秋いろ

きゅっと涼しくなりましたね。永遠に続くかと思った夏もやっと終わるかな。山はとっくに秋の雰囲気で、先日アップしたきのこの他にも秋らしいものが♪

てくてく山道を歩いているとご褒美のように艶々の栗が転がっています。ついつい拾わずにはいられないのですが、山栗は小さいので調子に乗って沢山拾いすぎるとあとが大変!剥くのも大変だけど、がんばって剥いてもなかなかたまらず、途中でいやになったりします。そんなこんな、栗を拾いつつ登っていった先にこの花の群生がありました。

トリカブトのスケッチ F6

誰もが知っている毒草、トリカブトです。この花の可憐さには驚きを禁じ得ません。小さな兜がズラリならんで風に揺られている様はまるで小人たちのダンス。なんでこんなかたちなのだろう。答えはしばらくスケッチしているとおぼろげにですが見えてきます。

軽快な羽音をたててふわふわのマルハナバチがやってきて花にもぐり込むのですが、下の2つにわれた花びらに両脚をかけて踏ん張るとそこが割れて兜に見える丸天井がぐっと下がり、蜂に花粉がつきます。蜜が取りやすくもなるのでしょう。しばらく奥に頭をつっこんで蜜を吸っていますが、やがて次の花に移ります。先っぽの花から順番に訪れ、次の枝に移動します。じっと見ているとマルハナバチに花粉をつけるのに絶妙なかたちであることがわかります。彼らはそんなに重くはないはずですが、蜂が訪れると軽くたわんでよく揺れます。それも花粉がつきやすくするための方法のようにもみえます。

さて、紫色のスケッチをもうひとつ。こちらは山ではなくて、うちの裏に生えてきたこの子。

ヨウシュヤマゴボウのスケッチ F10

いつの間に現れたのか、大きな株になってました。ブルーベリーのようで美味しそうに見える実は、毒!これも毒!

とはいえトリカブトの毒にくらべたらカワイイもので、食べたら死ぬ!みたいな猛毒ではないようです。正確にはこの果実の中の種に毒があるようですね。よくみたら軸が赤く、毒々しい色をしております。そこが可愛らしいのですが…。

ジョロウグモが何頭も巣をかけており、蚊もすごくてスケッチはなかなか大変ですが、蚊取り線香をもうもうと焚いてなんとかやり過ごします。

虫たちももうじきいなくなりますね。寂しいようなホッとするような。

新作続々

毎日暑いですねー。こんな時はお祭り!ビール!って気持ちになりますが、コロナがめっちゃ流行ってきてるし、クーラー効いたお部屋でのんびり過ごすのがよいかもねー。

しかーし!のんびり、ともいかないのが個展直前のわたくし。どうして毎回こうなのか、今回は作品も順調にできているのですが、やっぱり今はお出かけする気持ちにはなれずまだあーだこーだ描いております。とはいえ、この時間が貴重だったりもするのですが。

大きめの作品はすでに額装に出してしまったのでひと安心。今は小品に集中。

木もれ日(金蘭) 20×40cm

毎年描いている金蘭ですが、やっと気に入った作品にできました。

森に踊る 15×30cm

やっぱりきのこもなくちゃね!チシオタケの一種かとおもうのですが、私はこれ系のきのこが大好き。形がなんとも愛らしく、苔や小さな草花の間にチョコチョコと顔を出すかんじが素敵。アマガエルさんとてんとう虫さんも共演してもらいました。

ちいさな鈴の音

うちで育てている日本鈴蘭。ドイツ鈴蘭に比べると地味で愛想ないかんじなのですが、よくみると可憐で可愛いらしい。ずぼらに育てているのでカタバミやスミレが勝手に出てきますが、それがよく合うんですよねー。描いていると鈴蘭の優しい香りが馥郁と漂います。

先日アップした季節外れのたんぽぽはすでにご予約いただきました。本当にありがとうございます。この暑さに加えて、無情なコロナ拡大に不安を募らせておりましたが、救われた思い。無事開催でき、私が描きとめた花々の一瞬の姿を皆様にご覧いただけますように。

羊をもとめて

急に涼しくなって夏が終わった感が漂いますが、皆様お元気でしょうか。
くれぐれも油断召されるな、まだ夏はその辺に潜んでいそうです。

あの地獄のように暑かった土曜日、私は尾瀬に向かいました。
湿原の花々を描きに。
でもね、意外と終わりに近かったんです。
なんとなく秋の気配さえただよってました。
日差しは刺すような強さがあって気温もそこそこ高かったのですが・・・
ビジターセンターで展示されていた尾瀬の花マップを見たところ

・・・これだ。

と、ピンときた写真がありました。
これが見たい!描きたい!
ヒツジグサ!

