暑い日が続いたと思ったらすっかり涼しくなりましたね。
皆様、お元気ですか?
さて、先日始まりましたいしどアートスクールの水彩画部門の展示ですが、本当に力作ぞろい、個性派ぞろい。ぜひ足をお運びいただきたいのですが、感染者は減少傾向とはいえまだ緊急事態宣言下。来れない方にも少し雰囲気を味わっていただくために動画を撮りました。
絵を描く楽しさ、伝わりますように。
絵描き、木下美香の日々のスケッチ
暑い日が続いたと思ったらすっかり涼しくなりましたね。
皆様、お元気ですか?
さて、先日始まりましたいしどアートスクールの水彩画部門の展示ですが、本当に力作ぞろい、個性派ぞろい。ぜひ足をお運びいただきたいのですが、感染者は減少傾向とはいえまだ緊急事態宣言下。来れない方にも少し雰囲気を味わっていただくために動画を撮りました。
絵を描く楽しさ、伝わりますように。
今年もこの季節がやってきましたね。
昨年はたしか随分と遅れて、お彼岸がとっくに過ぎた9月下旬に咲いたと記憶してますが、今年はちゃんとお彼岸に。
突然現れる火のように紅い花にはいつもハッとさせられます。
火事が出るという俗説も薄れ、お庭に植えている方も増えましたね。
うちも3色植えてますが、やっぱり赤が印象的。
台風が来る前に、と描いたスケッチ。
ビデオの電池が切れていたのでスマホのタイムラプスで撮りましたが、悪くないかも。
これでよければお山でのスケッチもこれで撮影できますね。
途中、雨っぽかったのであっさり30分で切り上げました。
ところで、今日はMOA美術館柏児童作品展のなんと審査にいってまいりました。
審査なんて初めて。
しかも将来ある子供さんの審査なんて責任重大!
と朝からソワソワ、胃腸の調子も悪いわぁ・・・ってかんじだったのですが
いざ行ってみると楽しかった!
子供の絵って本当にすごい。
今回はコロナのせいもあってか応募総数がとっても少なかったのでひとつひとつゆっくり見られたのですが、それぞれに世界があってこだわりが垣間見えました。
展示は10月24日~11月3日 柏市教育福祉会館「ラコルタ柏」2階にて。
その後、11/6から2週間 柏市立柏病院(特別賞の展示)柏市介護老人保健施設はみんぐ(それ以外の作品の展示)→11/21から2週間 社会福祉法人豊珠会 八幡苑(すべての作品)となります。(コロナの状況により中止の可能性もあります)
このコロナ禍で毎年行われていたいしど画材アートスクール文化祭は昨年は中止となり、今年は行われることとはなりましたが規模縮小。
教室ごとにいしどさんの教室ギャラリーにて開催する運びとなりました。
パレット柏もよかったけれどこれはこれでアットホームなかんじでよいかと思います。
パート1は河野健作先生の水彩描画講座とわたくしの水彩画教室およびエゴコロ水彩画教室の合同展となります。
このような時期ですので外出はあまりお勧めできませんが、画材を買うついでとかにでもお立ち寄りいただけたら嬉しいです。
生徒さんの渾身の力作、なかなかの個性派ぞろいです。
講師作品としてこちらの山藤のスケッチを展示する予定です。
スケッチはなかなか展示の機会がありません。
この春通い詰めた最高に美しかった山藤、現場で描いた臨場感をぜひ味わってください。
うっすらリスがいるの、わかるかな。
そして実はハガキの絵と微妙に違うの。
ハガキのはまだ蕾が多かったころのスケッチなのですが、展示するのはこちらの7分咲きのになります。迷いました。www
20分で仕上げたいと思ってはいるんですよ。
でもそこに葉っぱがあったら描きたいじゃないですか。
細かいと燃えるじゃないですか。
楽しくなっちゃうじゃないですか。
もう止まりませんよね。
…次はがんばります。
使用画材:バルビゾン水彩紙195×270㎜
透明水彩(シュミンケ・W&N・ホルベイン)
筆(不朽堂 長穂彩色(小))
急に涼しくなって夏が終わった感が漂いますが、皆様お元気でしょうか。
くれぐれも油断召されるな、まだ夏はその辺に潜んでいそうです。
あの地獄のように暑かった土曜日、私は尾瀬に向かいました。
湿原の花々を描きに。
でもね、意外と終わりに近かったんです。
なんとなく秋の気配さえただよってました。
日差しは刺すような強さがあって気温もそこそこ高かったのですが・・・
ビジターセンターで展示されていた尾瀬の花マップを見たところ
・・・これだ。
と、ピンときた写真がありました。
これが見たい!描きたい!
ヒツジグサ!
野生の睡蓮なんですが、なんとも可憐。
そこにいらした職員の方に詳しい場所を伺って探しに行きました。
そしてあったよ~!
着いたのは10時くらいだったんだけれど、しっかりつぼんでました。
早朝に咲いちゃったのかと不安になりましたがきれいに紅葉した葉っぱを描いているうちに開き始めました。
ヒツジグサの羊は時刻の羊の刻のことで午後2時くらい。
その頃に開くか閉じるかなのでヒツジグサの名がついたという説明がありました。
開き始めたのは11時くらいだったので、閉じるのが2時なのでしょう。
意外とお寝坊さんです。
オニヤンマやイトトンボが卵を産みに来ます。
サンショウウオでしょうか、かわいい爬虫類が水面に上がってきて呼吸をしてまた沈んでゆきました。下のほうにいます。
なかなか良き所で開いてくれないヒツジグサ。
花はちょっと遠いけど、紅葉した葉っぱが美しい。
さて、これをどう絵にしようか。
しばしお待ちくださいね。
ヒツジグサ(未草、学名: Nymphaea tetragona)
スイレン科スイレン属
北米北西部、ヨーロッパ東北部、シベリア、東アジア、インド北部にかけて分布し、海抜 0 m の地域から標高 4,000 m の高地まで報告されている。
日本では北海道から九州にかけて生育している。
多年生の水草の1種で水底に根を張った地下茎から長い葉柄を伸ばし、水面に円形の葉を浮かべる。
花期は6月から9月、長い花柄の先についた1個の花が水面上で咲く。
花の大きさは直径 3–7 cm、萼片が4枚、多数の白い花弁と黄色い雄蕊がらせん状についている。
ヒツジグサの名の由来は、未の刻 (午後2時) 頃に花を咲かせるためとされることが多いが、この頃に花が閉じ始めるためともされる。
花言葉は「清純な心、純潔、信頼」
おととい、尾瀬にスケッチに行ってきました。
お天気が崩れる寸前に帰ってこれてラッキーでした。
せっかく行ってもスケッチがうまくいかないと、自分をどつきたくなります。
これは遠出した時だけではなく、偶然に美しいものに出会ったとき、
もうその一瞬にしか描けないものってありますよね。
その時のために日々訓練を怠ってはならないのです。
(↑自分に言い聞かせてます。www)
まあね~、訓練してても失敗するときはします。
今回も1枚破り捨てましたし。
それでも成功確率を上げる努力って必要だと思うんですよね。
もちろん写真を見たら後からでも描けます。
でもその場の空気を描けたものって粗くても不完全でも魅力があって
のちのち作品にするときに役に立ちます。
そんなわけでこんな感じで描いてますという20分スケッチ。
使用画材:ラングトン水彩紙コットン100荒目F3
透明水彩(シュミンケ・W&N・ホルベイン)
筆(不朽堂 長穂彩色(小))
尾瀬のスケッチは整理してまた次回にでもアップしますね!