晩秋のきのこと虫との闘い


久々の更新!・・・とおもったらもう11月もおわり。
10月の半ばから生徒さんとのグループ展2回、MicaKatolaの展示、きのこの版画展、と走り続けて
気がついたら秋が終わってたかんじ・・・
ショック。

全然お山にも行ってない!!!

ということでなめこ合宿に先週参加してきた。
場所は新潟。
もちろん寒い。
でも山をあるきまわるとけっこう汗だくになるんだよね。
お山の上のほうはうっすら雪が。

このあたりのなめこはほとんどおわっていたので
すこし下ったらこんな立派ななめこさんに出会った。

これがあったのは山のほんの入り口。
みんなはどんどん奥に入ってきのこを探す。

この時期のきのこ採りは春夏と違って上を見る。
立ち枯れたブナやコナラの樹をさがして
きのこが生えていないか見る。
日に燦然と輝くきのこを樹上に見つけたら、そこをめざしてあるいてゆく。
上のほうにしかなくて採れないこともあるけど、根元のほうにもたくさん生えていることが多い。
近くの倒木にたくさん生えていることもある。


こちらは下に生えてるきのこ、クリタケ。
栗色のおいしそうなきのこ。


これはコナラに生えたヒラタケ。
遠くからでも見えたりするので
ここをめざすのだ。

今回の合宿ではみんな大漁で、その場で料理してたらふく頂き、
さらに持ちきれないほどのきのこを背負って帰っていった。

ところできのこのスケッチをしているとき、寒かったので油断した。
パレットをもつ左手が急に猛烈にかゆくなったのでふとみたら
ちいさなブヨががっつり噛み付いていたのだ。
一見コバエのようにみえるけれど怖い顔をしている。
さすがにブヨも寒くてにげきれなかったらしく簡単に捕まえることができてプチッとつぶしてやった。
その晩くらいからぱんぱんに腫れる。
でも大丈夫、やっぱり前に新潟で刺されて
手がクリームパンみたいになったときにもらったお薬があるもんね。

ところが虫との闘いはまだ終わっていなかった。

帰って翌日の晩、着替えてたら腕の付け根に何かついているのに気がついた。
ぽんぽん、と払ってもとれない。
ようく見たらマダニがくっついているのだった。
きのことりは登山道を歩くわけではない。
がさがさと藪を分け入って道なき道をゆく。
身に覚えがありすぎる。
…しかし、いつからいるんだね?キミは?
帰りに温泉に入ったときはいなかった。
服についていたのかもしれない。
かるくひっぱってもとれない。
ネットで調べたら無理に取るとアタマがとれてのこることがあるから
病院で取ってもらえ、と書いてある。

ひー!アタマだけくっついてんの怖いー!
それは避けたい。

イヤだけど一晩一緒に寝ることにした。。。が
翌朝見てみたらいなくなってる!!!!
ゆうべもうすこしがんばってひっぱってみたらとれたかもね。
ベッド周りをがんがん掃除器で吸ったけれど
不安はぬぐえないのであった。

2015年カレンダー!


カレンダー、できましたー!!!

表紙、フェリシテというちいさなオールドローズ。
香りがとてもよいの。


1月、胡蝶の舞という優雅な名前のついたカランコエの1種。
真冬に咲いてくれるかわいいお花。


2月、ミモザといえこのお花をさすことが多い、フサアカシア。
ふうわり 春をつれてきてくれる。


3月、ムラサキケマン。
群生している姿はほんとうにかわいらしい。


4月、八重桜 松月。
おもわず口に含みたくなるような甘くふんわりした桜。


5月、キャスリーン・ハーロップ。
5月といえば薔薇!
印刷がすこし暗くなってしまったのが残念。
パソコンで見るとちょうどよいのにな。


6月、奥日光。
黄色い美しいきのこ、タモギタケが出るころ。
クリンソウの季節でもある。


7月、フウセンカズラ。
涼しげなグリーンを毎年楽しませてくれる。


8月、蓮。
なぜこんなに暑い時分にこんなに美しいお花が咲くのだろう。
そこだけ天国のような清らかな空間が広がる。


9月、今年も彼岸花。
妖艶で力強く情熱的、かつ神秘的。


10月、秋明菊と不如帰。
うちのお庭の黄金の組み合わせ。


11月、侘助椿、初雁。
ヤマノイモに絡まれながらも美しいお花を咲かせていた。


12月、スイートピー。
華やかに、春を夢見て一年がおわる。

以上、12枚A4サイズの、上にくるくる針金のついたハンガータイプのカレンダー。
今年は印刷代もあがってしまったので
1部2300円(税・送料込み)とさせていただきます。
ご入用の方はこちらまで↓

anmitsu2222cat☆yahoo.co.jp(☆=@に変えてくださいませ)

今年も仮設住宅に気持ちばかりですが、寄付させていただきまーす。

きのこの版画展は10/18~ 恵比寿のマッシュルームさんと軽井沢のエブリコさんにて。
開催中!!

