こちらもYさん宅のブラン・ピエール・ロンサール。
ふつうのロンサールより白っぽいのね。
心惹かれてやまないロンサール。
このブランの微妙な色のグラデーションもなんとも美しかった。
この土日は体調悪く
薔薇を描きに行きたいと思いながら
ほぼ寝込んでた。。。ので
久々に本を読んだ。
「百年法」山田宋樹
原爆が6発も落とされ廃墟となった戦後日本にアメリカから導入された
不老不死の肉体を持てるHAVIというワクチン。
導入には受けた者は100年後には死ななければならないという法律を設けるのが条件だった。
・・・という完全フィクションの世界なのだけれど
とてもリアルでいろいろ考えさせられた。
永遠の若さを手に入れて人は幸せになれるのか?
若い体のままなのに100年経ったからといって自らの死を受け入れることができるのか?
本当の危機が訪れたとき民主主義で正しい方向に歩めるのか?
独裁は本当に悪いのか?
永遠に若いまま変わらずに生きることとは無間地獄と変わりないのかもしれない。
物語は後半、ものすごい勢いで大きな事件が立て続けにおこり
またたく間に収束に向かう。
分厚い上下巻だったけれど
あっという間に読んでしまった。
さて、明日からは絵も描くしお仕事も行くよ~。
命も若さも限りあるから美しい!
暑くなるみたいだけどがんばりましょ~