蒼い庭から

今年もこの季節がやってきました。
お庭が一番美しい蒼の季節。

小さなお花たち、可愛らしくて描きたいけれど難しい・・・。 ですよね! つかみどころがないのが難しい原因かと思います。無理やりにでも主役を決めてその子を引き立てるように他を配していきます。 片ぼかしやたらしこみなどを駆使して仕上げていきます。

動画の中でもお話していますが、ゆくゆくはこういったスケッチを元にして「蒼い庭シリーズ」を描いていこうと思っています。そちらは8/31~9/6の池袋東武さんでの個展で発表予定です。

その前に6/21~27に銀座松屋さんがあります。こちらは「お花の世界に旅をする」というテーマで描いておりますのでよろしくお願いいたします!

【使用画材】 ホワイトワトソン水彩紙 F4 透明水彩(シュミンケ・W&N・ホルベイン・ダニエルスミス) 筆(不朽堂長穂彩色(小)・アルテージュ アクアレリスト990 14号) 次回のライブ配信は5/21(日)8:00からを予定しております。 お見逃しのないよう、チャンネル登録をお願いいたします!

@micawatercolor

動画の前半は2023/5/14のライブ配信の早回し、後半はライブ後の仕上げ部分となっています。 ライブ配信をご覧になった方は5分25秒あたりからご覧ください。 まだの方はこちらからどうぞ!↓

https://youtube.com/live/FH0HD6OUCyk?feature=share

秋色モチーフ♪

まだまだ暑いけれど、暦はどんどん進み、もうお彼岸。今日の柏美術学院の教室のモチーフは彼岸花でした。うちのはまだ蕾が出たばっかりでまだまだですが、生徒さんがご自宅に咲いたものをたくさん持ってきて下さったのでそれを描きました。

うちも赤はまだまだなのですが、白いのは開きはじめていまして、今朝は早起きスケッチ。

白花の彼岸花 水彩スケッチF6

少し前に張ってあった紙がすっかり風邪引いてしまい、エッジも滲みもまるっきり利かず、絵具が染み込むだけ↘️仕方ないので、一筆で仕上げる気合いをもって臨みました。教室もあったので、30分スケッチ。意外とよい訓練かもねー。

そうそう、紙が風邪を引くというのは、滲み止めが抜けてしまった状態を指します。主に湿度が原因かな。湿度が高い場所にむき出しで紙を置いておくと滲み止めが利かなくなって、絵具を置いたときに紙の中に吸い込まれるかんじになります。ポツポツと点々ができるかんじ。絵具は全く伸びず、置いた筆のあとが消えません。対策としては、クサカベから保存袋が出てますが、スケッチブックは絵が乾いたらなるべく閉じて保管、早めに使いきる!風邪を引いてしまったら、ホルベインからマルチサイジングというメディウムが出てまして、それを塗るとある程度回復します…が、新品の紙のように戻るとは言えないかな…。でも使えるようにはなります!

https://artsalon-kashibi.com/culture/watercolor_course/

さて、以下は教室で皆さんと一緒に描いたスケッチです。

こちらは秋色あじさい。うちで花を残してもこんな綺麗にはなりません。日差しの関係でしょうか。息をのむような美しさでした。

秋色あじさいのスケッチ SM

あまりに複雑な色合いなので先にブルーやらグリーンやらオレンジやらいろいろ垂らして画面の上で転がし、ほどよいところで塩をふりました。それが乾いてから花びらを丹念に描き起こしていきます。ほぼ絵具と筆で描いてますが、仕上げ近くになってから水溶性色鉛筆で引き締めます。

https://www.nhk-cul.co.jp/sp/programs/program_438535.html

次の絵はヒメヒマワリとセンニンソウ。線路際のフェンスに絡まり、こんもりと白雪のように見える花、センニンソウ。それをちょっと失敬して、生徒さんのお庭に咲いたというヒメヒマワリとあわせました。あといただきもののブドウの葉も混ざってます。

ヒメヒマワリとセンニンソウのスケッチ SM

白くて細かい花はなかなか難しいのですが、白抜きと淡く色を入れるのの組み合わせで複雑にボリューミーに見せます。この場合はヒメヒマワリが主役をはってくれるので、だいたいの雰囲気がつかめればOK。

こちらを描いた教室は柏市松葉町の個人のお宅で開催してます。お茶飲みながらのアットホームな雰囲気の教室♪お問い合わせはお問い合わせフォームからどうぞ!