冬に向けて


雪笹って名前が素敵で実もカワイイ。
森の中で見つけるとうれしくなるもののひとつである。
半透明の輝きはまるでルビーのよう。
おいしそうにみえるのだけど毒なんだって。
これは軽井沢で9月末に見つけたもの。

今年の夏は終わりが急である日突然秋になったかんじだった。
そんな涼しくなったばかりの頃のこと、オペラ式の窓っていうのかな
3枚斜めに開く小さな窓が私の部屋の東側にあるんだけど
その窓を閉め忘れて眠ったらしい。
まだ夜が明けたかあけないか薄明るい時分
すずめの声が妙に大きく聞こえる。
ぱたぱた羽音、何羽かで話し合っているような
ちゅんちゅんぴちぱち
ずっと言っている。
眠かったのでそのままにしてまた眠ってしまった。
そして翌朝
またぱたぱたちゅんちゅん今度はもっと長い時間騒いでいる。
とても寝てられなくて目が覚めた。
そうっと窓に近づいてカーテンの隙間からのぞいたら
斜めに開いた窓の間に2羽ほどすずめが入り込んでる。
冬のおうちを探していたようだけどわたしに気づいてあわてて飛んでいった。
悪いけれどここはダメ。
冬の間中開けっ放しにするわけにはいかないもの。

おとといはお外に干してあった水着を急いで着てプールに行って
泳ぐ前にトイレに行ったら
おへその横にまあるくて茶色いモノが。
ほくろができた?
さわったらあわてて飛んでいった。
マルカメムシかな?
天道虫くらいの茶色くつやっとした甲虫だった。
せっかく冬眠の場所を見つけたと思ったら
水着のなかだったらしい。
危うく溺れるとこだったよ。

みんな冬の準備中。
わたしもそろそろ夏服をしまわねば。

ユキザサ(雪笹)
学名 :Smilacine japonica
科名:ユリ科ユキザサ属
開花期:5月~7月(実は9~10月)
別名: アズキナ
分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、シベリア東部

白い花を雪にみたて、葉がササの葉に似るための名。
ブナやシイ、カシ帯の山地の林の中などの日陰に生える。
北海道では小豆菜(アズキナ)の名で親しまれているが
茹でると小豆のような香りがするところからきている。
若芽や若葉はおひたしにして食べると甘くておいしい。
また、根や根茎は鹿薬(ろくやく)という名の生薬として利用されている。
頭痛、リウマチによる疼痛などに効果がある。
実は有毒である。

花言葉:「汚れの無い」

きのこの版画展は10/18~ 恵比寿のマッシュルームさんと軽井沢のエブリコさんにて。
開催中!!

昼間の暖かさに油断は禁物。。。


今日は午後からお仕事。
自転車日和でご機嫌に出かけた。
帰り、5時には暗くなってしまって冷たい風。
たいていは自転車をこいでいるうちに暑くなるのだけれど
耳とか指先とかメッシュの運動靴の足先とか
そういう先っぽが冷たくって寒かった~!!
そういえば先日の自転車こぎで
足先にしもやけができかけてるのだった。
そろそろ小物は冬仕様にしなければね。

景色はすっかり晩秋。

明日は月に一度の絵手紙教室。
な、なんと、みなさん、年賀状ですよっ!!
ついこのまえ馬の絵を描いてたと思ったら、もう羊!
詳しくはいしど画材さんのホームページにて。
羊の図案のほかに山茶花、早咲きの椿、センリョウの実があるからもっていこっと。
そういえばいつもちょきっといただく近所の南天、
全然実がなってなかったなぁ。
どうしたんでしょ?

きのこの版画展は10/18~ 恵比寿のマッシュルームさんと軽井沢のエブリコさんにて。
開催中!!

