アミガサタケの木版画。
桜の季節はきのこに目もくれずに
桜のスケッチにいそしむわたし。
ところが風が強まり
桜がぶんぶん揺れて描けなくなった。
ふと足元にアミガサタケの立派な株が!
きのこは風に揺れない。
そんなラッキーないきさつで描いたスケッチから
おこした版画。
このアミガサのアミを彫るのに半日かかってしまった。(笑)
今日はおとといの恵比寿のあとのおはなしを。
夏の文化村のときにyuraric
さんに
めがねケースを注文した。
それができた、とだいぶまえに連絡をいただいてたのだけれど
なかなか取りにいけずにいたのを
恵比寿からてくてく歩いて
東急文化村まで取りにいったのだった。
わぁ~!!^^
やっぱりカワイイ!
あんみつさんときのこ。
これは超コンパクトサイズ。
会場においてあっためがねケースがちょっと大きかったので
それをいうと、ひろはたさんが
ペンケースを短くしたら、と提案してくださり
わたしのめがねジャストサイズに。
しかも黒猫、きのこ、
まさにわたしのためのめがねケース!!!
飼い猫、飼い犬の写真があれば
そっくりに作ってくださるそう。
ご興味ある方はyuraricさんまで!
で、このあとルオーを観にいこうとおもっていたのだけれど
4号の絵を額縁つきで持ち歩いてたので
重い重い・・・。
とても新橋まで移動する気になれない。
ふとポスターが目に入ってこちらを観ることにした。
巨匠たちの英国水彩画展
こちらはブロガー企画で入ったのではないので
写真はなし。残念。
荷物が重かったのでカタログの購入もあきらめた。
残念。
地理の記録のためのものから
水彩画として発展していくまでの展開を追った展示。
観光旅行というものが始まって
そこからニーズが出た風景画は
やはり美しい。
写真のなかった時代、行った場所の絵を求めた。
山あり森あり遠景に水辺あり
こまごまと動物や人の姿もある。
優美な雲のかたち、空の色。。。
見ていて楽しい。
そこから観光地、立派な建物なんかの絵もでてくる。
これもものすごくて
美しく細かい彫刻の施された壁や
凝った造りの柱や屋根
これらが鉛筆で細かく描かれ、水彩で彩られている。
やがて本の挿絵に使われるような物語の絵、
人物画などもでてくる。
水彩画は油彩とちがって
権力者や教会などに納めるものではなく
お金持ちではあるとおもうけれど
一般の人々が買い求めるものだったらしく
その時代時代でニーズにあわせたモチーフが描かれている。
人々に求められればやはり画家も気合入るよね。
どれも美しかったけれど
なかでもやはりターナーはすごい!
「ルツェルン湖の月明かり、彼方にリギ山を望む」
という絵の前ではしばらく動けなくなった。
ずいぶんすいていて見やすいな、とおもったら
始まったばかりなのだね。
これはかなり見ごたえのある素敵な展覧会だったので
早めに行かれることをおすすめします!
12月9日まで。