庭は母の管轄なので勝手に何か植えたらおこられる。
したがって母が何を育ててるかはお花が咲くとか実がなるとか
何かおこってみないとわからない。
それでもわたしも多少は影響をおよぼしていて
わたしが拾ってきたウグイスカグラの実だとか
ヤマモモの実だとかアミガサタケだとか
そんなものからいろいろかわったものが生じている。
(こっそり蒔いてる?!)
それにしてもちょこっとめずらしい鉢植え。
ねじ花!
よく公園の芝生なんかでみかけるけど
これだけ単独で育てるとむつかしいらしい。
他の草花を植えてた鉢にたまたま出てきたのを
こうして大事に育ててる、ということなんだろう。
いや、ほっといてるだけかな。
お花が咲くと目立つ場所に飾られる。
お花が枯れてしまえば木下家ジャングルにほいっと置かれる。
母はよいかげんのいい加減さをわきまえてるんだろう。
この花も一見几帳面に順番こに咲いているようで
右巻きだったり左巻きだったり
なかなかにいい加減みたいだし・・・。
ネジバナ(捩花)
学名:Spiranthes sinensis var. amoena
科目:ラン科ネジバナ属
別名:「捩摺(もじずり)」「ネジレバナ」「ネジリバナ」「ねじり草(そう)」
開花:4-9月
分布:日本全土、ヨーロッパ東部からシベリアにかけて、
温帯・熱帯アジア全域、オセアニアなどに広く分布。
右巻きと左巻きの両方があり、中には花序がねじれない個体や
途中でねじれ方が変わる個体もある。
右巻きと左巻きの比率は大体1対1である。
白花や緑色の個体もしばしば見られる。
サツキや他種の山野草を植えた鉢に落ちた種子から発芽した株が
非常に強健に育つにもかかわらず、
ネジバナ単独で鉢植え栽培をしようとすると
栽培がかなり難しい場合がある。
ネジバナの根は菌根となって菌類と共生している。
花言葉:「思慕」
「みちのくの
しのぶもじずり 誰ゆえに
乱れむと思ふ
我ならなくに」
古今集
河原左大臣