野生の睡蓮なんですが、なんとも可憐。
そこにいらした職員の方に詳しい場所を伺って探しに行きました。

そしてあったよ~!

ヒツジグサの水彩スケッチF6

着いたのは10時くらいだったんだけれど、しっかりつぼんでました。
早朝に咲いちゃったのかと不安になりましたがきれいに紅葉した葉っぱを描いているうちに開き始めました。
ヒツジグサの羊は時刻の羊の刻のことで午後2時くらい。
その頃に開くか閉じるかなのでヒツジグサの名がついたという説明がありました。
開き始めたのは11時くらいだったので、閉じるのが2時なのでしょう。
意外とお寝坊さんです。
オニヤンマやイトトンボが卵を産みに来ます。
サンショウウオでしょうか、かわいい爬虫類が水面に上がってきて呼吸をしてまた沈んでゆきました。下のほうにいます。

ヒツジグサの水彩スケッチF6

なかなか良き所で開いてくれないヒツジグサ。
花はちょっと遠いけど、紅葉した葉っぱが美しい。

さて、これをどう絵にしようか。
しばしお待ちくださいね。

ヒツジグサ(未草、学名Nymphaea tetragona
スイレン科スイレン属
北米北西部、ヨーロッパ東北部、シベリア東アジアインド北部にかけて分布し、海抜 0 m の地域から標高 4,000 m の高地まで報告されている。
日本では北海道から九州にかけて生育している。
多年生水草の1種で水底にを張った地下茎から長い葉柄を伸ばし、水面に円形の葉を浮かべる。
花期は6月から9月、長い花柄の先についた1個の花が水面上で咲く。
花の大きさは直径 3–7 cm萼片が4枚、多数の白い花弁と黄色い雄蕊がらせん状についている。
ヒツジグサの名の由来は、未の刻 (午後2時) 頃にを咲かせるためとされることが多いがこの頃に花が閉じ始めるためともされる。

花言葉は「清純な心、純潔、信頼」

10月の個展に向けて・・・なんだけど福寿草

今日も個展に向けての作品をアップしますね。
福寿草といえば、お正月のイメージがありますよね。
名前がなんだかおめでたいし、お花屋さんではお正月に飾れるように調整して売られているし。
でも本当は早春の2月とかに咲くお花なんですよね。
旧正月でもちょっと早いくらい。
毎年セツブンソウを描きに行くころにはもうとっくに咲いていていつも描き損ねるので、今年は福寿草狙いで行ってみよう!と山に登りました。
ネットの情報でそこでは山肌一面が黄色く染まるのだそう。
ただけっこうな山登りになるので荷物はなるべく軽量に。
スケッチブックは重いので厚めのスチレンボードにマスキングテープで水彩紙を張ったものを、6号サイズを2枚と4号を各2枚ずつ用意しました。
いざとなったら裏に描きます。
パレットは一番軽いもの。筆も色鉛筆も厳選。
そしてうきうきと登り始めましたが、早春の山って・・・けっこう荒れてる。
有名な山とかじゃないので道が崩れていて慎重に行かないと滑落しそうなとことかあったし
谷をずっと登っていくのだけれどぐらぐらする石がごろごろとしていてとても登りにくい。
山登り用のアプリとガイドとなるピンクのリボンをたよりに
途中くじけそうになりながら登って行った先にこんな光景が

光を宿す F10水彩

思わず息をのみました。
花を踏まないように歩くのが難しいような一面のお花畑。
一応道はあるのでそこを歩きます。
健脚でないと来られないところだと思うのですが年配の方も多く
写真サークルでいらしているようです。
1年に5回は毎年来ていると話す方もいらして、(この方は若かった)
今年は早いね、とおっしゃってました。
ちょうど満開だったのですが、蕾が多いときも素敵なんですって。

これは現場スケッチではなくスケッチと写真をもとに描いたものです。
現場スケッチはもっと粗いです。
でもやはりスケッチのほうが臨場感はあるのでそばにおいて絶えず見ながら描きます。
花の絵ももちろんあります♪

