今日は冷たい雨。
きのうはほの暖かかったのに。
今日もスケッチはお休み。
昨日は雨の中、あんみつ号で柏の葉まで映画を観に行った。
THIS IS IT
高校生のときクラスメイトに、MJのジャパンツアーを観に行った子がいた。
みんなで取り囲んで どうだった?どうだった?!
その子も大興奮。
どんなにマイケルがすばらしかったかをまくしたてる。
「それでね、すっごい興奮しちゃって『マイケル~!マイケル~!!』ってずっと叫んでたの。
そしたら前にいた人が、くるっと振り向いて『マイケル、じゃない!マイコ~(巻き舌)よ!』っていうの。
あたしムカッときちゃってさ~….」
ふだん気の優しい彼女がどんな反撃をしたのかみんな身を乗り出す。
「それからずっとマイコ~!って叫んでやった。」
なんだ!言うこと聞いちゃってるじゃん!
大爆笑。
それから私たちの間では彼はマイケル、ではなくマイコ~になった。
いつかは私も行きたい、と思っていたけれど
変な噂ばかり流れてくるし、かっこよかった褐色の肌は白くなり、お顔もどんどん変わってしまった。
ロンドンツアーの話をきいたとき、マイコ~はかつてのように歌って踊れるんだろうかとおもった。
とんでもない!
マイコ~の歌もダンスもなにもかも、よりすばらしくなっていた。
なんで彼から遠ざかってしまってたんだろう、と後悔したのは私だけじゃあるまい。
天才
スーパースター
まさに彼のことだ。
死んでしまったなんて信じられない。
すごい倍率のオーディションを勝ち抜いて厳しい練習を繰り返してきたバックダンサーたち。
MJの要求する音を必死でつかもうとするミュージシャンたち。
支える一流のスタッフたち。
きっと、ものすごいステージになるところだったのだろう。
チケットすら持ってなかったわたしがこんなにがっかりするんだもの
周りの人の悲しみはいかばかりか…。
ぜひ、もいちど観たい映画だ。