さくらの紅葉、けっこう好き。
お花も大好きだけど、あのさりげない素朴なかたちの葉っぱ。
「The 葉っぱ!」ってかたちの葉っぱが
この時期になるといろんな色になる。
さくらもちを巻いてある葉っぱ、おいしいとおもうけれど
虫たちにとってもそれはおいしいらしい。
真夏に桜の木のしたを通るのはすこしどきどきする。
公園にはかならず、といってよいほど桜が植えられていて
初夏になると白くってかわいらしい毛虫がつく。
小学生の頃、公園で遊んでいてその白い毛虫が列になって歩いてるのを見つけた。
お友達と、どこにいくのかついてってみよう、ということになり
点々と続く毛虫の列にまざって歩いていた。
ふとみるとその白い毛虫が何匹かわたしの脚にのぼってきていた!
びっくりして払ってよくみるともうかたっぽの脚にも…!
ひゃ~~!!
…それ以来どうも毛虫は苦手なのだ。
でも、その虫喰いも毛虫がいなくなった今では味わいがある。
この複雑な黄色や赤や茶色は秋だからついた色なのではなく
緑の葉っぱじたいがもともともっていた色なのだそう。
葉緑素がぬけて隠れていたいろが出てくるのだそうだ。