先日の南紀白浜行きで見ることができたシイノトモシビタケ。
もちろん真っ暗でなければ光って見えないので
スケッチはできない。
というわけで初めて三脚を使って撮影した。
(露光時間を長くしなくては撮れないので必要なのね~。)
明るいところではこのように
なかなかに地味なつつましいきのこさんなのですが・・・
おお!ランプのようではないですか!
もうすこし寄ってみましょう。
大きくなったきのこよりも小さいものの方が発光しているよう。
前の記事でも触れたけれど
実際はほのかな白っぽい光なのに
写真に撮るとなぜか緑色になってしまう。
なぜなんだろう?
木のうろの中にもちいさなものがたくさん並んでいた。
これはますますランプっぽい♪
やっぱり写真はまだまだ修行が必要だなあ。。。
幻想的でほんとうに素敵だった。
この感動は作品にせねば気がすまない!
というわけで
取り急ぎ、7月17日に「キノコナイト」という
きのこ好きの集まるイベントがあったので
それに向けてTシャツにプリント。
きのこと月に使用した白っぽいインクは蓄光性のもの。
暗がりでほんもののシイノトモシビタケのように光る。
おかげさまでほぼ完売!
シイノトモシビタケの感動はシェアされたのでした。
木版画にもしたいなあ・・・
日本画ならどんな表現が可能かなあ・・・
シイノトモシビタケ(椎の灯火茸)
学名:Mycena lux-coeli
科名:ハラタケ目ラッシタケ科クヌギタケ属
環境:スダジイの朽ちた幹に発生することが多いが、奄美大島から移植されたシマサルスベリの幹に発生した例もある
分布:1950年に伊豆諸島の八丈島で羽根田弥太により発見され、E・J・H・コーナーにより新種記載された。
ながらく八丈島の特産種と考えられていたが
2004年現在では、三宅島・三重・和歌山・兵庫・大分・宮崎・鹿児島(奄美大島・屋久島・徳之島)
・大分および沖縄の各県からも記録がある。
2015年4月末日の時点では日本特産種であるとされ、日本以外の国からは発見例がない。