林のなかで


林の中を歩いていて見つけたヒヨドリジョウゴの群生。



こないだ調べて、毒だとわかっててもなんだかやっぱりおいしそう♪
きらきらこもれびを浴びた半透明に輝く赤い実。
とらえるのは至難の業。

予報は外れて


今日の天気予報は雨で寒くなると言われてた。
だけど、朝起きたらよい天気!
やった~!



寒くなるのかな、とたくさん着込んで行ったけれども
やっぱりお日様がでてるとあったかい。
ときおり昨日よりも冷たい風がふく。
昨日よりも多くの葉っぱが舞い落ちる。
こうして秋は少しずつ冬のかたちになっていく。

つれない方々


冬になると水鳥たちがやってくる。



スケッチの用意をしていたら、あやしいやつ!とおもわれたのか
みんなすいすいと逃げて遠くに行ってしまった。
じっとしてたら戻ってくるさ、ととりあえず周りの景色から描きはじめる。
でもなかなか戻ってこない。
仕方ないので別のものを描きながら待ってみる。
1時間以上経ってふと目をあげると…やっと戻ってきてくれた!
泳ぎ回る水鳥を、必死に描きとめる…。

いきなり、ぎゃ!という声とともに一斉に飛び立ってしまった。
大きな犬を連れた方が池に近づいてきていたのだった。

朝のプレゼント


もみじがきれいなのだけれど、どうもまともに描いても
大変なばかりでつまらない。
ふと足もとをみると…こっちのほうがおもしろい。



朝のひかりにきらきら透けるきれいな落ち葉たち。
枝からはなれた葉っぱは意外なはやさで乾燥してしまう。
のんびりしてると新しいはっぱもどんどん落ちてくる。
描き終る頃には色鉛筆の箱にいっぱいおみやげが入ってる。
散りたてのまだみずみずしさの残ったまっ赤なもみじ。

工房のようす…


普門寺のクチナシが今年も美しく実った。
この実を栗きんとんなどのお料理の色付けに使う、というのはよく知られている。
日本画の技法では金箔を使う際、金の発色をよくする染料として用いたりする。
煮だすと、ほんとうにきれいな金色の染料ができる。
おもしろいな、とおもうけれど
わたしはどっちかというと銀箔のほうをよく使うのでいちど試しにやってみたきり。


カレンダーのプリントを昨日ようやく終え、ゆうべから綴じに入った。
まず、用紙を月順に重ねるでしょ…



10部ぶんくらいをていねいにとんとん、とそろえて厚紙ではさんで、さらに棒ではさんで
木工用ボンドを綴じる側にすりこみま~す。
ここでけっこうぐりぐりとすりこむのがポイント!
はじっこは特にていねいに。
そしてクリップで棒ごとぎゅっとはさんで圧力をかけま~す。


もういちど、木工用ボンドを今度はさっとコーティングするようにかけて固めます。
乾くと、こんなつやっつや!


これを1部ずつカッターで切り離して、真ん中に穴をあけて完成!

こういうこまこましたお仕事、楽しい♪

変わりやすいお天気


秋の日ざしはちょっとななめだからなのだろうか、
なんだかきらきらと美しい。



雨っぽかったのが晴れてきた。
ちょっとおさんぽでも行こうかな。

お出かけ


この辺のもみじが見頃!


今日は森岡純 水彩画展に行ってきた。
私の木版画の先生であり、大切な恩師。
叙情的なこころに響く絵を描かれる。
今回もまたとってもよかったので、お時間ある方はぜひ!
11月28日(土)まで。

東京に出たついでにロートレック・コネクションを観てきたのだけど、
こちらはいまいちだったかなぁ….。
ロートレックのポスターは好きなのだけども、
やっぱりポスターは本物(?)を観たところで印刷されたものとそんなに変わらないんだなぁ…。
もともと印刷用に作ってあるものなのだからあたりまえなのだけれど
本物を目の当りにした感動、というのはなかった。
パリでいろんな人の影響をうけ、切磋琢磨していって
あんな素敵な絵になったのだということはよくわかったけれど。

カレンダー製作中!


今年もカレンダー、作ります!



去年は描きためたスケッチの中から選んで作ったのだけど
今年は描きおろし。
このサイズでカレンダーのために描いたもの。



ただいま印刷中~。
それから綴じて袋詰め。
すべて手作り。
アトリエは工房と化します。

1部 1000円にて販売いたします。(送料、税込み)
ご希望の方は anmitsu2222cat☆yahoo.co.jp(☆→@)までご連絡ください。



今年も終わりが近づいているなぁ…。

冷たい雨の日に


こんななんでもない、どこにでもあるような蔓草がとてもきれい。
葉っぱの色が所々変わってすてきなリズムをつくっている。



先日描かせて頂いたセキセイインコちゃんが、おとといおじゃましたらいなかった。
聞いたら、2日ほど前にアクシデントで屋上から逃げてしまったのだという。
その日は冷たい雨がふっていた。
帰り道、ついつい空を見上げる。
前にうちでインコを飼っていたとき、
どこかから逃げてきた黄色いカナリアが餌ほしさにやってきたので
保護したことがあった。
あの子もどこかで保護してもらってるとよいけれど。
ゆうべは寒かったなぁ。
この冷たい雨の中どうしているんだろう。
猫に捕まってなければよいなぁ。
いろいろ想像すると悲しいきもちになってしまうので考えるのをやめてしまった。

飼い主はもちろんもっと悲しそうだった。
このまえ描いた絵はたまたま飼い主さんがお誕生日だというのでさしあげてあった。
かごがあった場所にぽつんと飾ってあった。

お庭の女王さま


今年のうちの椿はとてもきれい!



家を建て替える前からあった立派な椿の木。
去年はあんまり大きくのびすぎたということで
弟にざくざく切ってもらっちゃったのでお花がいまいちだった。
今年はそのぶんを取り返すがごとく咲きほこっている。
今週はお教室が立て込んでいたので毎日のようにたくさん切って
モチーフに使ったのだけれど、ちっとも減ったかんじがしない。
きれいなままぽとりと落ちるお花は木のまわりを赤くいろどっている。
霜が降りるまではしばらくその美しさも楽しめそう。

霜にあたるとお花はいじけたような縮こまったようなかんじになってしまう。
でもその頃には食べ物が少なくなったメジロたちが蜜を吸いにやってくる。
それも椿の楽しみのひとつ。