みんな大好き!クリスマスローズを描く

ブログ更新がなかなか追い付かず、今頃クリスマスローズです。
桜→雪割草→カタクリと二輪草→たんぽぽ
といった具合に毎日のようにスケッチに忙しくしておりますので
そのうちそれらもアップしていきますね!
とりあえず今日はクリスマスローズということで
このお花は種類も多く園芸的にもファンが多く
描く方もかなりいらっしゃいますよね。
どの品種もつつましやかで可憐で魅力的。
うっかりその時期にお花屋さんに行ってしまうと
みんなに恋してしまって結局決められずに帰ってきちゃったりします・・・。
そんなこんなでやっと選んで買ったものも
種から出る子たちは結局よくあるやつに先祖返りしてしまって
親と同じ花はほとんど咲かないんですよね。
かといってよくあるやつも好きなので大事に育ててしまうわけで。
そんな先祖返りってるごくありふれたクリスマスローズを描きました。

どこが難しいかというとあのうつむいている感じですよね。
むりやり正面に向かせて描いている方もお見かけしますが
悪くはないんですよ、このクリスマスローズにまっすく向き合おうという姿勢。
でもうつむいたとこが魅力じゃないですか。
角度を決めるところから勝負は始まっているのです。
うつむいてるんだけど蕊は見せる!ここ大事です。
ちなみにクリスマスローズは水揚げがあんまりよくありません。
水切りをしてしっかりと水揚げを行ってくださいね。
うつむきが激しくなってると思ったら萎れてた!ってことになりかねません。
萎れてるのとうつむいてるのでは雲泥の差です。
せっかく描くのですからベストな姿で。
で、本題のうつむいてる感じですが、動画では下描きをしてませんが
まず上からかぶさっている花びらと下の影になっている花びらとのコントラストを出しています。
おしべの色は花びらより明るいクリーム色ですが一旦無視します。
このコントラストをきっちりとることでうつむいてくれます。
この花のしべの部分はなかなか複雑な形をしており
咲き具合によって形が違うのもこの花の特徴ですね。
新鮮な花はおしべがきゅっと密集してますが咲き進んでいくうちに広がり
ぽろぽろ落ち始め、最後にはめしべだけになって膨らんで種ができてきます。
落ちゆくおしべのまわりに黄緑色のピロピロしたものがあるのですが
どうやらこれが花びらで、これも一緒に落ちていきます。
種ができても咲いているように見えますが
あれは花びらではなく萼片らしいです。
そんなことを考えながらここはしっかり描写しましょう。
ここは鉛筆を使うことをお勧めします。
さっき書いたやり方で言うと、下描きをしたのち
コントラストを取るべく塗った色が乾く前に淡いおしべの色をのせておき(じんわり混ざります)
それが乾いてからおしべのまわりのそばかすの色でおしべを塗り残すように周りを埋めていきます。
しべを描くときはのぞき込んではいけませんよ。
頭は決して動かさざること山のごとしで。
しべを描くときだけのぞきこんでしまうと花びらと角度が合わなくなります。
どうなってるのか見るだけならよいですが、
描くときは定位置で。

私はあまり鉛筆は使いませんが、しべの部分だけ使ったりします。
クリスマスローズも後半戦。
うちはこの子とちがった種類のが咲き出しました。
皆さんのおうちのクリスマスローズはどんなですか?
去年まであった真っ白のと黒っぽいのが今年は咲かなかったので
来年は変わったの買っちゃおうかな。
白の八重の子からとった種が来年は2年目。
どんなお花が咲くか、これも楽しみです。
咲くまで何年かかるんだっけ?

DSC_8050

クリスマスローズ
学名:Helleborus
科・属:キンポウゲ科・クリスマスローズ属
原産国:ヨーロッパ、西アジア
別名:寒芍薬(カンシャクヤク)

クリスマスローズの花言葉は、「慰め」「中傷」「私を忘れないで」「私の不安を和らげて」


コブシが好き

こぶしが咲き出すとなんだかそわそわする。
真っ白な小鳥が枝いっぱいに並んだようなハクモクレンもよいけれど
ちょっとお行儀のわるい
風に踊るようなこぶしの姿にいつも心ときめく。
近所の雑木林がめっきり減って
いつでも歩いて描きに行けたのにこの頃は少し遠出しないと描けなくなった。
この木は大きくなるので描ける高さのものを見つけるのに毎回苦慮する。

