終了~!

池袋東武での個展は本日無事終了いたしました!!
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
たくさんの方に来ていただいてうれしかった~!

今回は水彩画を主に、ということだったけれど
次回は日本画中心に、という話になりました。
とはいえまだ未定ですので、また決まりましたらお知らせします。

しばらくは充電期間。
またいっぱいスケッチをしよう!
映画も観たい、本も読みたい、やりたいことでいっぱい。



今日も個展で発表した作品を。
うちにはピンクと白と2色のシュウメイギクが咲く。
もうつぼみがいっぱい。
毎年描くのが楽しみなお花。
この花のピンクはとても甘そう。
おしべの黄色もあざやかでこんなお菓子があったような。
そして秋のお空の水色との対比が美しい。
今年も描かなくちゃね。

「秋色のひかり」水彩画 15×40cm



デパートでの展示は売れたらお渡ししてしまったり
配送用にしまっちゃったりするので余分に作品を用意する。
展示されない作品もでてくるというわけ。
こちらはチョウセンゴミシ。
わたしは気に入っているのだけれど
「なんだかわからないからしまっちゃうね~」
といわれてしまわれてしまった。
初日くらいしか出てなかったかも。
知名度をあげなければ!
がんばれ、チョウセンゴミシ!

「実り」水彩画 15×40cm

個展中日

個展ももう折り返しを過ぎた。
会場を秋の色に染めて一足早い秋の空気を味わってもらおう、という
わたしの意図は皆さんの反応をみるかぎり伝わっているみたい。

展示作品をぼちぼちアップしていこうかな。



こちらは新潟でみつけた野葡萄のスケッチをもとに描いた作品。
野葡萄はうちの近所にもたくさんあるのだけれど
新潟のは大きさも色のあざやかさもまるでちがう。
いつも見るたび感動してしまうのである。
野葡萄は実の中に虫が入ると色づくのだそう。
新潟にはよっぽど優秀な虫さんがたくさんいるにちがいない。

「色とりどりの」水彩画15×40cm



山梨で見つけた蔓竜胆。
蔓竜胆はお山に行くとけっこう見かける植物なのだけれど
なかなかかっこよく絡んでいるのに出会わない。
これはピカイチでかっこよかった!
見つけたのが夕方だったので
秋の夕日のあまりの早さに参った。
夕日が沈む直前の一瞬、ぱっと美しく明るくなる。
映画の世界でマジックアワーというらしいのだけれど
(三谷幸喜さんの映画にありましたね)
まさにその瞬間を。
この子はめでたくお嫁入りが決まりました。

「今日の終わりに」水彩画15×40cm

そして会場の写真を。
あまりよい写真ではありませんが…





あまり名前の知られていない野の草木、
そして名前の知られていない絵描きでは
なかなか売れず、苦戦しております…
このままでは次回が危ういかなぁ。

でもわたしについてくださっている画商さんは
このままわたしの好きなものを描き続けていってよいと言ってくださる稀有な方。
売るためにきれいなお花など描かなくてもよいという。
ほんとうにわたしの絵を好きでいてくれるのだ。

今回準備期間ははからずも短くなってしまったけれど
絵に妥協や手抜きはまったくしなかったつもり。
わたしにできることはこれだけだけれど
次になんとかつなげたいと祈るばかり。。。

今日はスケッチお休み

先週から近所のおともだちと南流山のあたりにたくさんできているという
カフェめぐりをしている。
今日入ったのは「木の実」というお店。

そこ一角だけ草木が茂ってなんだかよい雰囲気♪

たばこ嫌いなわたしたちには禁煙であることが望ましいのだけれど
ここは灰皿がでている。
幸い、吸っている人がいなかった♪
フルーツのたっぷりのったワッフルを注文。


おいし♪
でもちょっと多かったかな。

今月の個展のお知らせです♪


今がんばって準備中。

スケッチにいきたいけどなかなか行けない日々が続いてます。(涙)
そういえば最近はお菓子も作ってないなぁ。

道具のおはなし

最近抜け毛がひどい。

…髪の毛の話ではありません。
筆の!

