梅雨に入ったはずなのに
夏のような日がつづく。
梅雨といえば紫陽花だけれど
うちのはもうだいぶおわりがけ。
季節のうつろいの早さに
ついていけずにいる。
おとなりさんが子猫をひろった。
とても元気がよくって
にゃーにゃーと大きな声がうちまで聞こえる。
退屈すると窓ぎわでこちらにむかってにゃーといってみたりする。
白黒のハチワレちゃん。
みつまめがいたら喜んだろうにね。
いまごろどうしているのやら。
アジサイ(紫陽花)
学名:Hydrangea macrophylla
科名:ジサイ科 / アジサイ属
開花時期:6~7月
原産地:日本
原種は日本に自生するガクアジサイ H. macrophylla f. normalis である。
アジサイの語源ははっきりしないが、最古の和歌集『万葉集』では「味狭藍」「安治佐為」
平安時代の辞典『和名類聚抄』では「阿豆佐為」の字をあてて書かれている。
もっとも有力とされているのは「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が
なまったものとする説である。
そのほか、「味」は評価を「狭藍」は花の色を示すという谷川士清の説、
「集まって咲くもの」とする山本章夫の説(『万葉古今動植物正名』)、
「厚咲き」が転じたものであるという貝原益軒の説がある。
日本語で漢字表記に用いられる「紫陽花」は、唐の詩人白居易が別の花、
おそらくライラックに付けた名で
平安時代の学者源順がこの漢字をあてたことから誤って広まったといわれている。
草冠の下に「便」を置いた字が『新撰字鏡』にはみられ
「安知佐井」のほか「止毛久佐」の字があてられている。
アジサイ研究家の山本武臣は、アジサイの葉が便所で使われる地域のあることから
止毛久佐は普通トモクサと読むが、シモクサとも読むことができると指摘している。
また『言塵集』にはアジサイの別名として「またぶりぐさ」が挙げられている。
花(萼)の色はアントシアニンという色素によるもので、
アジサイにはその一種のデルフィニジンが含まれている。
これに補助色素(助色素)とアルミニウムのイオンが加わると青色の花となる
花言葉:「謙虚」(額紫陽花)