今回は先に背景の空色から入った。
白抜き液だと面積が広すぎるので塗ってすぐティッシュオフすることで
紙の白を出した。


動画ににじみ出てそうだけど、毎回悪戦苦闘。
教室ではこの悪戦苦闘の結果がよかったとこだけ抜き出してお教えしてる。
いっぱい失敗もしてるからみんなの気持ちもよくわかるよ・・・
今日もソメイヨシノをスケッチしたけれど一昨日描いた1回目のはどうしようもないので
闇に葬り去り、なんとかマシな今日のをそのうちアップしますね~。


ベランダの姫

ベランダに所せましと並んだ植木鉢もずいぶんと華やかになってきました。
春ですねえ・・・。
節分草は小さな体の割には大きな種を重そうにささげもち
雪割草は金平糖のような種を落とし
しばらく香りで満たしてくれたヒヤシンスも今日ついに花を切りました。
今はアネモネと花かんざしが可愛い花を咲かせてくれています。
もう一つ、冬の間柔らかなピンクでいろどってくれたお花
ラナンキュラスがあります。

これね、ひとめぼれして買っちゃったんですよ。
はんなりとした優しいピンク色
光沢のある美しい花びら。
アリアドネという名前がついてました。
ギリシャ神話のアリアドネでしょうか。
テセウスに恋をして迷宮(ラビュリントス)に入る前に糸を渡して手助けした賢いお嬢さんは
裏切られて取り残され、豊穣と葡萄酒と酩酊の神バッカスのお嫁さんになったという。
これも何パターンかお話があって、バッカスが横恋慕してさらったとか
アルテミスに射殺されたとかいろいろあるようですね。
恋をして頬を染める乙女のようにも
お酒にほんのり酔っているようにも見える
可愛らしいお花です。
これももう終わって、あと1輪だけ咲かせてますがそろそろお休み。
夏越しが難しいようなので心して
来年も咲くように育てます!


ラナンキュラス ラックス(Ranunculus Rax series)
キンポウゲ科キンポウゲ属




ラックスというシリーズ名は、花弁が光ることから(ラナンキュラス+ワックス)という由来で名づけられました。
品種名はギリシャ神話に登場する名称から取っています。

ということらしいです。
なるほど。
アリアドネは一番人気らしいです。
ピンク色のラナンキュラスの花言葉「飾らない美しさ」

私が買ったのはこんなに高くなかったぞ・・・
季節によるのかな?
あ、送料も含まれてるのか。

山でスケッチ

山の上にはとんでもなく美しい景色が広がっていて
可愛いお花も咲いていたりいなかったり。
いつか山でスケッチしたいと思いながらも
山登りするだけでいっぱいいっぱいで
スケッチする時間が持てないのが悩み・・・
いつか、いつか、と思ってましたが
いつかとおばけってのは大体来ないんだよね。
ふと気が付くとけっこう良き年になってるし
去年はまさかの手術もしたし
ほんと、人生いつ何があるかわからない。
やりたいことはやりましょう、ということで
行ってきました!


きつかった・・・

でもこれ見ちゃったらねえ。
一面の福寿草。
鹿はこれ、食べないらしいですね。
よかったよかった。

キラキラと輝いてました。

でもね、やっぱりヘロヘロなんですよ・・・
なので1枚がやっと。
それに咲いている時間も短くて、昼頃着いたのですが2時ごろには閉じてきちゃいます。
もっと早く登らねば。

で、翌日は早く出たのですが、靴擦れができかけたり
なにかが足に当たって痛くなり、2回も靴を脱ぐ休憩が入ってしまったのと、
初日のルートがあまりにきつくて道も悪かったので
迂回路を通ったこともあり到着時間はあまり変わらず・・・

まあそれでもちょっとは長く時間をとれたので
広角スケッチができました。
これをどう作品にしようか思案中。

そうそう、ここでひとつお知らせを。

個展が決まりました~~~!

