ちょっと前の近所でのスケッチ。
たぶんアマドコロ。
ホウチャクソウ、アマドコロ、ナルコユリは似ている。
ホウチャクソウは花びらが分かれているのでわかるのだけれど
アマドコロとナルコユリはお花がそっくり!
でも茎をさわるとわかる。
アマドコロは角ばっている。
ナルコユリはまあるい。
アマドコロ:ユリ科アマドコロ属 多年草
日本全土の山地や丘陵地の草原、木陰などに生える。
地下茎が山芋の仲間のトコロににているけれど
トコロとちがって甘いのでこの名前。
早春の若芽および晩秋の根茎が食べられる。
花言葉は「元気を出して」「心の痛みがわかる人」
蘆垣の 中の似児草 にこやかに われと笑まして 人に知らゆな(万葉集巻11-2762)
似児草(にこくさ)とは一説にはアマドコロのこと。
なんだか幸せな詩ですなぁ。
まだ秘密の恋なのに顔を見合わせて笑ってしまうのね。
そういえば先日、すばらしいお天気の日に
派手なピンクのひらひらのスカートをはいて
ものすごくニコニコ楽しそうに歩いてる人を見かけた。
とってもよいことがあったのか
これから楽しいことをしに行くのか、
なんだかこっちまでニコニコ笑ってしまった。