妙なにおいがあたり一面に。
しらべたらキツネノタイマツというかわいい名前をもっていた。



いつもはしずかなこんぶくろ池だけど
おとといの土曜日はなんだかわらわらと車がやってきて人が集まってきた。
なにかあるんですか?ときいたら
こんぶくろ池の保存会の方々による清掃の日だそう。
そうか~!
こういう方々にこの池は守られてるのだね。



そして昨日は一ヶ月にいちどの絵手紙教室。
早起きしてカラスウリやらシロタモの実やら集めて
お庭のホトトギスやムラサキシキブも摘んで
秋らしいモチーフでいっぱい!
今回は長~いハガキに描く、という課題。
(80円切手で送れます。)
この季節はモデルになるものがたくさんあって楽しい♪



そしてこちらは12月13日の分のみほん。
みほん、っていっても技法の参考に、ということであって
全員でこのとおりに描くわけではありませぬ。

こちらは「アイロンde画仙紙」という
なまえのとおりアイロンではりつける和紙を使用。
たくさん描く年賀状、いかに楽にしかもすてきに仕上げるかに
知恵をしぼってみました~。
一枚ていねいに下絵をつくれば量産できます!
でもそれぞれがまったく同じには仕上がらないっていうのもポイント。
そしてこの画像ではわかりにくいけど文字のまわりが角度を変えると玉虫色にきらきら~。
そのヒミツはいしど画材さんおすすめの新商品によるもの!

お楽しみに!

ちなみに11月8日の絵手紙教室も年賀状なのですが、こちらは寅バージョンですよ~。

ヤマブドウその3


実そのものだけではなく
葉っぱの紅葉も美しかった!



いっぺんに赤くならずにいろんな色の葉が混在。
夏に比べて低くなった光線にあたって涼しくゆれる。


結局、ひがな一日ヤマブドウに明け暮れてしまった。
う~ん、しあわせ~。



そしてこちらは帰ってきてからゆっくり描いたもの。
お外ではあまり気にならなかったけれど
けっこう香りがある。

ヤマブドウその2


できれば採ってきて描くのではなく
実際になってるようすを描きとめたいとおもってるわたし。
けれども、実ものは上のほうになってることが多くて
なかなか目線の位置にない。



ようやく見つけた低いところになってる実!
やった!!



けっこう見上げて描いてるの、わかるかな…?
背景のみどりのユウレイみたいなのは木のこずえ。
ね?
見上げてるかんじに見えてきたでしょ?

子猫さんには『あずき』という名前がついてしまった。
もうだめだ~!うちの子になりつつある~!

すっぱい秋


ヤマブドウの実はすっぱくっておいしい♪
今年は豊作なのだろうか?
たくさん摘んで持って帰ってきたら
すっぱいもの好きの甥っ子Bくんがぱくぱく食べる。

モチーフにするんだから残しておいてね!



いち早く紅葉するようで葉っぱのいろがとてもきれい。



ほんとは果実酒にしたかったのだけど
ぶどうの実を漬けるのは酒税法違反だそうだ。
ほかのフルーツはいいのにね。
ジャムにするか~。
種ごろごろだから裏ごしがたいへんかも~。

昨日ご紹介した子猫を今日病院で診てもらった。
目やにとくしゃみが気になって。
近所の加藤動物病院はとてもよい病院。
入るとすごく猫のおしっこ臭いのだけど
それはもらい手のない猫たちを病院内で飼っているから。
ほんとうに動物を愛してるのだとおもう。
動物の診療代ってお医者さんによってピンキリみたいなのだけど
とても良心的な値段で診てくれるし、余計なお薬はくれない。
説明も丁寧だし何よりもろもろの治療がうまい!
この子を拾った、と言ったら
お願いしたわけではないのに蚤、回虫、耳ダニのチェックなど
必要な検査をしてくれた。
オールクリア!よかった!
目やにとくしゃみはウィルス性の病気を母猫からもらってしまったかもしれないそう。
ただいま治療中~。
ちなみにメスだとおもってたらオスだった。
まだたまたま、ちっちゃいのね。
生まれて2ヶ月ほどらしい。