先日、尾瀬にいってまたヒツジグサをスケッチしてきました。去年より10日ほど遅い出発でしたが花がまだ咲いており、紅葉具合もほぼ去年と変わらなかったので、今年が遅いのか去年が早かったのかわかりませんがラッキーでした。画像を整理してまた後日アップしますねー!

日常に戻って

個展の後片付けも一段落し、普通に教室が始まっています。
たまにはそんな日常のお話を。

最近よくある面白動画集みたいなテレビ番組を観てました。どこか外国の防犯カメラの映像をつなぎ合わせたもので、何をしたのかわかりませんが逃げる犯人とお巡りさんが駅構内とおぼしき場所で捕物を繰り広げます。でもなんだかどっちも遅くて、よたよたと逃げる犯人を足元が危なげな年配と思われるお巡りさんがえいさ、えいさ、と追いかけます。カメラが切り替わりながらもあまり緊張感のないゆっくりしたおいかけっこが続き、最後は下りのエスカレーターを駆け上がろうとした犯人がどうがんばっても上れず、結局下で待ってたお巡りさんに捕まる、というものでした。間抜けな犯人の姿を笑ってみていたのですが、これが我が身に起ころうとは…。

火曜日の教室は午前と午後があり、間1時間の休みにお昼ごはんを食べます。デリ・フランスの10%引きチケットが翌日期限切れなのでそこのサンドイッチを食べようと外に出ました。小雨の降る8月にしては涼しい日でした。駅のデッキに上がるエスカレーターに乗ろうと向かっていたところ、ちょうど杖をついた老婦人が乗ろうとしているところでした。おっかなびっくり、といったかんじでなんだか危なげに見えたのですぐ後ろについてあげようと足を早めました。足が不自由で杖をつく身にはエスカレーターって意外と怖いものなんですよね。昔脚の骨を折ったときに痛感しました。特に雨で濡れたエスカレーターは足も杖も滑るのでほんと怖い。そしてエスカレーターで転ぶとかなり痛い。私が転んだのは階段状のエスカレーターではなくて坂道になってる動く歩道みたいなやつで、その時はケガしていたわけではなく、勢いよく歩いててツルンと滑り転倒。まあ痛いこと痛いこと!しばらく痛さで動けなかったもんね。マジお尻割れた!って思いました。「雨の日は滑りやすいのでご注意下さい」って注意書きがその時に目に入ったりして。(笑)

で、話を雨のエスカレーターに戻しますが、足早に老婦人に近づいたのですが見ているまにふらりとバランスを崩して転んでしまいました。慌てて駆け寄り助け起こそうとしましたが、老婦人の目はエスカレーターに残された荷物のほうを気にしておられます。勢いよく転んだわけではなかったのでお怪我はなさそう。咄嗟に2~3段かけ上って荷物を掴んでさっと下りようとしました。が、下りられない。
がんばって下りてもずっと同じ場所にいるかんじ。ああ、なんか見たことあるこんな光景。
そうだ、あのテレビの犯人みたいだ。ほんと、たった2~3段なのに間抜けな話ですよね。
その時は長めのワイドパンツにちょこっとヒールのある靴を履いていたし、雨でぬれたエスカレーターの怖さは身に染みてます。無理して転んで救急車って話になっても困るんで、一旦上ってしまってすぐ隣の下りのエスカレーターで下りることにしました。この間に通りかかった親切なご婦人が老婦人を助け起こして下さっていて、立ち上がれていたので一安心。荷物も無事お渡しでき、近くのエレベーターにご案内しました。めでたしめでたし。

