虫が入ってる実・・・でもきれい。


野葡萄は私の好きな実のひとつ。
葡萄、とつくけれど食べられません。

翡翠やターコイズ、水晶にラピスラズリといった
宝石のような色はほんとうに美しい。

このバラエティに富んだ色は
『ブドウタマバエ』や『ブドウガリバチ』の幼虫の寄生(虫えい)によって
虫コブ状になって異常に脹らみ白緑色や淡紫色や瑠璃色それに赤紫色になったもの。
形も大小不揃いになります。

つまり中に虫さんがいるんです。

わたしがこれを見つけたのはもう10月の終わり。
色も随分と褪せていて
虫が無事成虫となって飛び出したのであろう
穴があいておりました。



野葡萄(F4水彩)

今日は久しぶりに教室がなかったので
たまったお仕事を。

カレンダーの発送は明日にはできるかな。

もし万が一、頼んだのに来てない!
ってことが1週間後にありましたら
ご連絡ください。
万が一。。。とかいいながら去年、何件かありました・・・><

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こんなかんじです♪
解説文を読めるこちらのホームページをぜひご覧ください。
それぞれの月の絵をクリックすると読めるようになっています。
パソコンのほうが見やすいかな・・・。
ホームページへはこちら

今日は7月のお話。



山百合(F10水彩)

梅雨明けの声がちらほら聞こえだし、気温が上がりはじめると
この花のことが気になります。
今年もうきうきと描きにいったところ
毎年たくさんの山百合が咲くエリアがすべて丸刈りにされていました。
蕾もたくさんついていたはずなのに。
植物の知識も愛情も持たない業者に
委託したのでしょう。
スケッチは残った貴重な山百合です。
管理しているところを調べてメールで山百合の保護をお願いしましたが
来年がどうなるか、とても心配です。


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ノブドウ(野葡萄)
学名: Ampelopsis glandulosa var. heterophylla
科名:ブドウ科ノブドウ属
別名:イヌブドウ、カラスブドウ
分布:日本全国のほか東アジア一帯に分布
開花期:花期は7〜8月*実は9月から10月

果実はブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して、
虫えいを作ることが多く、紫色や碧色などになる。正常な果実は少ない。

花言葉:「慈悲」

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