秋も深まり・・・


ピンク、なかなか好評だったので白の秋明菊もアップ♪
もうすっかり終わってしまっていつのまにか菊も終わりがけ・・・
10月は何をしてたのかわからなかったくらいばたばたと過ぎ去り、
気がつけば11月も半ば。
おとといは久しぶりにスケッチに出かけて
秋のひざしを満喫した。
もう侘助椿の早咲きがたくさんお花を咲かせていて
山茶花も見ごろ。
紅葉はもうすこしかな。
また晴れたらいってこよっと。

9日、無事にDomaさんでのMicaKatolaの展示が終わり、
ほっとひといき。
カトラさんの勤め先で熱風邪がはやって
ギャラリーに来る予定の日に1日だけ来られなくなる、というハプニングがあったものの
おおむね順調、楽しい1週間だった。
最終日の雨予報もはねのけて
薄日までさしたし。
おかげさまで新作はほとんどお嫁入り。
お忙しい中お運びくださった皆様、
いろんなかたちで応援してくださった皆様、
ほんとうにありがとうございました!

雨の降った昨日今日と何をしていたのかというと・・・
そう、毎年恒例のカレンダー作り。
ずっと手作りで作ってたのだけれど
おととし、個展前でとても追いつかず印刷屋さんにお願いしてから
また手作りに戻るわけにもいかず
(去年のほうがよかったわ~とかなったら悲しいじゃない?)
試行錯誤迷走中。
おととし作ったものはA3と大きかったので見栄えはよかったのだけれど
持ち運び、および発送が大変だった。
そうか、A4サイズにきっちり収まらないとその点で困るのだ。
そこで去年はA4を開いて使うタイプのものにしてみた。
いつも頼む印刷屋さんでは薄い紙でしか扱っていなかった。
それだとペラペラでオマケにもらったカレンダーみたい。
それで別の印刷屋さんで厚めの紙で作ってもらったのだけれど
一度校正もして彩度とか上げてもらったんだけれども色が暗め。
もとの印刷屋さんの色のほうが好きだなあ。
悩んだ挙句、今年はもとの印刷屋さんに頼むことにして
小さくはなるけれどA4でハンガータイプにしてみた。
それだとすこし厚めの紙でやってもらえる。
問題はお値段で、消費税も上がり印刷代も高くなってしまった。
お店で売ってるカレンダーが2000円もしないのに
ほんとうに申し訳ないけれど
去年までの2000円からすこし値上げさせていただきます。
詳細はまた後日。
さきほど印刷屋さんに原稿を送ったばかり。
出来上がるのは、問題がなければ一週間後くらいかな。
よろしくお願いいたします。

きのこの版画展は10/18~ 恵比寿のマッシュルームさんと軽井沢のエブリコさんにて。
開催中!!

「野の花を描く」教室展は11月13日まで大洞院ギャラリーにて。*明日4時までです!

大好きなお花


もうほとんど終わってしまったけれど大好きなシュウメイギクが
今年もきれいなお花を咲かせてくれた。
あわただしかったけれど、どうしてもこのお花ははずせない!

今回MicaKatolaのプリントのモチーフにもなっている。
やっぱり自分が着たいものをプリントしちゃうんだ。

ばたばたと過ごしている間にすっかり秋めいていて
置いていかれた気分。
今日は自転車で通勤しながらうつろいの早さにおどろいた。
そろそろ落ち着いてまたスケッチに行かなくっちゃ!
今日のお教室「野の花を描く」に皆さんがもってらした植物たちをみて
強くおもった。
そんな皆さんの作品、展示中!13日まで。

MicaKtola in Domaは11/4~9
MicaKtolaのブログ更新しました!

きのこの版画展は10/18~ 恵比寿のマッシュルームさんと軽井沢のエブリコさんにて。
開催中!!

「野の花を描く」教室展は11月13日まで大洞院ギャラリーにて。

野の花を描く・教室展、始まりました!


母と叔母ががんばってくれて、柿はなんとか干し終えた。
けれどなんだか暖かいね。
ちゃんとできるか心配な暖かさ・・・

そしてわたしのほうはやっとMicaKatolaの準備を終えて
箱詰め、発送も済ませた!
やった~!

昨日、大洞院で行われていた、ららぽーとの水彩画教室の展示がおわり
入れ違いにNHK文化センターの「野の花を描く」の展示が今日から始まった。
森ふじ代先生から7年ほど前に引き継いだ教室で
かなりのベテランさんもいらっしゃる。
みなさんほんとうにお花に詳しくていつもこちらが勉強させていただいてるかんじ。
繊細なお花の世界、
ぜひ観にいらしてください!

携帯写真ではちょっとよさが出なかった・・・
雰囲気だけでも。

MicaKtola in Domaは11/4~9
MicaKtolaのブログ更新しました!

きのこの版画展は10/18~ 恵比寿のマッシュルームさんと軽井沢のエブリコさんにて。
開催中!!

「野の花を描く」教室展は11月13日まで大洞院ギャラリーにて。