うちの裏は日陰だし狭いので雑草が生えないよう砂利を敷いて
特に何も植えない計画だった。
・・・が10年も経つといろいろ生えてくるんだなあ・・・
そのなかのひとつがこちら。
カラスウリ(F4水彩)
私はこれが大好きで
実がなる頃になると車に高枝切りバサミを積んで
川沿いに取りに行く。
私のお教室の方は毎年描いてると思う。
「来月はカラスウリですよっ!」
って毎年意気揚々と告げるんだけれど
みんなイマイチわたしほど嬉しくなさそうなのは気のせい??
こんなに身近でこんなに素敵なモチーフってなかなかないと思うのです。
今年はどうも不作なようで
いつも鈴なりになっているところにちょろっとしかなく
とても残念な気持ちでいっぱいなのですが
うちのうらに生えてきたカラスウリが
だんだんと立派になってきて嬉しい限り。
来年は自家製でスケッチできそうです。
引き続きカレンダーの絵について。
5月は薔薇!!!
よかった~~!コレ落とされなくて!!!
意外と「コレ、推しメンなんです!」と思ってたのが伸び悩んでたのですが
これは残りました。
ブレーマー・シュタットゥ・ムジカンツ、という舌をかみそうな名前の薔薇。
ドイツ生まれ。
まさに薔薇色とはこの色のことなのではと思うような
見ているだけで幸せになれるピンク色。
可憐な蕾から開ききった華やかな姿まで
すべての瞬間が美しい薔薇でした。
ここのお宅ではニゲラなど優しい雰囲気のお花と
組み合わせて植えていらっしゃるので
それがまたとても素敵でした。
今年もあちこちお邪魔して
いろんな薔薇を描かせていただいたのですが
やっぱりなかなか満足のいくスケッチはできません。
薔薇は永遠の課題となりそうな予感。
Aさま、Fさま、Yさま、
懲りずに来年もお邪魔させてください。
ブレーマー・シュタットゥ・ムジカンツ(F8水彩)
2018年カレンダー、A4サイズ(タテ)1部¥2,300-
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いよいよ軽井沢スケッチツアー、いよいよ明日です。
現地レポートお楽しみに♪
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カラスウリ(烏瓜)
学名:Trichosanthes cucumeroides
科名:ウリ科
別名:玉章(たまずさ)・ツチウリ・キツネノマクラ・ヤマウリ
原産地:中国・日本
開花期:7月〜9月*実は10月から11月末
朱色の果実と、夜間だけ開く花で知られる。
雌花の咲く雌株にのみ果実をつける。
種子はその形から打ち出の小槌にも喩えられる。
そのため財布に入れて携帯すると富みに通じる縁起物として扱われることもある
。中国では医薬原料として活用されており、果実・種子・塊根ともに生薬として利用されている。
かつては日本でも、しもやけの薬として実から取れるエキスが使用された
若い実は漬物にするほか、中身を取り出し穴をあけてランタンにする遊びに使われる。
また、カラスウリの根を煎じて、ぜんそく薬にしたり
果汁を手足などのひびに塗ったりするという伝統的民間療法が長野県阿智、喬木村などに残っている。
花言葉:「よき便り」「誠実」「男ぎらい」