またまた蟻さん


これもちょっと前のスケッチ、シデコブシ。
なんだか写真がうまく撮れてなくて色がぜんぜんちがう・・・
そのうち撮りなおします。><

このお花、夢のようにきれいなんだよね~。
林の中、低い枝を見つけて描いた。

今日も蟻さんのおはなし。
猫がいた頃は餌にたかられちゃってたいへんだったけれど
今はたかるものなんかないはず。
それでも雨の前になると彼らはおうちに入ってこようとするのだ。
雨の降りそうなある朝ふとみると植木鉢に向かって行列を作っていた。
雨に濡れるベランダから快適な屋内に引越し場所を求めていたらしい。
丁重にお断り申し上げて掃除器で吸ってしまった。
(植木鉢はベランダに出したのだけれど屋外だと魅力がなくなったらしく
 蟻はいなくなっていた)
どこから入ってくるんだろう?ともとをたどると
お部屋の角、壁と床の間から出てくるみたい。
築10年以上、ガタがきたのか?
とりあえず木工用ボンドを流して固めてしまった。
ひとまず蟻は来なくなった。

・・・がまた1週間ほどして雨が降る前の日、なんだか蟻がいるよ?
と思ってよく見てみると先日かためたところの先の境目からぞろぞろと入ってくる。
・・・きみたち、もしや穴あけてないかい?
またさらに長い距離を木工用ボンドで固めておいた。
今のところ侵入はないようだ。

まいったなあ・・・
あんまり巣ごと退治するやつは使いたくないんだけれど
梅雨前にやったほうがよいかなあ?
おうちが壊されちゃう前に。

シデコブシ(幣辛夷、四手拳)

学名:Magnolia stellata
科名:モクレン科モクレン属
開花時期:3-4月
原産地:日本
分布:愛知県、岐阜県、三重県の一部
別名:ヒメコブシ

「周伊勢湾要素(東海丘陵要素植物群)」の1種。
第三紀鮮新世のころにできた東海湖の沿岸地帯と、シデコブシの分布域がほぼ-致している。
養老山地東麓の扇状地、木曽川・庄内川流域、渥美半島などに分布し
丘陵地域の水が浸み出す湿地などに自生している。
同属のタムシバが付近に生育していることがある。
園芸用の苗木などが市販されていて、庭木や公園樹として見かけることがあるが
自生個体群は準絶滅危惧に指定されている。
岐阜県では1995年(平成7年)12月に「大気環境推奨木」のひとつに選定され
栽培品が環境浄化や鑑賞用として利用されている。
「四手」というのは「玉串や注連縄(しめなわ)などに下げる紙」のことである。
花の様子を見立てたもの。

花言葉:歓迎、友情

ドラえも~ん!


今年も桜、描いたけれどなかなか気に入ったのができなかった。
こちらはシダレザクラ。
この日は描いているうちに風が強くなってきてしまって
とっても描きづらかったっけ。

昨日ベランダの薔薇の第一号がひらいた。
これまで冬に入っての剪定と植え替え
葉っぱが出始めたらアブラムシと毛虫との戦い
毎日水をやり時々肥料をやり
お姫様のように大切にしてきた。
明日はきっといっぱい咲きだすだろうと思う。

ところでスピリット・オブ・フリーダムという
私が持っている中でいちばん香りが強い紫がかったピンクの薔薇の蕾も何個か上がっていたのだけれど
ふと朝見るとそのうちのひとつに蟻がいっぱいたかっていた。
アブラムシの分泌する液に蟻が集まるのは知っていて
蟻を目印にアブラムシを退治しているのだけれど
どうも集まり方がハンパじゃない。
蕾についたアブラムシのまわりに集まっている状態とは明らかにちがっていた。
ふるい落としてみて驚いた。
丸い!
ドラえもんの手のように丸い!
芍薬の蕾とみまごうばかり!
ふつうは尖っているはずの先端のはなびらも
ぴんぴんしているはずのガクの先端も
とれてつるんとしてしまっていた。
・・・まさか蟻が薔薇のつぼみを食べてた??
そんなこといままではなかった。