最近はバリアフリーが進んでいるので駅前であればたいていエレベーターがあります。これも怪我したときに気がついたことで、歩けてるときはそんなこと思いもよらなかった。エスカレーターや階段で危険を冒すより移動が大変でもエレベーターのほうがずっといいもんね。わからなければ駅員さんとかに聞けばわかるはず。万が一のときのために元気に歩けてる時にちょっとチェックしとくとよいですよー。

そしてエレベーターの逆走はやめたほうがいい!(笑)

フウセンカズラのスケッチ

ツリガネニンジンのスケッチ

その日の教室で描いたフウセンカズラとツリガネニンジン。教室やりながらなのであまり時間は取れないのですが、みなさん、楽しそうに描いてるので私も描きたくなっちゃうんですよね。うちのフウセンカズラは種まきが遅かったせいかまだ実が大きくなってませんが、これをもってきて下さった方のお宅ではまさに鈴なり状態らしいです。ツリガネニンジンは別の方がもってきて下さったのですが、こんなに花付きがよいのはそうそうありません。こんなのがニョキニョキ咲いてるってうらやましい!描いている間に萎んできてしまいました↘️水あげがあまりよくないのが難点です。

ありがとうございました!個展は無事終了しました。

去る8/23、個展は無事に終了いたしました。
「猛暑+コロナ高止まり」の状況でしたのでまず急に中止とかにならないか、そして皆さんがきてくださるのかなどいろいろ心配でしたが、無事に開催できてホッとしています。
そして驚くほどたくさんの方がSNSやブログ、YouTubeを見て来てくださいました。
本当に本当にありがとうございました。
デパートの個展というのは結果にシビアです。
有名作家でも何でもないわたしなぞは売り上げ目標を達してなんぼ。
売れなければ次はありません。
今回はちょいと目標には達しませんでしたがこの状況でこんなにも大勢の方々においでいただき、いい感じのご感想をいただいているのをスタッフの方々のお耳にも入ってたので、首の皮一枚?!で次が決まりました!

いただいたお花のスケッチ@個展会場にて 水彩スケッチSM

普段はほとんど引きこもって絵を描いたりおやつを作ったりたまに出かけたと思ったら、山だったり、こんなわたくしがひっきりなしに来てくださるお客様とお話しし続けるという普段と180度違う生活を一週間。疲れなかったというと嘘になりますが、SNSで会ったこともない方とお話しするのは本当に嬉しくていろいろ発見もありました。新しい出会いってよいものですね♪
逆に昔からの知り合いや元生徒さん、学生時代の友人と会うのも楽しかった。
コロナでほとんど会えてませんでしたしね。
私は人に恵まれている、と実感し感謝した一週間でした。
ありがとうございました。

普段生徒さんによく見ていただいているのもこのブログに載せているのもほぼスケッチなのですが、私の制作にはスケッチが必要で、作品の量のたぶん10倍はスケッチをしていて、その大半は役立たないままファイルのなかに眠っています。
それらを凝縮して作品にするときは人の気持ちを明るくしたりやさしくしたり何かプラスのエネルギーをもたらしたいと願って制作しています。
作家によってスタイルは違います。社会に潜む問題をつきつけたり、つよく訴えたいメッセージをもっていたり、そういう作品本当に素晴らしいと思いますし、観に行くと大いに感銘を受けます。けれど私の中にはそういうものはなく、それで悩んだりもしましたが、ないものはない。
それよりも巫女のように自然の花々から受けたメッセージを、その生きざまをそのままおろしてくるのが私の絵なのだと思うようになりました。
外でじっとスケッチをしていると実にいろんなことに気が付きます。
この花はなぜこんなかたちをしているのだろう。
どんな虫が来てどういう関係を結んでいるのだろう。
なぜここで咲いているんだろう。
お花はきれいなだけではなく実にしたたか。
やってくる虫たちも負けずに賢い。
そんな生きるエネルギーみたいなものを持ち帰って皆さんに還元したい。
普通に人生って辛いことや悲しいことが多いから、少しでも明るい気持ちや生きるエネルギーを分かち合いたい。
そんなかんじでゆる~く制作しております。
どうぞこれからもお付き合いいただけたら嬉しいです。