ひとしれず 水彩41×31㎝

スケッチのほうもおいおい見ていただきましょうね。
今日はここまで。

フクジュソウ(福寿草,側金盞花、献歳菊)
学名:Adonis ramosa
別名:元日草(がんじつそう)朔日草(ついたちそう)
科・属:キンポウゲ科・フクジュソウ属
花言葉:永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福

木下美香個展
10月20日~26日、銀座松屋さんの遊びのギャラリーにて


春山の花を描く

春の山はうきうきしますね。
ちいさなお花がいっぱい咲いて気候も最高。
スケッチに何度か登りましたので成果を見ていただきましょう♪
今日はキクザキイチゲのスケッチを。

この花はよく動きますね。
描いているそばからどんどん動いて
挙句の果てにはあっという間に閉じてしまいます。

二色のキクザキイチゲのスケッチ 水彩F6

紫のと白いのがありますが、なかなか一緒に咲いているところにはお目にかかれません。
ここは2色、見事に咲いてました。
そしてこれもあっという間に閉じました。

もっと早く描くスキルがほしい!

学名Anemone pseudoaltaica
英名Altai anemone
科属名キンポウゲ科 イチリンソウ属
性状多年草
原産日本
花言葉静かな瞳、追憶

これも私の好きなスプリングエフェメラルの一種ですね。
この春だけ出てあっという間に消えちゃう儚さがなんとも💛

雪渓を背景に(チングルマのスケッチ)


台風直撃!の千葉でした。
皆様、大丈夫でしたか?
夜中だったのでうちはそれほど被害はなかったのですが
風雨のおとのすさまじさに眠れませんでした。

そして今日は激しく暑い・・・><

停電している地域もあるようですが
想像するだに大変そう・・・
冷蔵庫もクーラーも扇風機も動きませんもの!
早く復旧しますように。

今日は7月のスケッチから。
乗鞍の頂上付近には雪が残っていて
スキーを楽しむ方々もけっこういらっしゃいます。
楽しそうな声を聞きつつ
登山道を登っていくと
可愛いお花が咲いているのに出会えます。
下のほうはコイワカガミが満開。
だんだんそれが減ってきて
キバナシャクナゲの終わりがけが見えてきます。
さらに登るとそのキバナシャクナゲが見ごろに。
さらに登るとこのチングルマが満開です。
ほんの少ししか登ってませんが
これだけ違いが楽しめます。



チングルマのスケッチ(F6 水彩)

涼しげでしょ?
でもかなり天気の変化があって
晴れていると日差しが痛いほどですが
曇ると急に冷えます。
そして時折雨もぱらつきます。
日傘兼用の折りたたみ傘で日差しと雨をしのぎ
霧や雨での湿気は携帯扇風機で乾かす。
だいぶ道具が充実してきました。(笑)

ここは女性の単独登山も多いようです。
バスもあるしトイレも充実しているし
なんといっても高山植物も風景も美しいもんね。

チングルマ(珍車、稚児車)

学名:Geum pentapetalum
科名:バラ科ダイコンソウ属(チングルマ属(Sieversia))
種類:落葉小低木の高山植物
分布:東日本(北海道~中部地方以北)、樺太、アリューシャン列島、カムチャツカ半島
環境:高山の雪渓周辺の多湿地

和名のチングルマは、この実の形が子供の風車に見えたことから
稚児車から転じて付けられた。

花言葉:可憐

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乗鞍のスケッチ、霧の中で。(コマクサ・イワツメクサ)


のんびり屋さんの台風は千葉には来ませんでしたが
大きな腕で散々風を吹かせ
大粒の雨を降らせ
蒸し暑い空気を運んできました。
明日はめちゃくちゃ暑くなるようですね。
皆様、気をつけてお過ごしください。

今日も涼しい乗鞍のスケッチ。
コマクサの見事な株!
見る分にはいいけれど
描くのは大変だった・・・



コマクサとイワツメクサのスケッチ(F6 水彩)