が、翌朝もおなじ蕾にみっちりと蟻がたかっていた。
それだけではなくもう一個のまだ青い蕾にも!
よくみるとやはりみんなしてすこしずつ花びらやガクをかじりとっている。
「わたしの姫になんてことを!君たちは花には害をおよぼさないと思っていたのにー」
逆上したわたしはお掃除に使おうとおもって
ちょうど手もとにおいてあったミントオイルのスプレーを蟻に向かって噴射した。
ひろがる強烈なミント臭。
もちろんもう一個の蕾にも。
こんな強烈な香りなのに意外と蟻はのろのろと退散。
あら、やっぱり効果ないのね。
普通の殺虫剤は蟻には効かなそうだし。
どうしたものか・・・
とりあえず水遣りを済ませて
部屋に入った。

ところがしばらくしてふとベランダを見ると
先ほどスプレーしたみずみずしい若草色とピンクだった蕾が
わかめみたいな色になってる!!!!
がーん。。。。
一時的なものだといいなあ、という淡い期待を裏切り
今朝見たらしおしおと枯れ色になってしまっていた。
飛沫がかかったと思われるほかの蕾もダメになっており
スピリットちゃんの蕾は1個になってしまった。

がっくし・・・・
ミントスプレーはいけませんね。
樹自体は元気なのが救い。
きっとまた蕾をつけてくれるはず。

それにしても蟻って蕾を食べるのですかね~?
どなたかご存知?

シダレザクラ(枝垂)

学名:Cerasus spachiana f. spachiana(Synonym:Prunus pendula Maxim., 1884)
科名:バラ科サクラ属
開花時期:3月下旬~4月
原産地:日本
別名:糸桜(イトザクラ)大糸桜(オオイトザクラ)

枝がやわらかく枝垂れる桜の総称。エドヒガンの系統が多く、品種もさまざまである。

見た感じだけれどこれはキヨスミシダレ(清澄枝垂・枝垂小葉桜)のような気がする。
千葉県鴨川市清澄寺にあったことからその名がある。

花言葉:『優美』『ごまかし』

不法侵入


うちのお庭にも一応春蘭が植わっていて
毎年可憐なお花を咲かせてくれる。
でも森の中で見る春蘭はまた格別。
淡い黄緑色の花びらを翼のようにきりっと広げ
控えめながら気品を感じるたたずまい。
いつもの理窓会の森で咲いているところを見つけたので入っていくと
「どこから入りました?ここはうちの土地なんです。」
とご婦人に叱られてしまった。
この森は理科大が土地を買って保護しているようなんだけれど
その前からそこに土地を持っている方がいらっしゃるようで
ぽつんぽつんと民家が建っている。
そこはとくに建物もなく
境目の目印となるような塀なども
ご主人のご意向で作っていない、ということだったので
うっかり侵入してしまった。
笹の茂ったちょっと小高くなったところをよじ登って入ったのだけれど
そこから出入りすると崩れてしまう、とのことで
出入り口を教わった。
出ていくよう促されたとこへ勇気を出して
「あの~、あそこで春蘭をみつけたんですが、1時間ほど描かせてもらってもいいですか?」
と聞いてみた。
すると春蘭が好きな方だったようで
「どれを描きます?今年いちばんの春蘭はこれだとおもうんですよね♪」
といちばんの器量よしを紹介してくれた。

おお!確かに!なんという美人さん。
1時間以上しっかりお邪魔して描かせていただきました。
親切な方でした。
ありがとうございました。

わたしのゴールデンウィークは昨日で終了。
今日は月に一度の絵手紙講座。
このところすっかりミニ水彩画教室と化している絵手紙講座だけれど
今月も長ハガキサイズの水彩紙
輪郭線なしでの作画に挑んでいただいた。
難しい、難しい、と言いながらも
みなさんけっこう力作。
いろいろやってみるもんだ。
来月は色紙大の料紙に絵墨で描きま~す!