次回の松屋個展は来年の6月です。

季節が入れ替わる

夏の花のスケッチ

梅雨が明けたとたん、きつい日差しが照りつけ恐ろしいほどに気温があがったので、まだまだ美しく咲いていた紫陽花は一気に茶色っぽく乾燥し、青い花々はチリチリになった。いつの間にかヒオウギスイセンが明るいオレンジ色の花びらを金魚のようにちらつかせ、ノウゼンカズラが夏の日差しを跳ね返している。

このスケッチにあるノイバラは生徒さんのおうちのものでうちのはすっかり茶色に縮こまっている。園芸シオンは辛うじて美しさを保っているけど、雨の日のしっとりした色は失ってしまった。

夏の花のスケッチはきつい。早起きしなくちゃいけないからね。明日は朝顔かツユクサか。がんばりまーす!

日帰り日光

個展の準備真っ只中、マジ忙しいんです。とてもきのこを見に行くなんて…なんて…

ごめん、大好きだぁーーーー!

タモギタケ

というわけで東武線を乗り継いで行ってきました。きのこって見ようと思ってもなかなか見られるものではないんですよねー。だいたいこの辺りには出るってわかっても、雨の具合や気温なんかでタイミングが変わります。お友達から出てると聞いたので矢も盾もたまらず行ってしまいました。

タモギタケ F6スケッチ

辺りはとんぼだらけ。羽を虹色に輝かせながらツイツイとすべるように飛翔していきます。

今回、この暑さから逃れたいきもちもあったのですが、こんな暑い日光は初めてでした。

いや、うちの近所にくらべたら雲泥の差ですよ。あの地獄のような暑さではないんだけど、日差しが強烈で、森の木々の木漏れ日が当たるところの草はしおっとしてました。タモギタケも白っぽいものが多くて、これは暑さか日差しのせい?鮮やかなレモンイエローのものは少なかったように思います。

そしてもうひとつの目的♪

オダマキ!!!

しゃくなげ橋のちかくにて。

沢のオダマキ F6スケッチ

これが描きたかったんだよねー!

そこからてくてく竜頭の滝に向かって歩くとこんな光景が!

竜頭の滝上流にて。F4スケッチ

夕いろに輝く水面に心ひかれ、あまり時間はなかったのだけど、ささっとスケッチ。

下の急流は滝とまではいかないけど高低差のあるなかなか激しい流れ。そこから水鳥が駆け上がってきました。光る水面が舞台のようにシルエットとなった彼を迎え入れます。刻々と変化する水色を捉えるのは至難の技。最初に置いた色になるべくさわらぬよう、1時間ほどでやめました。

夢のような1日はおわり。

個展準備、しっかりいこー!

地獄のような暑さですが、みなさま、どうぞお身体気をつけてお過ごし下さいね。

最後に涼しげな動画を少々。

今回は、熊さんには会いませんでした。

暑い夏がきた

まだ6月なのに梅雨明け!しかも猛暑!しかも節電!今年の夏はまたさらにキツそうですね。

涼しげなスケッチを1枚。

万華鏡のスケッチ

万華鏡という名の紫陽花でベランダで育てているのですが、昨年冬の植え替えの時にコガネムシの幼虫に入られていることに気がつきました。パンパンに張ってたはずの根っこが、いとも簡単にすぽっと抜けてしまいます。コロコロとよく太った白い幼虫が何匹もでてきました。

ふざけるなぁぁぁーー!!!

土は総取り替え、オルトランDXをまぜこんで対策しました。紫陽花にしてみれば、冬寝てる間に「あれ?あたい、ちっちゃくなってる?」みたいなものでしょう。春にはちゃんと新芽が出てきたし蕾もあがってきたのですが、去年に比べると花つきも花の大きさも段違い…ほっそりした小ぶりな花は去年は水色が強かったのに今年はほぼピンク。でもまあ、これはこれなりに綺麗なのでいっか。

花付きは来年に請うご期待!