これを描いていた時間はもう夕方ちかく。
バスの時間ギリギリまで描いてました。
ぎらぎらと照りつけていた太陽は
霧の中に隠れてしまい、
冷たい風と時折ぱらつく雨。
ガレ石の続く斜面にはコマクサのピンク色が点々と見え
ハイマツの低い林が茂っているのが
白い霧で見え隠れします。
その悪天候のハイマツの林から
時々鳥が飛び出してはまた林に飛び込むのを繰り返していました。
あとで知ったのですが、あれは雷鳥だったのね。
私のイメージの中の雷鳥はもっと大きかったので
あんなに小ぶりだったとは。。。
名前のとおり、お天気が悪くなると出てくるようです。

そのほかにもホシガラスやイワヒバリも見ることができました。

コマクサ(駒草)
学名:Dicentra peregrina
科名:ケマンソウ亜科コマクサ属
種類:多年草の高山植物
分布:千島列島・樺太・カムチャッカ半島・シベリア東部の東北アジア
   日本の北海道から中部地方の高山帯。
環境:高山帯の風衝岩屑斜面などの砂礫帯。
   大きな岩礫の地にも分布するが 
   直径0.5-20 cmの礫地または砂礫地に群落をつくる。
開花期:7-8月

美しい花と、常に砂礫が動き他の植物が生育できないような厳しい環境に生育することから
「高山植物の女王」と呼ばれている。
和名はその花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来する。
他の植物が生育できないような砂礫地に生えるため、
地上部からは想像できないような50-100 cmほどの長い根を張る。
全株が有毒。
微量のアルカロイドのディセントリンやプロトピンなどのモルヒネ様物質を含み
中毒症状としては嘔吐・体温の低下・呼吸麻痺・心臓麻痺がみられる。

花言葉:「「高嶺の花」・「誇り」・「気高い心」・「貴重品」

イワツメクサ(岩爪草)
学名:Stellaria nipponica
科名:ナデシコ科ハコベ属
種類:多年草の高山植物
分布:本州中部の高山帯。
環境:高山の礫地
開花期:7~9月

花言葉:「初恋」「奥ゆかしさ」

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高山植物の女王!(コマクサ)


突然大粒の雨が降ったり
ぱあっと晴れたり
いかにも台風が来そうな雰囲気の一日でした。
みなさん、いかがおすごしでしょうか?

今度の台風は大きいですね!
そしてゆっくり・・・
災害がないことを祈ります。

今日アップするのも乗鞍のスケッチ。
憧れのコマクサ!
見たことはあっても
なかなかこんなベストなコンディションの時期に
出会えてませんでした。
どの株も本当に素敵で
目移りするのですが
えいやっ!っとこの子に決めました。



コマクサのスケッチ(F4 水彩)


こんな岩のごろごろした場所で
栄養もろくになさそうだし
気候もかなり厳しいのに
この可憐さ!
形も見れば見るほど摩訶不思議。
なんでこんなお間抜けな・・・いやいや
可愛いかたちになっちゃったんでしょう?
おしべやめしべはどこ?
そうっとお花の尖ったところを触ってみました。
見つけた!
尖った花びらを左右に動かすと
しべが見えるんです。
こんなとこに隠してたのね。
つまり蜂さんが先端にとまって
蜜を吸おうとすると花びらが動いて
おしべがでてきてに花粉がつくと!
そういう作戦らしいです。

この仮説は正しいのか?
描きながら蜂が来るのを今か今かと待ちます。
雨がぱらついたり
ぎらぎらとした太陽が照りつけたり
めまぐるしく天気が変わります。
描き終わるころようやく大きなマルハナバチが登場。
ところが・・・
お花の先端にとまるのかと思いきや
ふっくりしたハート型の頂点から
口を突っ込んで蜜を吸ってました・・・
これって作戦ミスでは・・・
そういえば穴の開いたお花がけっこうありました。

やっぱりお間抜け・・・

とはいえ、ちゃんと種ができているらしいので
別の小さな蜂か何かに
花粉を運んでもらっているのかもしれません。
それかマルハナバチもたまには下からきてくれたりするのかな。
現場が見てみたい。

コマクサ(駒草)
学名:Dicentra peregrina
科名:ケマンソウ亜科コマクサ属
種類:多年草の高山植物
分布:千島列島・樺太・カムチャッカ半島・シベリア東部の東北アジア
   日本の北海道から中部地方の高山帯。
環境:高山帯の風衝岩屑斜面などの砂礫帯。
   大きな岩礫の地にも分布するが 
   直径0.5-20 cmの礫地または砂礫地に群落をつくる。
開花期:7-8月

