今日のきのこは近所の森のもの。
この時期はうちのちかくでもいろんなきのこが発生する。
ぽちぽちが美しいテングタケ。
ムラサキヤマドリタケのちびっこもいっしょ。
別の日のテングタケ。
すらりと立ってる。
このテングタケのぽちぽちを描くのに
マスク液を使用。
知っている方も多いと思うけれど液状のゴムである。
コーティングして紙の白を残すためのもの。
この絵の場合、ぽちぽちのところに塗っておいて
乾かしてから絵具を塗り、さらに絵具が乾いてから
マスク液をはがすともとの紙のいろ、つまり白が出るのでぽちぽちが表現できる。
壜に入っていて筆で使うものもあるのだけれど
壜は重いのでスポイト状の容器に入っているものを携帯している。
このマスク液、平地ではよいのだけれど
ちょっと高度のあるお山に行くと大変。
日光で失敗しているのだけれど
キャップを外したら出るわ出るわ・・・
中身の流出、止まらず~!!!
使ったことのある方ならご存知かとおもうけれど
これは厚塗りしすぎると乾かなくって
次の行程に進めなくなってしまう。
しかもスケッチブックも閉じられない。
気圧の関係で膨張しちゃうんですな・・・
2回もやっちゃった。
テングタケ
学名:Amanita pantherina
科目:テングタケ科
環境:広葉樹の林の中の地上に単生する。
季節:夏~秋
別名:ヒョウタケ(豹茸)、ハエトリタケ(蠅取茸)
有毒で、食べると下痢や嘔吐、幻覚などの症状を引き起こし
最悪の場合、意識不明に至ることもある。
毒の成分はイボテン酸で、うまみ成分でもある。
また、この成分は殺蝿作用もあり、同じ成分を含むベニテングタケよりも強い毒をもつ。
殺蝿作用からハエトリタケの別名が付いた