個展終了しました

去る10月26日、2年ぶりの個展が無事終了いたしました。
ご来場くださった皆様、応援してくださった皆様に心から感謝いたします。

初日の閉店前に撮った会場の様子です。

デパートでの開催ですので、販売済みのものはお持ち帰りいただくか配送になります。
なので作品が入れ替わっちゃうんですよね。
後半にいらした方は雰囲気が違うって思われるかも。
今回は開催前から決まったものも何点かありましたので、次回お目当てがある方は早めにいらして下さいね~。

コロナでなかなか会えなかった方々、何年かぶりの学生時代の友達や過去の職場の同僚や上司の方々、教室の元生徒さんなどやっぱりお会いできると嬉しいですね。
今回はSNSで見つけて来てくださった初対面の方も多く、ネットを通じて、私が出会った美しい世界を共有できるってなんてすごいことなんだろうと思いました。
足をお運びくださった皆様には改めて感謝いたします。

カレンダーのお問い合わせもいただきましたので次回また改めてご案内いたします。
仕事遅くて、すみません!
明日にはネット販売開始予定!よろしくお願いいたします♪

黄色い花の影色のお話

土曜日の朝、チコちゃんに叱られる!見ていたら
「血管はなぜ青いの?」あれ?みどりだっけ?まあ、そんな質問だった。
答えは本当は灰色で目の錯覚ということだった。
見ていた方はご存じでしょうけれど、肌色の中にグレーがあると緑色に見えるのだと
いろんな例を出して説明をしていた。
目の錯覚って本当に不思議で色は違って見えるし大きさも間違えるし、みんなどこかで見たことのあるような例だったんだけれどいつも騙される。
でも実はこの目の錯覚を駆使してみんなを騙しているのが絵描きなんだよね。


芸術とは最も美しい嘘のことである
byドビュッシー(多分)

黄色い花の影は何色で描いたらいいですか?
とよく聞かれるけれど、これはその花の黄色の色合いにもよるし光線の具合にもよるしその絵の背景の色にもよる。
私は、の話になるけれど一つ言えるのはグレーはまず使わない。
影色の優等生、ペインズグレーも黄色には向かないんだよね。
実際はグレーに見えることもあると思う。
でも黄色にグレーを使うと汚く見える。(狙って汚すならアリだけど)

祝福 F6

こちらの福寿草の花びらの影色はクロームイエロー(温かみの強い黄色)とトランスペアレントオレンジと何種類かの紫を使っている。場所によっては明るめのグリーン系も。
いちばん暗くてグレーっぽく見せたいところは紫。
これも目の錯覚で反対色を持ってくることでグレーに見えるんだよね。
この絵はちょっと独特の表現してるけれど、普通のスケッチでも紫はよく使う。
といってもほんの少々ね。
さすがにま紫を持ってくるとバレるし。(笑)

輝(福寿草の咲く山)F10

こちらでも足元の福寿草の影はほぼ紫。
赤みのものと青っぽいものと3種類ほどをごく薄く使う。
トランスペアレントオレンジもなかなか良い仕事をしてくれる。

光を抱いて F8

これは紫、わかりやすいですよね。
下地に淡いブルーも入ってます。
あ、これ制作動画撮ってるんだった。そのうちアップします。

グレーを使ってはいけないということではないのですが、黄色をきれいに見せたいのであれば黄色に近い色をベースにして(オレンジや黄緑など)周りの色合いや好みに応じて紫とか渋めの赤とかをほんのりと入れるとよい感じかと思います。
グレーを使わずしてグレーに見せる!
とか緑を使わないで緑に見せる!
とかいろいろやってます。
狙ってやってるというわけではなくいろいろやってるうちにそこに落ち着いたっていうかんじですが・・・

