今年はやけにうちの野いばらの勢いがよかった。
2階から見たら白い大きな花束のようできれいだった!
あたり一面、よい香りに満ちていた。
べつに植えたわけではない。
たぶん小鳥さんが運んできたのだ。
このぶんだと今年の晩秋には立派な実がいっぱいなることだろうな。
花も美しいけれど実もよい香りがして見目麗しい。
今日はお天気が悪くなるといわれていたのに意外とよかった。
こんな涼しい日はスケッチに行きたかったけれど
残念ながら夕方まで用事が片付かず、
結局スケッチブックを持って飛び出したのは5時。
色づき始めた桑の実を描きだしてまもなく日が暮れてしまった。。。
ノイバラ:バラ科の落葉性のつる性低木
沖縄以外の日本各地の山野に多く自生する。
花言葉は「素朴な愛」「孤独」「才能」「詩」
道の辺の うまらの末(うれ)に 這(は)ほ豆の からまる君を はなれか行かむ
丈部鳥(はせつかべのとり) 巻二十 4352
私はこれから、道ばたの茨の枝先に這いまわる豆のようにまつわりつく君に別れて行くのだろうか。
防人のうたのようです。
うまら、というのがノイバラ古名。