青から赤へ


ベランダに毎年植える朝顔だけれど
今年は失敗してしまった。
植える時期がわるかったのか
芽がでたことはでたのだけれど
強すぎる日差しか
はたまた降り続いた雨のせいか
みんな双葉の根元がへなりと折れてしまって
なんと1本も育たなかったのだ。
こんなことは初めて!
小学生でさえ上手に育てるというのに。
あまった種を裏の空き地にまいておいたのが
かろうじて咲いた。
でも土の成分のせいなのか
それとも先祖がえりをしたのか
みずいろか濃い紺色だったはずのお花が
赤紫になった。

先週の暑さがうそのような
今日の涼しさ。
あさがおも息を吹き返したようにみえる。
そろそろ早起きを再開して
暑いから、とサボっていたもろもろをがんばらねばね。

アサガオ(朝顔)
学名:Ipomoea nil
科名:ヒルガオ科サツマイモ属
別名:中国語で牽牛
開花期:7~9月

世界的に見ても、これほど形態が多種多様に変化した園芸植物は他にない。
ほとんどの変異は江戸時代に生まれたものである。
変異の著しいものには種子を作る事ができないものもある。
アサガオは一年草であるが「出物」と呼ばれる変化は種子ができないか
非常に結実しにくいため系統の維持ができず、
変化が発現しなかった株により遺伝的に伝えて行くしかない。
したがってたくさんの種をまき、
小苗の内に葉の特徴から変化を有している株を選び出す必要がある。
そのため江戸時代の人々は経験的にメンデルの法則を知っていたとも言われる。

花言葉:「愛情」「平静」「愛情の絆」「結束」「短い愛」「明日もさわやかに」「はかない恋」

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