嫌いだったらごめんなさい・・・蛾です。


嫌いな人、スミマセン!!!!
蛾のなかでも最も美しい部類に入るでしょう
オオミズアオがちょうど羽化したところに出会いました。
真夏の山です。
美しい浅黄色の羽。
小さな哺乳類を思わせる
ふくふくとした真っ白い毛皮。
上品なカーブを描く葉脈のような触覚。
顔も意外と可愛いのです。



オオミズアオのスケッチ(SM 水彩)


おめめがつぶら・・・



オオミズアオのスケッチ(SM 水彩)


巨大な幼虫も見つけたので
よっぽど連れ帰ろうかと思ったのですが
餌が足りないと困るので思いとどまりました。
ブナの葉を食べていまして、それならうちの近所にもあるんだけど
前にジャコウアゲハを育てたとき
育った場所のウマノスズクサしか食べなかったので
意外とイモムシは
そういうところにこだわりがあるのかも、と思って。
繭、見たかったなあ。

幼虫のときは大食漢ですが
たぶんもう何も食べたり飲んだりしないのでしょう。
お口が退化しているように見えます。
繁殖するのみ。

それにしても何で蝶と蛾だと蝶のほうがいいと感じるのでしょう。
この美しいオオミズアオにしても
こっちに向かって飛んできたら
ひえ~~~!となります。
私の個人的な見解ですが
飛び方に品がないの!
蝶はひらひらと品のある飛び方をするけど
蛾はバサバサと
しかもどっちにくるのかわからないような
イヤな飛び方をします。

ちなみにオオミズアオの後翅がひらひらしているのは
超音波で獲物を探すコウモリを攪乱するためらしいです。
夜行性のものが多い蛾が変な飛び方をするのは
コウモリ対策なのかなあ。

さて、昨日に引き続き個展のお知らせ。
11月8日(木)~11日(金)
運河のギャラリー平左衛門さんで今年も個展をします。

前回はスケッチ会もやりましたが
個展会場との行ったりきたりで
あんまりよろしくないかな、と思いまして
今回は個展のみです。
でも描きたい!という方は画材持ってきてお外で描いててもOK!
もちろんお金はいただきませんww

わたしも時間があるときに
デモンストレーションやるよ~!とか言いながら描いてると思うので
よかったらご一緒に。

ね?そのほうが楽しそうじゃない?
まあ、教室によっては私も一緒に描いてるので
あんまり変わらないかもですが・・・

遠方の方は申し訳ありませんがちょっと不便かな。
でも運河駅からは近いし、お食事もおいしいので
ご予定が合いましたらぜひ。

お時間にご注意くださいね!午後4時までですよ~!
あと茶房さわさんでのお食事を希望される方は
事前にご予約されたほうが確実です。
ほんと、お勧めですのでぜひに~!
ちなみに春はたけのこごはん。
去年の春の様子はこんな感じでした。
11月のメニューは鶏の甘辛煮!!!


おいしそう!!!!
お野菜たっぷり!
つくね汁が付きます♪

ちなみに今月は鰆の梅味噌焼きでした。


これも美味しいんだよね。
今年は梅味噌漬けましたもん。
でもなかなかこの味にはなりません。
お近くの方はお散歩がてら、ぜひ行ってみてね。
木曜日~日曜日しかやっていないので
そこは気をつけてくださいませ。



オオミズアオ(大水青)

学名:Actias aliena
科名:チョウ目・ヤママユガ科
別名:ユウガオビョウタン
分布:北海道から九州にかけて。国外では朝鮮半島,中国,ロシア南東部に分布。
環境:平地から高原まで生息域は広い。
出現期:4-8月頃

初夏と夏の2回発生し、蛹で越冬する。
幼虫は緑色の芋虫で、節ごとに毛の束が少しだけ出る。
モミジ、ウメ,サクラ,リンゴなどバラ科、ブナ科、カバノキ科ほか多くの樹木の葉を食べる。
サクラの葉を食べるため、都心のビル街の街路樹などでも見かけることがある。
成虫は口が退化していることもあり、物を食べたり飲んだりすることはない。

私、木下美香についてはこちらにいろいろ!
よろしくね♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。