みごとな五月晴れ、颯爽と自転車で通勤・・・したけど風が強かったなぁ。
吹き飛ばされるかとおもった~。

シュンラン(春蘭)

学名:Cymbidium goeringii
科名:単子葉植物ラン科シュンラン属
開花時期:2月-4月
原産地:日本 中国
環境:日の差し込むやや乾燥気味の雑木林や松林などに自生。
別名:ホクロ、ホックリ、ジジババ、ジイババ、ジィトバァ、オジオバア、ジィサンバァサン

土壌中に根を広げる地生蘭の代表的なものでもある。
部分的菌従属栄養植物であり、緑葉による光合成以外に菌根菌からも炭素化合物の供給を受けている。
花は食用となり塩漬けした花に湯を注いで飲む「蘭茶」
若い花を花茎ごと取って湯通しして酢であえる酢の物などの利用法がある。
名前の由来は春に花を咲かせることから。
昔は山野でごく普通に見られ、しかも生活にも取り入れられていた身近な植物で
地方ごとに様々な呼び名がある。
花びらの一部に濃い紅紫色の斑点があり
その斑点をホクロや老人の顔のシミに見立てて名付けられたものが多い。
じじばば的な名前に関しては 花姿が上の方に、おばあさんが頭にかぶる”ほっかむり”
下の方に、おじいさんの”白いひげ”があることから、という説もある。

育て方

花言葉:「気品」「清純」「控えめな美」「飾らない心」

連休は

ゴールデンウィークも後半。
おかげさまでちょっと遠出もできた。
フライングで4月28日から山菜とりをかねて新潟に行く予定だったんだけれど雨予報。
天気予報をあちこち調べて晴れそうな日光に行くことにした。
といってもいろは坂をのぼってしまうとまだまだ冬っぽいので
日光駅周辺で。
ちょっと入ると風光明媚な景色が広がる。
田んぼは水をはったばかりで
きらきらと鏡のように輝き
春のお花があちこちに咲いている。

このヤマブキソウもこんもりと咲いていて
スケッチもしたのだけれど
これはちょっと前の理科大でのスケッチ。
下の白いお花はイチリンソウかな。

昨日まではIさんの軽井沢の別荘にお邪魔してきた。
春真っ盛りでほんとうに美しかった。
ただ3日間のうち2日間は風がつよくて
お花がばんばん揺れて描けず
風景画に。
帰る日になってやっとやんだので
いっきにお花スケッチをしてきた。
そんなこんな、旅のスケッチはまた後日アップしていきます♪

・・・それにしてもいいなあ、軽井沢に別荘!

ヤマブキソウ(山吹草)

学名:Hylomecon japonica(= Chelidonium japonicum)
科名:ケシ科ヤマブキソウ属(同科のクサノオウ属(Chelidonium)に分類される場合がある。)
開花時期:4-6月
分布:日本では、本州、四国、九州に分布。世界では、中国に分布。
環境:山野の樹林地に群生。
別名:クサヤマブキ

落葉樹林やまばらな常緑樹林の中や縁など、林内でも比較的明るい場所に生活する植物。
群落を形成することが多い。
本州から九州に分布するが野生はめっぽう数が減少しており
自治体によっては絶滅危惧種に指定されていることもある。
花姿がヤマブキに似ており草なのでヤマブキソウの名前があるが
ヤマブキとは科も違い分類上縁はない。
葉の姿にバラエティーがあり、その形でヤマブキソウ、ホソバヤマブキソウ、
セリバヤマブキソウがそれぞれ別の種として扱われる。

・・・これは普通のヤマブキソウかな?

