はろりん

軽井沢駅からほど近い
池の周辺の紅葉がきれいだという。

その池の上手に美しい小川があった。


すきとおった水の間にクレソンがいっぱい生えている。
でも「蛍がいるのでとらないで下さい。」とあった。
蛍の子供のおうちなのかもしれない。

ここで蛍を見られたらさぞ幻想的…。



今週末がハロウィンらしい。
甥っ子Bくんは「はろりん」だって。(笑)
ハッピーはろりん!

軽井沢へ

軽井沢で「きのこの版画展」をやっている。

「行ってみたいなぁ」

と母が言うので連れて行くことにした。

2人の予定が合ったのが28日、29日。
天気予報は2日とも雨。
おまけに台風が近づいている。

「どうする…?」
「目的は版画展だから行こう。」

冷たい雨の降る中出発した。
家を出たのがのんびり気味だったのと工事渋滞に巻き込まれたのとで
昼食にはずいぶん遅い時間に軽井沢に着いた。
途中見えた山々は水墨画のように霧につつまれて
それはそれでとても美しかった。

スターグリルさんに到着したのは3時すぎ。
ランチの時間はすぎてしまったけれど
気になっていたランチ限定のきのこカレーを食べる事ができた。


ほんのりトリュフ風味のカレー。
上にトッピングされているのは
オオツガタケ、ササクレヒトヨタケ、シモフリシメジのフリッター。

実はわたしはトリュフの味を知らないので…
トリュフ風味というのはこれがそうかな?というかんじだったのだけど
とても美味しいカレーでした。

きのこたちのフリッター、美味しかったです♪


こちらはフォアグラときのこのテリーヌ。
びっくりするくらい美味しかった!!

どれを食べてもシェフのお人柄そのままのやわらかなやさしい味。
外食するといつも、しょっぱいとか脂っこいという理由で胃もたれしてしまう母が
おいしい、とぺろりといただいてしまった。

…ところでテリーヌの間に入ってるの、なんのきのこでしたっけ..??
いいお味でした。

運転手なのでワインが飲めなかったのが残念!

宿泊はスターグリルさんのすぐ近くのプリンスホテルのコテージ。
お掃除の方から「お天気がよくなるように」とのメッセージとともに
こんなかわいいてるてる坊主ちゃんが。


そして奇跡が!
てるてる坊主ちゃんが効いて
翌日晴れた~~~!!!


でも寒いので(12月の気温!)
コテージのお部屋からスケッチする母。

私は朝のお散歩で集めたかわいい葉っぱたちをスケッチ。


温泉三昧、お散歩三昧、なかなかよい旅でした♪

くだものの秋

今日はぶどう。

先日のお教室で生徒さんが
葉っぱつきをわざわざ持ってきて下さった。
ご主人が丹精込めて作られてるとのこと。


見た目のみならず
味も香りもすばらしかった♪
ありがとうございました。

雨を呼ぶ

うつくしいりんどうを見つけて描き始めたときはすでに雨雲がたちこめていた。

「くるるる けるるる」水気をふくんだ雨蛙の声。
呼応するようにたくさんの雨蛙がいっぺんに鳴きはじめる。
「くるるる けるるる」あたりは大合唱となる。

しばらくするとさらさらと雨が降り始めた。
大合唱は役目がおわったとばかり、ぴたりとやんでしまう。

あきらめきれずにぐずぐずと画面をいじっていたら
すっかり水玉模様になってしまった。


雨蛙、とはよくいったもので
雨の湿気を感じて鳴くのだろうとあたまではおもうのだけれど
あの声で雨を呼んだようにかんじてしまう。

雨音をききながらうとうとしていたらいつのまにか夕方ちかく。


あわてて描いたけれどつるべ落としの秋の日はあっというまに暮れてしまった。


しかたないのでちょきんと枝をいただいておうちで描いた。

どうもうまく描けない。


せっかく切ってもらってきたのに
なんだかあわてて描いた夕方のスケッチがいちばんいいみたい。
りんどうさんに申し訳ない。

お花がいっぱい!

