よりすぐりの桑の実で


今日はなかなかよい雨が降った。
植物たちが活き活きしてる。

今日は梅雨入りするまえに収穫したこちらをアップ。
まずは収穫!だったのでスケッチ始めたのが夕方で
描いてるうちに日が暮れてしまった。

今年初めて気づいたのだけれど、桑の実は木によって味がちがう。
なんとおなじ木でも枝によっても味がちがう!
意外と立派でたわわに実ってる枝よりも
チョイ少なめの枝のほうが味が濃くって甘かったりする。
いつももぎに行く川原には真桑の木がたくさんあるので
味見をして美味しい枝から完熟のだけを集める、という贅沢なもぎ方。
しかも帰ってすぐにもぎたてをジャムにした。
ご想像通り、おいし~い!

フルーティーな独特の味。
わたしはこうしてヨーグルトにかけたり
パンにつけたりするのだけれど
見た目がちょっと虫っぽいのと
生の実を食べたことのある方はご存知かとおもうのだけれど
ちょっとぬるっとするでしょ?
あれがジャムにするとちょっとだけ糸をひくようなかんじになるので
いまいち家族に評判が悪い。

ところが・・・

パウンドケーキに混ぜ込んで焼くとみんなよろこんで食べてくれる。
口当たりもしっとり、香りもほんのり。

わたしはさらにジャムもかけちゃうもんね~。
甘さ控えめにしてあるのでちょうどよいよ。

・・・だれですかっ?!王蟲だなんて言うのはっ!!

*桑の実ケーキレシピ*

バター 100g
砂糖(わたしは花見糖を使用。茶色いやつ)60g
たまご 2個
アーモンドプードル 40g
米粉、小麦粉半々合わせて75g(なければ全部小麦粉でも)
ベーキングパウダー 小さじ半分
レモン汁半個ぶんほど
レモンの皮少しだけすりおろす
桑の実ジャム(汁を切って)90g

桑の実ジャムの汁+ブランデー少々 適量

室温にしたバターをクリーム状に混ぜて砂糖を加える。
よく混ざったらたまごを1個入れ、よく混ざったら
アーモンドプードル、粉の半分、レモンの皮、
レモン汁、桑の実ジャム、もう一個のたまごの順にいれ
泡だて器でよく混ぜた後、残りの粉を加えてゴムべらで切るように混ぜる。
クッキングペーパーをしいた型に流し、
真ん中に切れ目を入れて160℃のオーブンで45分焼く。
焼けたらすぐに桑の実ジャムの汁とブランデーを混ぜたものを
適量かけてから冷ます。

たまたまうちにあった米粉を使ったら
もちもちしておいしかった~!
レモンをいれないと黒っぽいケーキになるのがおもしろい。
いろいろ試してこのレシピに落ち着きました。
試食させられた方々、ありがと~。

ぜひお試しあれ!

あ、ジャムは甘さ控えめ、実の30%ほどのお砂糖で作ってます。
煮すぎないのがポイントでしばらくお砂糖をまぶしておいて
煮るのは15分くらいかなあ・・・
様子見ながら作ってみてくださいね。

マグワ
学名: Morus alba
科目:クワ科クワ属
別名:クワ カラグワ
 実:6月-7月
分布: 中国原産で養蚕用に植えられ、各地で野生化。
果実は桑の実、どどめ、マルベリー (Mulberry) と呼ばれ、
地方によっては桑酒として果実酒の原料となる。
その果実は甘酸っぱく、美味であり、
高い抗酸化作用で知られる色素・アントシアニンをはじめとする
ポリフェノールを多く含有する。
花言葉:「知性」「わたしはあなたを助けません」←なんという花言葉!!

“よりすぐりの桑の実で” への2件の返信

  1. Unknown
    はい、確かに王蟲と言ったのは僕でありんす。。今見ても王蟲と破壊された街ペジテにしか見えないよ~、、しかししかし、、美香さんだって

    「見た目がちょっと虫っぽい」
    などと自爆してはおりませぬか??(笑)

  2. Unknown
    はい、犯人はいりささんですね~。
    あれ以来、この歌を口ずさみながら食べてます。
    ♪らん らんらららんらんらん♪
    「殺さないで~!」ぱく。

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