前はすだれ状の竹ひごでできた筆巻きを使っていたのだけれど
おととしくらいからいただきもののナイロンのを使い始めた。
竹のはお外でスケッチに行ったときに筆を落としてきてしまうことがある。
ナイロンのはポケットがついているしベルトもきゅっと締められるので
落とさずにすむ。
単に注意力の問題…かもしれないけれど。

ナイロンのが蒸れやすいことはわかっていたので
帰ったら必ず広げて乾かしてからしまうようにしていたのだけれど
…きっとわすれたんだろう、個展後のスケッチくらいから
急に全部の筆の抜け毛がひどくなってしまった。
3日前、「もうだめだ~!」ってくらいわさっと抜けてどうしようかとおもっていたら
6月に注文していた筆がやっと届いた。
ああよかった!

竹製の筆巻きにもどすかなあ。
せめて夏の間だけでも。

普段は水彩画でも使い慣れている日本画用の筆をつかうのだけれど
このまえ清水!ってくらいの
超高級水彩筆を買ってしまった。



DA VINCI(ダ・ヴィンチ!)
イタリア製。

ふっくりした含みのよさ、やわらかいのに先が鋭くきく。

でも「いいね、いいね!」
といいながら描きすすんでいくうちに
ついついいつもの彩色筆を手にとってしまうのであった。
慣れ、の問題かなあ。
日本画筆のコシの強さがどうも性にあってるようで。



道具のおはなしついでに
紙のサンプルをいただいたのでその実験結果を。
画面ではちょっとわかりづらいかなぁ。。。

イタリア、ファブリアーノ社製 Artistico Extra White(アルティスティコ エキストラホワイト)
上左が極荒目、右が荒目、下左が細目、右が極細目
わたしが普段使っているのはイギリス、デューラーラウニー社のラングトンという紙なのだけれど
コットン紙のじわっとしみこむかんじよりパルプの弾くようなかんじがすきで
パルプのほうを使っている。

このサンプルでいただいた紙はコットン紙なのだけれど
使いやすいかんじ。
発色もものすごくきれい。
以下、かなり主観的な意見ということで。。。

極荒目は塗りむらとか余計な筆あととかが残りにくい。
紙の目を利用して面白い表現ができそう。

荒目はわたしが普段使っている紙に近い。
いちばん使いやすいかな。

細目は筆あとがのこりやすくなってくる。
たらしこみの効果もきれい。
水彩色鉛筆を使った繊細な表現もできそう。

極細目、これはかなり繊細な紙!
筆あとはもちろんばっちりのこるので
鉛筆等を使わなくてもきりりと鋭い線が出せる。
発色もきれいで色が重なったところがはっきり出るのでていねいに重ねたら
美しく描けそう。

わたしが使ってみたいのは極細目と極荒目。
超高級紙だからよく検討のうえで。

いしど画材さんでまだサンプルを配っているとおもうので
興味のある方、ぜひおためしを!

会場のようす

今日個展3日目終了。

初日と火曜日はおかげさまでにぎやかだったけれど
今日は台風のせいでキャンセルが相次ぎ、
がらんとしていた。

そうだ!会場の写真を撮らなくては!

まずは入り口。


右の壁、おもに日本画をかけている。


左側は水彩画。


奥の壁はこんなかんじ。


奥、テーブル脇にはちいさな水彩画。


毎日通勤している人には笑われてしまいそうだけれど
銀座に毎日通うのにげっそりしてます。

わたしにも通勤通学で毎日通っていたことがあったのに!
人は退化するものなのですね~。。。

おうちに帰って気分転換にプールで泳ぐとそのまま寝てしまうかんじで
コンピュータをたちあげる元気がありません。
ブログのアップは個展が終わるまでちょっとお休みしちゃいそうです。

個展のお知らせ

カラマツソウ。

涼しげな葉っぱのかたち、そよそよとしたはなびら、
晩春、夏の到来を予感させてくれるお花である。


そうだ、そろそろ個展のお知らせをしなければ。
まだ宛名書きがすんでいないので皆様のお手元に届くのはもう少しかかります。
すみません!



何度かお伝えしたとおり
3月の予定を、7月18日からに延期させていただきました。

いろんなことががらりと変わったあの日。

3月の個展のために描いていた絵が震災後みんな軽く見えてしまい
いちどすべてつぶしてまた描き直しました。
まだ描きかけの絵もあり
バタバタしておりますが
観に来てくださる方によい空間を味わっていただけるよう
ベストを尽くします!
よろしくお願いいたします!