アルカロイド系物質を含み、有毒植物とされている。

花言葉:「すがすがしい明るさ」

青いお星様

お日様が出てないと開かなくて
閉じたままだと全く目立たないフデリンドウ。

青いお星様のような可憐なお花。
大好きなお花のひとつ。

今日もなかなかの自転車びより♪
ゴールデンウィークも中休みで通勤ではありますが
きもちよいね。
ふと気がつくと緑がずいぶんと濃くなってきている。
もりもりとツツジが咲いて
ヒナゲシの花が隙間から顔を出す。

フデリンドウ(筆竜胆)

学名:Gentiana zollingeri
科名:リンドウ科リンドウ属
開花時期:4月~5月
分布:日本では北海道、本州、四国、九州。日本国外では朝鮮半島、中国、カラフト。
環境:山地の林内や日当たりの良いやや乾いた草原に自生。

春先に咲くリンドウの仲間は晴天に花を開き、曇天や雨天には閉じている。
おそらく、曇天や雨天に閉じることで、花粉の劣化を防いでいるのだろう。
曇天には花は閉じているが、良く観察すると曇天や雨天には
「朔果」(種子の入っている部分)は開いており
逆に晴天では朔果は閉じている。
朔果を閉じて種子を小鳥等に食べられないよう守っているのかもしれないが
そのことよりも雨天に朔果を開くことの方がリンドウにとっては最も重要なこと。
雨天に開いた朔果には一杯に種子が入っており
朔果は杯状に開いて雨水を杯に溜め込み
雨水が一杯になると種子は水と共に流れ出して周囲に散布される。

花言葉:真実の愛、本当の愛、正義、誠実、高貴

お出かけ日和

もうすっかり終わってしまったけれど
今年のうちのお庭のハナミズキはすごかった!
昨年は伐りすぎて
咲きがイマイチだったぶん
今年はがんばってくれたもよう。
でもまた大きくなっちゃったから
伐らないといけない。
ごめんね~。

今日は湖北のギャラリー遠方近方で行われているグループ展を観に行った。
あ~~、写真を撮るの、すっかり忘れてしまった~。
たくさんの陶芸作品や若い作家の瑞々しい作品
熟練した木版画の作品など充実した楽しい展覧会でした。
5月5日まで。
お近くの方はぜひ!

久しぶりに自転車で湖北まで。
片道約20km、往復40kほどの道のりは
気候に恵まれてとっても気持ちよかった!
でもけっこう暑かったので途中の手賀沼沿いにある吉岡茶房
始まったばかりの天然氷のかき氷をいただきつつ・・・。
こちらは冬場のやきいもと美味しいコーヒー目当てで通っていたのだけれど
かき氷もすばらしい。
ふわっふわ~!!!
今日頼んだのは自家製の苺ソースのかかった苺ミルク味。
出てきたときは大きくてびっくりしたけれど
食べてくうちにちっちゃくなるから全然大丈夫!
先日自分でもゆるめのジャムを作ったけれど
やっぱりこの苺の形がしっかり残ってるのはよいね。
そのほかお芋とかトマトとかあってとっても気になる・・・。
隣に座った女子2人は
それぞれ2個ずつ頼んでました。
そうだよね、いろいろ食べたいもんね。
これからは冷たいものが美味しくなりますなあ。

ハナミズキ(花水木)

学名:Cornus florida
科名:ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属
別名:アメリカヤマボウシ
開花時期:4月下旬から5月上旬
分布:カナダのオンタリオ州からアメリカのマサチューセッツ州、テキサス州、メキシコ北東部にかけて

日本における植栽は、1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄が
アメリカ合衆国ワシントンD.C.へサクラ(ソメイヨシノ)を贈った際
1915年にその返礼として贈られたのが始まり。
ハナミズキは英語では dogwood と呼ばれる。
dogwood の語源には諸説あるが、一説には17世紀頃に樹皮の煮汁がイヌの皮膚病治療に使用されたためと言われ
他には、木製の串(英古語: dag, dog)を作る材料に使われる堅い木であったことからとも言われる。
ただし、イヌの皮膚病治療に使ったとされる dogwood は
同じミズキ科の植物でもセイヨウサンシュユと考えられており、ハナミズキとは異なる。

花言葉:「永続性」「返礼」「私の想いを受けてください」