さて、いよいよ個展も迫ってまいりました。
今日しれっと並べた3点も持っていきます。
ぜひ実物をご覧くださいね♪
よろしくお願いいたします。

木下美香絵画展
2021年10月20~26日
松屋銀座 7階 遊びのギャラリー


個展の準備、着々と。。。

個展初日まで1週間を切りました。
ぼちぼち作品の紹介などしましょうか。
まずはハガキにした絵。

糸遊 S30 水彩画

ハガキの印象で見ちゃうとちょっとびっくりしちゃうかも。
けっこう大きいです。
どこにでもあるお花たちですが、誰しも何かしら思い出のあるお花なんじゃないかと思います。糸遊、というのは春の陽炎のことだそうです。日差しが急に熱を持ってきて冷たかった地面がほのほのと湯気をあげるような、大地のエネルギーが香ってくるような、そんな季節。
鳥も虫も動物たちも、もちろん私たち人間もなんだかうきうきそわそわ落ち着きません。
そんな春の野原にどっぷり浸って下さい。

桜東風 56×80cm 水彩画

こちらもなかなか大きいです♪
私の大好きなこの枝垂桜は少し黄色味がかったやさしいピンクで毎年美しい花を咲かせてくれます。
庭によく来るメジロは梅や桜が咲き始めるとお庭には来なくなります。
庭にある椿の蜜は冬の間に食べ飽きるのかもしれません。
夫婦いつも仲良くそろって行動するようです。
桜のスケッチのころは夕方風が強くなることが多く、お天気も変わりやすいです。
麗らかだけれど風の予感を含んだそんな空気を感じていただけたらと思います。


夏暁 56×80cm 水彩画

上の絵と同じサイズの横型。
こちらも毎年描きに行く愛してやまないお花、山百合。
ムッとする暑さのなか、雨上がりのまとわりつく湿気を払うような凛とした佇まい。
芳香が辺り一面漂います。

大きな絵はこんな感じ。
全部は出し切れないかもしれませんが、会場には持っていくので、もしも出ていなかったら「見たいよ」と声をおかけくださいね。

では今日はこの辺で!

松屋銀座さんでの個展

いよいよ個展開催の日が近づいてきました!
昨年の3月の予定でしたがやっとです。
そして、前回2019年は特別室での開催でしたが、今回は念願のギャラリーでの開催となりました。
先月まではコロナの感染者数が大変多く、緊急事態宣言も出てましたので本当に開催できるのか不安でしたが、ありがたいことに感染者数もかなり減ってきて宣言も解除となり、ホッとしています。

ご案内ハガキは今日投函しましたが、ネットでつながっている方も多いので届かないよ、っていう方もいらっしゃるかと思います。
行けないけどハガキほしいよ、っていう方(私が住所知っている方限定になりますが)ご連絡くださいね~。
また、今回はコロナ対策もあって松屋さんからはご案内が行かないと思いますので、お気を悪くされませんよう、ご容赦ください。

私は毎日在廊する予定です。(遅刻はあるかとおもいますwww)
時間は松屋さんの営業時間に準じますので、ホームページなどでご確認くださいね。
変わる可能性もございます。

https://www.matsuya.com/ginza/notice/2021/0929/info-60/

今のところ以下のようになってます。

午前10時-午後8時

(日曜日もしくは連休最終日は午後7時30分まで)

※8階レストランは午前11時-午後9時(ラストオーダーは閉店の1時間前)

※専門店プチプチ マルシェ、銀座コア1階 エアウィーヴは午前11時-午後8時の営業。

※上記以外にも一部休業、および営業時間変更のショップがございます。

自然からいただいたエネルギー、たっぷり放出予定です。
コロナ疲れを癒しにどうぞいらしてくださいね~!
よろしくお願いいたします!!!