ふふふ。雨がやんだ♪
あんみつちゃん、お外に行きましょう。

そう言うと、よろこんでばたばた暴れだす。
準備してる間が待ちきれないようす。
あんまり暴れて叱られたりして。
そのくせ出るまでが慎重。
ドアを開けても顔だしてはひっこめ、また戻ったり…。
こういう慎重な性格だから兄弟の中たった1匹生き残ったんだよね。

お外に出てもこの頃は忠犬さながら、絵を描く私のそばに座りこんでる。
昔は颯爽と出かけていろいろ捕まえてきたのにね。


白の秋明菊が満開になった。
曇り空にむかってうすく輝いている。

今日は秋のお花の寄せ植えを作った。


トウテイラン、千日小坊、と札に書いてあった。
紫のにょろにょろみたいなのがトウテイラン。
千日小坊は千日紅をうんと小さくしたみたい。
かわいい♪


大文字草も買っちゃった。



近くで見るとほんとに大の字!



ピンクの秋明菊。
なんてスィートな色。

おばけみたいな

雨だ~!

しかたないのでこの前のお山でのスケッチを。


なんだかわかるかな…?
これもきのこ。
ブナハリタケというらしい。
横から見るとフリンジのようにみえるところが
裏から見ると「ハリ」状のものがびっちり。
食べられるときいて持って帰ったはよいけれど
クリームパスタにしたら…
香りはよいのだけれど(描いてるうちから香ってた!)
口当たりがもさもさとしてあんまりおいしくなかった。

このきのこを半分くらいスターグリルさんに置いてきたのだけれど…
どうやってお料理したのかとても気になるところ。

お料理といえば…


先日のりんごさんはうすももいろのジャムに。
ヨーグルトにぴったり!

このジャムでタルトを作った。

チーズケーキの下にりんごジャム、ほしぶどう、やまぶどうのジャムが入ってる。

りんごジャムの水分をもっと煮詰めればよかった~!><
見た目がイマイチ!
でもこのでろでろした部分は
りんごの甘い香りとやまぶどうの酸味がぴったりで
味はよかったのですよう。

お庭から

今、お庭は秋明菊とホトトギスが満開。
おもわずほおが緩んでしまうようなかわいらしさ。


お部屋にも飾る。
ほうっとそこだけ空気がやさしくなる。

みちくさ…

今日は「野の花を描く」の講座の日。
曇っていて肌寒いくらいなので自転車にはちょうど良い。
うちから柏まで約40分。
ちょっと早めにでて文字通り道草を摘みながら行く。


今回はこちらのクサギは持って行かなかったけれど。
(帰りに見つけてしまった!ああ残念…)

目的は前回人気だった烏瓜。
道々見つけてはリュックにつめる。
なんだかあやしい初めて見る実ももっていってみる。
誰かがこの実のことを知ってるかも。

こういう出勤はたのしい。
うっかり遅刻しそうになる。

ひかるきのこ

ひかるきのこを見たことがある。
以前、国立科学博物館のデータ整理のアルバイトをしていたときに
菌類のふしぎ展に出すために栽培していたのをみせていただいたのだ。
暗闇の中でぼうっと青白くひかるきのこは神秘的だった。
これをビーカーの中ではなく、山で見たなら本当に感動してしまうだろうなと思った。

ツキヨタケの撮影に行く、というので連れて行っていただいた。

写真は以前、ブログにのっているのを拝見したことがあって
黄緑色の蛍光色に光っているのを見て「ちょっとコワい」と言ったらがっかりされた。
実際はもっと白く弱い光り方なのだそう。

明るいうちにきのこを探しておいて暗くなるのを待つ。
たくさん見つかった。
なんだか美味しそうなきのこだけれど毒なのだそうだ。

夜、まっ暗な中、薮をかきわけて進む。

あ!!

あの茶色くてごく普通に見えたきのこが月夜に輝く夜桜のように青白く発光している。
ほうっとしたほのかな光。
なんだか感動してしまってぼうっと立ち尽くす。

翌朝、敬意をこめてスケッチ。


夜、このきのこが光ってるようすを想像する。
熊が近くを通ってるかもしれない。
鹿の甲高い鳴き声もきこえる。
風がふいて木の葉がざわざわと鳴る。
ちいさななめこも傘をひろげてゆく。

そうやって眠るととてもきもちがよい。