こちらは生徒さんのお庭から。赤いスイートピー、今度植えてみようかな♪

20分をめざす動画

20分で仕上げたいと思ってはいるんですよ。
でもそこに葉っぱがあったら描きたいじゃないですか。
細かいと燃えるじゃないですか。
楽しくなっちゃうじゃないですか。
もう止まりませんよね。

…次はがんばります。

オジギソウ水彩スケッチ195×270㎜ バルビゾン水彩紙

使用画材:バルビゾン水彩紙195×270㎜
     透明水彩(シュミンケ・W&N・ホルベイン)
     筆(不朽堂 長穂彩色(小))

羊をもとめて

急に涼しくなって夏が終わった感が漂いますが、皆様お元気でしょうか。
くれぐれも油断召されるな、まだ夏はその辺に潜んでいそうです。

あの地獄のように暑かった土曜日、私は尾瀬に向かいました。
湿原の花々を描きに。
でもね、意外と終わりに近かったんです。
なんとなく秋の気配さえただよってました。
日差しは刺すような強さがあって気温もそこそこ高かったのですが・・・
ビジターセンターで展示されていた尾瀬の花マップを見たところ

・・・これだ。

と、ピンときた写真がありました。
これが見たい!描きたい!
ヒツジグサ!

野生の睡蓮なんですが、なんとも可憐。
そこにいらした職員の方に詳しい場所を伺って探しに行きました。

そしてあったよ~!

ヒツジグサの水彩スケッチF6

着いたのは10時くらいだったんだけれど、しっかりつぼんでました。
早朝に咲いちゃったのかと不安になりましたがきれいに紅葉した葉っぱを描いているうちに開き始めました。
ヒツジグサの羊は時刻の羊の刻のことで午後2時くらい。
その頃に開くか閉じるかなのでヒツジグサの名がついたという説明がありました。
開き始めたのは11時くらいだったので、閉じるのが2時なのでしょう。
意外とお寝坊さんです。
オニヤンマやイトトンボが卵を産みに来ます。
サンショウウオでしょうか、かわいい爬虫類が水面に上がってきて呼吸をしてまた沈んでゆきました。下のほうにいます。

ヒツジグサの水彩スケッチF6

なかなか良き所で開いてくれないヒツジグサ。
花はちょっと遠いけど、紅葉した葉っぱが美しい。

さて、これをどう絵にしようか。
しばしお待ちくださいね。

ヒツジグサ(未草、学名Nymphaea tetragona
スイレン科スイレン属
北米北西部、ヨーロッパ東北部、シベリア東アジアインド北部にかけて分布し、海抜 0 m の地域から標高 4,000 m の高地まで報告されている。
日本では北海道から九州にかけて生育している。
多年生水草の1種で水底にを張った地下茎から長い葉柄を伸ばし、水面に円形の葉を浮かべる。
花期は6月から9月、長い花柄の先についた1個の花が水面上で咲く。
花の大きさは直径 3–7 cm萼片が4枚、多数の白い花弁と黄色い雄蕊がらせん状についている。
ヒツジグサの名の由来は、未の刻 (午後2時) 頃にを咲かせるためとされることが多いがこの頃に花が閉じ始めるためともされる。

花言葉は「清純な心、純潔、信頼」

水彩で20分スケッチ

おととい、尾瀬にスケッチに行ってきました。
お天気が崩れる寸前に帰ってこれてラッキーでした。

せっかく行ってもスケッチがうまくいかないと、自分をどつきたくなります。
これは遠出した時だけではなく、偶然に美しいものに出会ったとき、
もうその一瞬にしか描けないものってありますよね。
その時のために日々訓練を怠ってはならないのです。
(↑自分に言い聞かせてます。www)
まあね~、訓練してても失敗するときはします。
今回も1枚破り捨てましたし。
それでも成功確率を上げる努力って必要だと思うんですよね。
もちろん写真を見たら後からでも描けます。
でもその場の空気を描けたものって粗くても不完全でも魅力があって
のちのち作品にするときに役に立ちます。
そんなわけでこんな感じで描いてますという20分スケッチ。

DSC_9252

使用画材:ラングトン水彩紙コットン100荒目F3
     透明水彩(シュミンケ・W&N・ホルベイン)
     筆(不朽堂 長穂彩色(小))

尾瀬のスケッチは整理してまた次回にでもアップしますね!