地獄のような暑さは過ぎましたかねぇ。
蒸すとはいえ、随分すごしやすくなりました。 でも彼岸花は遅れ気味。
教室のモチーフにと計画していたのですが、自然はなかなか思うようにはいきませんね。
今日の絵はコスモス。
これ、現物を柏のいしど画材さんのレジ横に飾っていただいてますので、ついでがありましたら見てみて下さいまし。
コスモスの難しいところはあまり塗りたくると花びらの透明感が損なわれるところと、葉っぱの表現かな。
まず、花びらですが、なるべく手数は少なく、筆の腹を使って花びらのかたちに絵の具を置くようにしてみてくださいね。
一度乾かしてから影とか筋とかを軽く描きます。どちらかというと花びらの先より付け根をしっかり!
葉っぱはこのくらいの数だったら先の利く筆でよく観察した上でしゅっと描きます。 どういう規則で枝分かれしているのか、先っぽはとがってるのか丸いのか、どういうところに葉っぱがつくのか、よ~く見て下さいね!
筆は先日紹介したラフィーネか長穂彩色がおすすめです。
あとは日本画筆の削用もよいですよ。
削用は素晴らしい筆ですが、すり減りやすいのでここぞというとこだけに使ってね。 画材資金に余裕があるならずっとこれ一本で描いてもよいくらいですけどね。
ほんと、いちど握ると手放しがたい筆なので。(*^^*)
ちなみにラフィーネは削用に比べるとすり減りにくいので思いっきり使い倒して下さい!
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細い葉を描こうとラフィーネの4号を入手しました。4号ではさすがに細すぎました。水の含み量が少ないのですぐかすれてドライブラシになってしまいます。筆もいろいろ試すと面白いですね。絵墨明で描きました。