ちょっと前の日光のスケッチ。
中日は予報に反してあいにくの雨。
午前中はのんびりとすごし、午後になってやんできたのでスケッチに。
熊がでるあたりまでいかなくっても
むしろそこまで行かないほうがたくさん咲いていたクルマユリ。
じつはこの旅で初めて見たお花。
なんとも可憐で
緑の中でひときわ美しかった。
ときおり雨がぱらつくので
ちょっと湿ったかんじ。
そして見事に晴れた翌日、赤沼車庫で見つけたクルマユリ。
前日のものよりはボリュームがないけれど
十分可憐で美しい。
点々と赤いそばかすは蜜腺らしく
黒っぽい蛾のような昆虫が
花の一部であるかのようにびっしりととまっていた。
スケッチしようと
近くに陣取ると1~2匹の気の強いやつ以外は
みんなどこかへいってしまった。
クルマユリ(車百合)
学名:Lilium medeoloides A. Gray
科名:ユリ
開花期:7~9月
分布:中国、朝鮮半島、サハリン、カムチャッカ半島、千島列島、日本に分布。
日本では北海道や本州の中部以北と大台ヶ原山と四国の剣山の高山帯から亜高山帯の草原に分布。
生育地:亜高山から高山の草地
和名は、茎に輪生する葉を車輪の輻(や)にたとえたことに由来する。
鱗茎は可食で、アイヌ料理では調理して食される。
花言葉:多才な人