夏は虫が元気


暑い日が続く。
夜に渋谷に出かけてからなんだか疲れてしまって
早起きをサボってたのだけれど
今朝久しぶりにスケッチに出かけた。
キツネノカミソリはすっかり終わってた。
今日は前から気になっていた蔓草を描くことにする。


オニドコロとおもわれる。
雄花と雌花があるようで
ここは両方の株がからまりあってる。
ふさふさ白っぽいのが上向きにつくのが雄花
ハート型の実になる部分?のうえに
ちょこんと咲いて房状に垂れてるのが雌花。
へクソカズラもからまっている。

やはり夏は虫の勢いがすごい。
とんぼはたくさんくるし
蝉の声がうるさいくらいで
抜け殻もいたるところにくっついている。
ちょうちょ、蛾、かまきり、はんみょう、毛虫
蜘蛛、、、、いっぱい見たなぁ。
それにしても土が
からからに乾いている。
そういえば何日雨が降ってないだろう?
きのこなんて出ないね。
残念。

オニドコロ:Dioscorea tokoro
   ユリ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属の蔓性多年草
   日本全国の山野で見かけられる。
   根にかたまりができることから「凝(とこり)」、
  これが「ところ」に変化したといわれる。
  また「”とろり”と凝った汁」ができることから、
  そこからいろいろ変化したとの説もある。
   ひげ根の多い太く曲がった根を、海の老人「海老」に対して
   野の老人「野老(ところ)」と例え、
   大きな葉を持つところから「鬼野老(オニドコロ)」となった。
   でも葉っぱはハート型でかわいい♪
   根茎の”ひげ根”を並べて干し、
  正月の蓬莱(ほうらい)飾りとする。
 (老人に見立てて長寿を祈る)
   根は細かく砕いて魚毒としても用いられていた。
   花期 7~8月
   花言葉は「子だくさんの」(雄花序の多さから)

山寺の かなしさつげよ ところほり  松尾芭蕉

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