2021年10月20日~26日
銀座松屋さん 遊びのギャラリーです。
憧れのギャラリーでやっと個展ができることとなり
心から嬉しい。。。。
これもひとえに前回の特別室での展示にお運びくださった皆様
応援してくださった皆様のおかげです。
生徒さんにはどれだけ支えていただいたかしれません。
松屋さんのスタッフの皆様の温かいお心遣い
二人三脚で突っ走ってくださった画商のTさん
ずっと支えてくれてる古巣のいしど画材さん
心から感謝してます。
私一人ではほんとなんにもできないのよね。
ただただ好きなスケッチを描き溜めて終わってそうwww
今回はこの描き溜めたスケッチから濃ゆいエキスをぎゅぎゅっと絞り出して
ちいさな花々やきのこたちや野山の美しいものたちの世界を
体感していただけるような展示にしたいと思っております。

あともうひとつお知らせ。
桜の開花宣言が数日前に出されましたね。
東京の開花宣言は標準木の花が5輪開けば出されるそうです。
その木がどこにあるかご存じでしょうか?
そう、靖国神社です!
その靖国神社の中にあるお店で取り扱う一筆箋のイラストを担当させていただきました。

4柄が7枚ずつ入っております♪

表にも裏にも柄があります♪

ここの桜は素晴らしいそうですね。
桜の時期に間に合わせていただいて嬉しい。
今年はお花見は自粛しなければいけないかもしれませんが
通年置いてくださる予定ですので、もし行かれることがありましたら
ぜひお手に取ってみてくださいね。
そして「あ~この柄のクリアファイルとかあればいいのに!」
とかつぶやいてみてくださるとうれしいですwww


梅を描こう!

長い冬眠の期間は終わり。
やはり描き初めは梅ですね。
この香り、わくわくするぅ!

まずは近所の梅園。

うんうん、ちょっと嫌な予感はしてたのよ。

毎年描きに行く大切な場所なのだけれど
年々状態が悪くなっていて
今年はさらに悪い。
多分予算が削られてるんだとおもう。
梅の木は切ってお手入れしないといけないものだと聞いたことがあるのだけど
枯れかけて蕾のついていない枝が目立ち
ひこばえが伸び放題。
ひこばえには生命力を感じるので基本的には心惹かれるのだけれど
多すぎると本体が弱っちゃうんじゃないかな・・・。

でもまあ座ってスケッチできるのはありがたい。

小鳥もたくさん来る。

梅の幹って独特。
皮がザクザクとしていて地衣類やら苔やらいろいろついて不思議な色をしている。
このごつい幹からしゅっとしなやかな新芽が出て
香りふくよかな可憐な花が咲く。
ヒヨドリのかしましい声。
時折回ってくるメジロのちいさなさえずり。
外で描くのは本当に楽しい。

別の日に筑波山の梅園に行ってみた。
毎年梅まつりでにぎわうのだけれど
今年は緊急事態宣言が出ていることもありお祭りは中止。
でも花は見事に咲いている。
早朝に行ったのでまだ空いていた。

こちらは動画はなし。

梅まつりやってたら描けないかもね~。
なかなかない機会。
また白梅のころに行けたらよいなと思ってます。

2月のお花、セツブンソウ

節分も過ぎ、立春! ベランダで育てている節分草が見頃となってきました。
小指の先ほどの大きさの可愛らしい妖精のようなお花です。

ここのところ毎年描きに行ってますが、自生地では2月半ばから3月頃が見頃。
今年は行けるか微妙ですね。
うちの子はその自生地で売られていた鉢植えを育てたものですが
春が終わると地上では跡形もなくなってしまうので
うっかり別のものを植えてしまったり
ほっときすぎて本当に枯れてしまったり
それらを乗り越えてうまくいっても
寿命があるので何年かすると消えてしまうのでなかなか大変。
売っている方に育て方を聞きました。
これは小さな鉢に入れられて売られているのですが、
その鉢ごとプランターに入れて植えるように言われました。
地植えでもそれがお勧めらしいです。
そうすると忘れないし、種ができて周りに散らばり、
親株が寿命を迎えても次の子がちゃんと花を咲かせてくれるそうです。
ちなみに種はとても分かりやすく、ばばーんとできるのですが
鉢の外にこぼれるようなかたちに乗り出してつきます。
私はそれを集めてまいたりしていたのですが
種に手の脂がつくと発芽しなくなってしまうんだそうです💦
それで増えなかったのね!!!
増えてくれるかはこれからのお楽しみ。
種から花が咲く株に育つまでは数年かかるようです・・・
今年はまだ去年買った株が元気なのでちゃんと咲いてくれました。