森岡動物園はじまる

うちのではないあじさい。
墨田の花火風の咲き方だけど濃いめのピンク。
あじさいってほんとにいろんな種類がある。


今日から森岡動物園がはじまった。

いしど画材のお店から入ります。
入り口からはこんなかんじ。

正面の森岡先生コーナー。
こうくるとは!
カワイイじゃないですか~♪
動物のおしりシリーズだそうで。


おとなりがわたしのコーナー。


こういう額装とは!といわれたハムちゃん。
すっかり楽しんでます。

ハリネズミちゃんもこんなです。

今回、義捐金コーナーをもうけました。
日本赤十字やふるさと納税も考えたのですが
遠方近方の仲間、片山さんのご主人で
気仙沼出身のジャズドラマーバイソン片山さんの活動を応援することにしました。

森岡先生のはCDケースに作品が入ってます。
奥のは先日ご紹介したポストカード。

こちらも義捐金用。
岡田さんのパンダちゃん。

どうぞよろしくおねがいいたします。

森岡動物園

ズミ。
つぼみはきれいなピンクなのだけれど
ひらくと真っ白になる。

いまごろ、日光はこの花で真っ白になっていることだろう。

あ~行きたいな~!


いしど画材で行う予定のグループ展のおしらせです!
わが師匠、森岡先生を中心とした9人で動物をテーマに作品をもちよります。


ご案内はがきはメンバー各自の自画像で。

もちろんわたしは自分で似ている!とおもって描いたのですが
申し訳なさそ~に「…似てます…くすっ」って言うのはやめてくださいね~。

ほかのメンバーが似ているかどうか、ぜひ会場でご確認を!


わたしは初日23日(木)12:00~15:00、26日(日)12:00~15:00におります。

今回のわたしの作品ははこのブログでもご紹介した図鑑からの動物たち。
入院中に描いたものです。(かえって落ち着いて描けたりして)

いま、和紙のミミを生かした額装をほどこし中。
こういう作業、だ~いすき!

週があけて

雨が降るよな降らぬよな。。。


梅雨の時期はやっぱりあじさい。
うちはピンクのがきれいに咲く。
青いのはいまいち色が冴えない。

週末はなかなか充実してた。

土曜日はプール仲間が快気祝いをしてくださって大騒ぎ。
(Y大姐さん、ありがとうございました。)
日曜日は月に一度の絵手紙教室。
この日が来ると1ヵ月たったんだなあと思う。

今月はちょっと特殊で水彩画用のアクアプライマーという下地剤を使ってみた。
ふだん和紙で滲みを使って描くのに慣れてるみなさんには
戸惑いもあったようす。
でもすてきに描けてました♪

来月はなんともう暑中お見舞い!
金潜紙、銀潜紙のはがきを使います。


お問い合わせはいしど画材まで。

ついこのあいだ年賀状を書いてたと思ったら…。
月日が経つのが早すぎる~!!

むかしはこんな絵も

二輪草かな。
清楚なおももちのお花。
軽井沢の風景にぴったり!


以前、創画会という日本画の団体に絵を出していたことがある。
春と秋と年2回あって、秋のほうが大きい作品を出す。
秋に通ったのは一度きり。
2004年だったかなぁ…よくおぼえていない。
なにしろだいぶん前の話なのだ。

4月の半ばだったか、突然「大法輪」という雑誌の方からお電話があり
創画展に出した絵を表紙に採用したいとのお話をいただいた。


自分でもすっかり忘れていたようなこの絵。
初めて秋の創画展に通ったものだからよろこんだのだけれど
だれだれさんの絵に似ている、とか
その人の絵に似てるから間違えて投票した先生がいる、とか
そんなこといわれてすっかりいやになってしまった。
自分では人の真似をしたつもりはもちろんなかったし、
その人の絵に似てたとしたらほんとうに偶然なのだ。
それ以来このタッチの絵は描いていないし創画展にも出していない。

なつかしいなぁ。
あんみつちゃんの歩き方が若いもの。

まじめな哲学にちかい仏教雑誌。
あんまり合っていないような気もするけれど
表紙ってのはやっぱりちょっとうれしい。