きのことお友達


今年は金蘭の当たり年かもしれない。
金蘭のポイントのどこに行ってもたくさん咲いている!!
木陰で金色に輝くさまは
なんとも美しい。
こもれびがあたるとよりいっそうきらきらと。


一日目はものすごく風が強くって花が揺れる揺れる・・・
うんと時間をかけたのに失敗。
気を取り直して翌日また挑戦。
風は弱かったもののあまり気に入らない。
描き終わったころきれいに開きだしたのもくやしい。
それでその日はもう一度描いた。
これは2枚目の半開きのときのもの。
3枚目もじつはあまり気に入っていない。

納得いかなくて別の日にまた描いたのだけれど
それはまた後日アップしまーす。
まだスキャンしてないんだ~。

キンラン(金蘭)
学名:Cephalanthera falcata
科目:ラン科キンラン属
原産地:中国、朝鮮半島、北海道を除く日本各地に分布。
花期:4月~6月
キンランの人工栽培はきわめて難しいことが知られているが、
その理由の一つにキンランの菌根への依存性の高さが挙げられる。
キンランと共生する菌は腐生菌ではなく、樹木の根に外菌根を形成する樹木共生菌である。外菌根菌の多くは腐生能力を欠き、炭素源を共生相手の樹木から供給されているため
その生存には共生関係を成立させうる特定種の樹木が必要不可欠となる。
そのような菌に栄養分を依存するキンランは、
間接的に樹木から栄養を摂取しているとも言える。

つまり、樹木と共生するきのこを通じて様々な栄養素を
樹木からもらって生きている蘭なので
お庭に金蘭だけもってきてもいずれは枯れてしまう、ということだね。
ありふれた和蘭の一種だったけれど
90年代から急激に数を減らしているとのこと。

花言葉:「華やかな美人」

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華やかに


今年は牡丹もなかなかの咲きっぷりだった。
ちょうどお教室の日によいかんじのが咲いたので
もって行ってみんなで描いた。


おうちでも何度かスケッチしたのだけれど
スケッチブックが大きいのでスキャナーに入らず・・・
F4までなんだよね~。

もうすぐ芍薬もひらきそう♪
実は芍薬、この牡丹の根元から出ている。
牡丹って芍薬の上に接木をして売られているのかな?
これはほんとは咲かせてはいけないのかもね。

ボタン(牡丹)
学名:Paeonia suffruticosa
科目:ボタン科ボタン属
別名:名取草(なとりぐさ)二十日草(はつかぐさ)深見草(ふかみぐさ)
原産地:中国西北部
花期:4月~5月(春牡丹)
流通する苗のほとんどは、芍薬を台木に接ぎ木にしたものである。
春に台木から芍薬の芽が伸びてくるが、すぐに摘み取る。
放置すると接木された牡丹の生育の妨げとなり最悪の場合
牡丹が枯死して完全に芍薬の株に戻ってしまう。

あら!やっぱり!

花言葉:「王者の風格」「富貴」「恥じらい」「高貴」「壮麗」

「牡丹花は 咲き定まりて 静かなり
  花の占めたる 位置のたしかさ」 木下利玄

やさしくつよく


今年のうちのモッコウバラのアーチはすごい!
みごとに淡い黄色でこんもりとおおわれている。
その一部。

棘がないのがよいところ。
やさしく強い薔薇さんである。

モッコウバラ(木香薔薇)
学名:Rosa banksiae
科目:バラ科
原産地:中国
花期:4月~5月
枝には棘がないため扱いやすい。
花は白か淡い黄色でそれぞれ一重咲と八重咲があり
直径2-3cmの小さな花を咲かせる。
花言葉:「純潔」 「あなたにふわさしい人」「初恋」「幼い頃の幸せな時間」

混ざって混ざって~


今ちょうど満開!
お庭のおだまき。
ところが今年はちょっとした異変がある。
お花好きな方ならよく知ってらっしゃるとおもうのだけれど
おだまきにもいろんな種類がある。
よくあるのが背の低い白と紫がかわいいミヤマオダマキ。
西洋オダマキはカラフルでいろんな色があったりする。
去年はうちにもいろんな種類があったのだ。
黄色やピンクのオダマキもあったし
濃い紫のもあった。
好きだったのがフウリンオダマキで
細くはかなげな風情でひときわ小さいお花が風にゆれていた。
ところが今年はほとんどがこのオダマキ。

これに似た濃い紫色の西洋オダマキはたしかにあった。
けれどフウリンちゃんがまざったのか
すこし細く可憐なかんじに。
そしてミヤマオダマキはかろうじて残ったものの
花びらの先が白くて紫が濃く
ひょろりと背の高い中間っぽいオダマキも所々にある。
ピンクと黄色にいたっては姿が見当たらない。
来年は全部この紫のになっちゃいそうな予感・・・。
きれいだからまぁいいんだけど。

オダマキ(苧環)
学名:Aquilegia flabellata
科目:キンポウゲ科
原産地:北半球
別名:糸繰草(いとくりそう)
花期:5月~8月
名前の由来は中心を空洞にして巻いた麻の糸玉「苧環」に
花の形が似ているところから。
花言葉:(紫)「勝利への決意」「捨てられた恋人」

「しづやしづ 賎(しづ)のおだまき 繰り返し 昔を今に なすよしもがな」
義経記 静御前