小品を数点描きました。

セツブンソウ 水彩画5㎝×8㎝ 荒目
セツブンソウ 水彩画5㎝×8㎝ 中目
セツブンソウ 水彩画5㎝×8㎝ 細目

こちらの動画で紹介しているパルプベースという下地剤を使用してます。
シュミンケからアクアプライマーという名前で出ているものに近いです。
あれは細目と荒目だけでしたが、クサカベさんは中目も出してますね。
水彩用の下地剤、ということでこれを塗れば
板とか石とかにも水彩で描くことができるようになります。
もちろん紙に塗っても効果が面白い。
ただ、染みこみが浅くなるので、片ぼかしのエッジが利かなくなります。
逆に鉛筆の線とかがきりりと美しく出ますので
色だけで描くのではなくて線をうまく使うほうがいいかも。
細目はコントロールしやすく、きりっとした感じに描けます。
荒目はラフな表情が魅力。
でも暴れるので、もうちょっとマイルドに、という方は中目がよいかな。
制作動画も編集中なので待っててね♪
今回の動画中で作った見本は柏のいしど画材さんで実物が見られますので
気になる方はぜひ!

そして節分は終わったけれどセツブンソウは2月の花、ということで
上にアップしたセツブンソウの絵はBASEにて販売中です!
ちょっとしたスペースに飾れる可愛いサイズですので
気になる方はぜひ!
ていうかどうぞどうぞよろしくおねがいいたしますぅうう!
こちらから見てみてくださいまし。

パルプベースはネットからも買えます。
一応リンクを貼っておきますね。
350mlのもあるけど、まずは小さいので試してからですね。

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水彩画用下地材クサカベ パルプベース 細目 100ml
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水彩画用下地材クサカベ パルプベース 中目 100ml
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水彩画用下地材クサカベ パルプベース 荒目 100ml
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そしてダメもとで調べてみたら売ってた!
節分草の苗売ってた!!!
若干高めだけれど、自生地まで行くこと考えたらねえ・・・

糸遊

最近、大きめのパネルとロール紙を買い込み
いろいろ描いている。
大きめの絵が描きたくなったのは昨年5月の個展の中止を決めてからで
ベニヤ板に水張りした適当なサイズで何枚か描いたのだけれど、
すっかり楽しくなってしまって
100号いくぞ!っとパネルを買って水張りまでしたのに
手術してからエネルギーが足りなくなってそのままになっている。
やっぱり100は元気になってからにしよう。
真四角って楽しいかたちだなあ、と思って
ほどよく大きいS30 に年末から取り組んで先日やっと仕上がった。

糸遊 透明水彩 s30

大きい絵を描くのの何が楽しいって没頭できることかなあ。
もちろん小さい絵も没頭するんだけれど、物理的に視界いっぱいに世界が広がる感覚や
普通に時間がかかるかんじがなんだかよいんんだよね。
これは春の絵なんだけど、春にタイムスリップするというか
ふと我に返ったときに今が冬なのにびっくりしちゃう。(笑)
春にスケッチしてたときの日差しのまぶしさや虫の羽音、いろいろよみがえってくる。
気をつけなくちゃいけないのが、没頭しすぎて描きこみ過ぎないこと。
全体のバランスを見失わないこと。
時々ラジオ体操を入れたりしながら描いてます。

題名をね、春の陽炎ってつけようと思ったんだけど
念のためにググったら、陽炎(かげろう)って春の季語なんだそう。
つまり春の陽炎って「頭痛が痛い」とかみたいに意味が重複しちゃうかんじなのかなと。
でも陽炎って私にとっては夏のイメージが強いんですよね。
なにかほかの言い回しはないものかと調べたところ、あったんですよ!

「糸遊」

意味としては陽炎と同じなんだけれど、いとゆふ、なんとも可愛らしいじゃないですか。
こどものころにたんぽぽをつんで遊んだそのイメージにしっくりきます。
というわけで、糸遊と題名をつけました。
早く実物をご覧いただける日が来ますように・・・。

さて、体力も戻ったし100号とりかかりますか!

お花屋さんには春がある

モチーフを探していろいろ歩いたけれど今日見つけたのは艶やかなアオキの実と硬くつぼんだ椿くらい。
センダンの実はしわしわになってて、ヘクソカズラもカラカラ。

でもお花屋さんにはチューリップやスイートピーがふんわり春の空気を醸しだしている。

これは火曜日の教室の生徒さんが置いて行ってくれたもの。
Hさん、こんなんなりました。。。

今日の教室では豆色紙に描くという課題。
普段はF6ほどの水彩画をがっつり描いてる教室だけど
2時間で5枚描いてもらいました。
この小さな5cm角の中に世界を作る、というのはなかなかに難しい。
いつもみたいにきちんとデッサンをしましょう、というよりは構成をよく考えて軽やかに仕上げたほうが素敵。
なるべく手数は少なく、全集中して一気に描くべし!
そしてこの小さな中にも空間を作るべし!