10月の個展に向けて・・・なんだけど福寿草

今日も個展に向けての作品をアップしますね。
福寿草といえば、お正月のイメージがありますよね。
名前がなんだかおめでたいし、お花屋さんではお正月に飾れるように調整して売られているし。
でも本当は早春の2月とかに咲くお花なんですよね。
旧正月でもちょっと早いくらい。
毎年セツブンソウを描きに行くころにはもうとっくに咲いていていつも描き損ねるので、今年は福寿草狙いで行ってみよう!と山に登りました。
ネットの情報でそこでは山肌一面が黄色く染まるのだそう。
ただけっこうな山登りになるので荷物はなるべく軽量に。
スケッチブックは重いので厚めのスチレンボードにマスキングテープで水彩紙を張ったものを、6号サイズを2枚と4号を各2枚ずつ用意しました。
いざとなったら裏に描きます。
パレットは一番軽いもの。筆も色鉛筆も厳選。
そしてうきうきと登り始めましたが、早春の山って・・・けっこう荒れてる。
有名な山とかじゃないので道が崩れていて慎重に行かないと滑落しそうなとことかあったし
谷をずっと登っていくのだけれどぐらぐらする石がごろごろとしていてとても登りにくい。
山登り用のアプリとガイドとなるピンクのリボンをたよりに
途中くじけそうになりながら登って行った先にこんな光景が

光を宿す F10水彩

思わず息をのみました。
花を踏まないように歩くのが難しいような一面のお花畑。
一応道はあるのでそこを歩きます。
健脚でないと来られないところだと思うのですが年配の方も多く
写真サークルでいらしているようです。
1年に5回は毎年来ていると話す方もいらして、(この方は若かった)
今年は早いね、とおっしゃってました。
ちょうど満開だったのですが、蕾が多いときも素敵なんですって。

これは現場スケッチではなくスケッチと写真をもとに描いたものです。
現場スケッチはもっと粗いです。
でもやはりスケッチのほうが臨場感はあるのでそばにおいて絶えず見ながら描きます。
花の絵ももちろんあります♪

ひとしれず 水彩41×31㎝

スケッチのほうもおいおい見ていただきましょうね。
今日はここまで。

フクジュソウ(福寿草,側金盞花、献歳菊)
学名:Adonis ramosa
別名:元日草(がんじつそう)朔日草(ついたちそう)
科・属:キンポウゲ科・フクジュソウ属
花言葉:永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福

木下美香個展
10月20日~26日、銀座松屋さんの遊びのギャラリーにて


10月の個展に向けて

コロナの感染者がとめどなく上がってきてますが
10月20日~26日、銀座松屋さんの遊びのギャラリーで個展の予定です。
皆さんにぜひ来てほしいと強く言えない状況ですね・・・
でもこのコロナで遠出ができない皆さんの癒しになればと
身近な花々から遠く山登りをしないとみられない素朴だけど美しいお花までずらっとそろえる予定です。
秋なんだけれど、春のお花が多いかな。
とりあえずタンポポさん。

糸遊 水彩S30

春の陽炎、って題名にしようと思ったんだけど、調べたら陽炎ってもともと春の季語らしい。
てっきり夏だと・・・
だから春の陽炎って「頭痛が痛い」な二重に同じこと言ってる感があるわけですね。
でも陽炎ってのもなんだかしっくりこなくて調べたらありました!いい言葉が!
それが「糸遊」で陽炎と同じ意味なんだそうで。
言葉の響きも字も可愛らしくてたんぽぽにぴったり。

その糸遊シリーズ。

糸遊 水彩F4
糸遊 水彩15×15cm 
糸遊 水彩15×15cm

スケッチと作品はちがうので、その辺も見ていただけたら嬉しいです。
このブログにはどっちもあげるけど、数的には圧倒的にスケッチのほうが多いからね…。
そういうものなんです。
たくさんたくさんスケッチをしてそこから生み出すものなので
スケッチのほうがずっと多いんです。
特に私のような不器用なやつはいわしがたくさんたくさん卵を産んでいろんなものに食べられながらその一部だけが大人になるように、ほとんどのスケッチは押し入れで肥しになってるんです。
もっと成長率上げていきたいとは思ってるんですけどね。
魚は厳しいな・・・
せめてうさぎくらいには。