美しい花と、常に砂礫が動き他の植物が生育できないような厳しい環境に生育することから
「高山植物の女王」と呼ばれている。
和名はその花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来する。
他の植物が生育できないような砂礫地に生えるため、
地上部からは想像できないような50-100 cmほどの長い根を張る。
全株が有毒。
微量のアルカロイドのディセントリンやプロトピンなどのモルヒネ様物質を含み
中毒症状としては嘔吐・体温の低下・呼吸麻痺・心臓麻痺がみられる。

花言葉:「「高嶺の花」・「誇り」・「気高い心」・「貴重品」

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再会!(キバナシャクナゲ)


雨予報に期待をしましたが
ほんの少しのお湿りは蒸し暑さを増しただけでした・・・。
大きな台風もきてるし
まだまだ蒸しそうですね~。

今日も涼しい山のスケッチを。



キバナシャクナゲのスケッチ(F6 水彩)

金峰山に以前登った時に初めて見たこのお花。
描きたかった、というか・・・
スケッチしたことはしたのですが
このお花の咲いていた頂上付近で
雨に降られてしまって
満足に描けなかった
心残りのあったお花でした。
また出会えるとは
なんてラッキー!

後に見えるのは雪渓です。
涼しかったことは涼しかったのですが
日差しがものすごくて
うっかりガードし忘れた
左手のパレットを持つと出る親指が
真っ黒に日焼けしてしまいました。
なんか間抜けな感じ・・・www

キバナシャクナゲ(黄花石楠花)
学名:Rhododendron aureum
科名:ツツジ属シャクナゲ亜属
種類:低木
分布:日本では北海道から中部地方まで。
   シベリア東部・満洲・朝鮮半島北部
   樺太・千島列島・カムチャツカなど東アジアの寒冷地に広く分布。
環境:高山帯から亜高山帯上部にかけて自生。
開花期:6月-7月

花言葉(石楠花):「威厳」「荘厳」「警戒」「危険」

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乗鞍のお花畑にて


お盆休みですね。
私はあまり普段と変わりません。
みなさんが大丈夫♪ということで
お盆ですが教室もあります。
まあ私は毎日お盆?正月?みたいなものです。
すみません・・・m(u u)m

ところで今日は先月行った乗鞍の取材から。
もうお花畑でした!
昨年は8月に行ったので今年はお花の顔ぶれがちょっと違いました。
憧れのコマクサさんにも逢えました。
今日アップするのは初日、高山病?で吐き気を催しながら描いた渾身の1枚。(笑)



コイワカガミとアオノツガザクラのスケッチ(F4 水彩)

去年はバスのタイミングが悪くてターミナルで小一時間待ったんですよね。
そのおかげで何ともなかったんですが
今回は走って飛び乗ったくらいなタイミングで
スムーズに頂上に行けちゃったもので
このていたらく・・・
皆さんもお気をつけくださいね。
ターミナルで少し身体を慣らしてから
頂上に向かったほうがいいみたいです。
脚で登ったりチャリで走ったり(自転車、けっこういました!)する分には
大丈夫なんでしょうけれど。

具合悪いけどお花はいっぱい!
根性で描きましたが、1枚でいっぱいいっぱいでした・・・
2500円(バス代)かけて1枚・・・くぅぅ~~

そして翌日からがんばることを誓うのであった・・・

アオノツガザクラ(青の栂桜)
学名:Phyllodoce aleutica
科名:ツツジ科ツガザクラ属
種類:常緑小低木。高山植物。
分布:日本では、北海道から本州中部地方以北。
   アジア、アメリカでは、千島、樺太、カムチャツカ、アラスカ
環境:高山帯の雪渓わきなどの適度に湿り気のある岩場や草地に生育する。
   しばしば群生する。
開花期:7-8月

名前は青っぽい花をつけるツガザクラという意味である。

花言葉:「若い美しさ」

コイワカガミ(小岩鏡))
学名:Schizocodon soldanelloides f. alpinus
科名:イワウメ科イワカガミ属
種類:常緑の多年草
分布:本州。
生育場所:高山の岩場、草地、ハイマツ林
開花期:6~7月

イワカガミの高山種。
名前のようにイワカガミより小さいのが特徴だが
大きさだけでは環境により個体差があるので区別はむずかしい。
高山に生え、全体に矮小化しており、葉の鋸歯があまりとがらないものが
コイワカガミ。

花言葉:「忠実」(イワカガミ)

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