かくいうわたくしもついついぎゅうぎゅうに入れてしまうんですがwww
これをまたこちらに入れるとぐっとよく見えます。
描いたらぜひ飾って楽しんでくださいね。
自分の絵を客観的に見るのも勉強になります☆

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豆軸 自然のささやき 朝日 ※豆色紙付き
価格:506円(税込、送料別) (2021/1/6時点)

ららぽーと柏の葉にあるこちらの水彩画教室ですが、コロナ対策としてもともと20名の教室だったところ、12名の人数制限を設けております。
空き待ちの方もおられるのでとても申し訳ないのですが、収まるまでは当分この状態かな・・・
緊急事態宣言も出されそうですね。
今のところ、ジョイフル本田守谷店の水彩画教室と日本画教室以外は消毒と換気を徹底して開催する予定です。(ジョイフル本田のお教室はすべてお休みとなります)
とりあえず自習ですねっ!

今日使用した豆色紙はお近くの画材屋さんでも手に入ると思います。
こちらね。↓


ちなみに、色紙にはこちらの絵墨の明を使用。
最近のお気に入りちゃんです。

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墨運堂 絵墨 明 6色セット
価格:1320円(税込、送料別) (2021/1/7時点)

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絵墨をご使用の方は、濃淡をしっかり出して下さいね!
薄いと色が出やすくてきれいなのですが、全部が薄いとのっぺりして墨感がなくなります。
せっかくだから墨の魅力も出していきましょう!

鈴蘭を描く


五月といえば鈴蘭!お好きな方も多いですね。
可愛いんだけれどお花が小さくてなかなか難しい!
今回はめずらしく白抜き液、マスキングインクを使いました。

ところがこのコロナ連休で画材屋さんに行けず、いつものスケッチブックが少なくなってきてしまったので、節約のため違う紙を使用したところ大失敗。
マスク液をはがすときに一緒に紙までめくれてしまいました・・・。
(詳しくは動画で!)
原因はもしかしたら水張りした時の水分がちゃんと乾いていなかったのかな、とも思ったのですが、2回試してダメだったので紙との相性の問題のようです
。失敗した紙はキャンソンのバルビゾン(300g)
コットンフリーと書いてあったので100%パルプの水彩紙でしょうか。
同じパルプ紙でも例えばラングトンなんかは表面がとてもしっかりしているので剥けないのですが・・・。
このバルビゾン紙は発色が軽やかで結構好きです。
ささっと軽く描くようなときは重宝しますが、マスク液はやめたほうがよいかもしれませんね。
紙にもそれぞれ向き不向きがあるのでいろいろ試してみてくださいね~。

ちなみにスケッチブックはいしど画材さんにお願いして送っていただいたので
もう大丈夫♪

さあ、失敗から学ぼう!((笑)

鈴蘭を描く

カルトマニージョ(クレマチス)


去年、こぼれんばかりに咲き誇る美しいクレマチスを買った。

カルトマニージョ、という名札を付けた彼女は清楚でありながらどこか妖艶で、連れ帰らずにはいられなかった。
春先にお花屋さんで売られているこの手のクレマチスは翌年咲かせたことがない。なかなかに気難しいのだ。
どうせムリだろうと、忙しさにかまけて切り戻しただけで植え替えもせず、何も植わっていない鉢の上にぽん、と置いてあった。
…が、あらら?
1月、よく見たら蕾がついてるではありませんか!
もともと葉っぱは萎びたような硬いかんじで、元気があるんだかないんだかわからないような。けど、元気に育っていたようで…(笑)
思わず鉢を手にとったら…あれ?持ち上がらない。そう、下の鉢まで根をのばしていたのでした。
ここでこんな時期に植え替えをしてよいものか迷ったのですが、えいっとやっちゃいました。
そして今…

なーんて綺麗なんでしょ!
ありがとうー!!
というわけで描きましたとも。

こんなにほっといたのに、綺麗に咲いてくれてありがとう!

てゆうか、なぜ咲いたのかわからない。
コツが全くわからない。

ほっとけばよいのかな?

とりあえず花が終わったら切り戻して置いとこう。
来年も咲きますように!
から描いている過程を見ることができます。
コロナ、だんだん物々しい雰囲気になってきましたね。
みんなそれぞれに大変ですが、がんばって乗り越えていきましょう。
早く収束することを願って!