ぶんぶん


今日でMicaKatolaのプリントの目処が立つかと思いきや
まだ終わらない~。
明日には必ず!

・・・プリントが終わってもまだ仕上げとかにいろいろあるんだけどね~。

今日アップしたスケッチはもう一月ほど前のものかな。
野イバラが咲くと蜂たちが浮かれたようにやってくる。
あたりにただよう甘い香り
眠くなるような羽音のハーモニー。
ああ、咲いたな、と見ないでもわかる。
描いていたら花よりも蜂に興味がいってしまった。

ノイバラ (野茨) 
学名:Rosa multiflora
科目:バラ科
分布:沖縄以外の日本各地の山野に多く自生する。
花期:5~6月

野原や草原、道端などに生え、森林に出ることはあまり見ない。
河川敷など、攪乱(かくらん)の多い場所によく生え、刈り込まれてもよく萌芽する、雑草的な性格が強い。
果実は営実(エイジツ)と称し瀉下薬、利尿薬になり、日本薬局方にも記載されている。

花言葉:「素朴な愛」「孤独」「才能」「詩」

MicaKatolaのブログもアップしました!

Bunkamura ×Hikarie Summer Craft Collection -夏の贈り物-
MicaKatolaは後期、7月6日(日)~9日(水)に参加します!
詳しくはこちらまで!

ばら色の日々4


今日の薔薇は鉢ごといただいてしまったフェリシテ。
しばらくベランダをよい香りでいっぱいにしてくれた。
ふくふくまあるい咲きっぷり。
小ぶりながら重いらしくうつむくかんじがまたよいね。
いちばんの魅力は香りかなあ。
残念ながら絵では伝えきれないけれど。

今、梅干を漬けようと追熟中。
お部屋が甘い梅の香りでいっぱい。
でももうそろそろ漬け時かな。
うまく漬かりますように!

フェリシテ・パルマンティエ   
原名: Felicite Parmentier 
系統:アルバローズ
咲く時期:一季咲き
作出年 1834年以降  
作出国  ベルギー

MicaKatolaのブログもアップしました!

ばら色の日々3


久々のお日様に浮かれた昨日。
今日もとっても気持ちよかったね。
ベランダでは2番花のつぼみをつけた薔薇たちがスタンバイ。
でも連日の雨で葉っぱに白いカビが・・・
調べたらうどんこ病らしい。
イソジンで消毒できるみたい。
50~100倍に薄めて霧吹きで患部にしゅしゅっと。
明日やってみよっと。
葉っぱに虫くいがあるのも気になる。
犯人は見つけられない。

スミレも食べられていたのでよく見たら
黒地に赤も鮮やかな
パンキッシュにとげとげした芋虫が
もりもりとお食事中。
退治しようとしてふと気がついた。
ひょっとしてツマグロヒョウモンの幼虫?
わたしの高校のときの担任の先生が
ちょうちょの研究者。
ツマグロヒョウモンの北上の原因を探っていて
温暖化、というよりは園芸種のパンジーという食料を得たことのほうが
大きいのではないかと熱く語っていたのを思い出した。
調べたらビンゴ!
4~5cmになったら捕まえて羽化を観察したいな。
ベランダに出るたび見に行くのだけれど
うっとりするくらいの食べっぷり。
幸い、すみれは増えすぎていて抜かなくちゃいけないくらいある。
でもなんで1頭だけなんだろ?
卵を一個ずつ生むのかな。

コマンダン・ボールペール。
珍しい絞りの入ったオールドローズである。
気合が入りすぎて
なんだか図鑑のようなできになってしまった。
まあいっか。

コマンダン ボールペール   
原名: Commandant Beaurepaire 
系統:オールドローズ ブルボン
咲く時期:一季咲き
作出年 1864年  
作出国  フランス
作出者  Robert & Moreau.
別名 【Panachée d’Angers】
交配親 Striped single HP of Vibertの実生

MicaKatolaのブログもアップしました!

ばら色の日々2


スケッチにいけない日が続く。
お天気のせいばかりではなく、お仕事もちょっとたてこんでいて。

薔薇の季節はあちこちのお庭にお邪魔して描かせていただいてた。
こちらはご近所でずっと気になっていた
とってもすてきなお庭があるお宅。
思い切って描かせてくださいとお願いしたら快諾していただいた。
薔薇だけではなく
珍しい山野草などもたくさん育てていらして
目移りしてしまう・・・

こちらはキャスリーン・ハロップという名前のとげの少ない蔓薔薇。

あのころのからりとした気持ちのよいお天気から一転
毎日じめじめ蒸し暑い。
でもこれも必要なことで
ベランダの緑が日々いきいきしてきているのがわかる。
そろそろきのこも出るしね。

キャスリーン・ハロップ
原名:Kathleen Harrop
系統:オールドローズ ブルボン
咲く時期:一季咲き
作出年:1919年
作出者:Alexander Dickson II
作出国:イギリス
品種親:ゼフィリン ドルーアンの枝変わり
ブランド:ディクソン

ばら色の日々・・・?


久々のアップ。
先週はお仕事もプールもお休みだったので
思い立って日光に行ってきた。
そのままサボり癖がついたのですな~。

ここからしばらくは薔薇にハマっていた日々のスケッチ。
薔薇はあまり好きではなかったのだけれど
なぜかこのところ心引かれてやまない。
ベランダの薔薇の鉢も増えてきた。

ところで今年も Bunkamura × 渋谷ヒカリエ summer craft collection 2014に出展することとなりました。
MicaKatolaは後期、2014年 7月 6日(日)~7月9日(水)(渋谷 東急文化村)です。
また詳細はアップしていきます。

いまお部屋には巨大なダンボール箱につめられた
Katolaの作品が・・・
これからしばらくはシルクスクリーンプリントの日々が続く・・・。

入れ替わって


ムラサキケマンが群生していたところに
入れ替わるようにあらわれたセリバヒエンソウ。
ちいさなオダマキのようなかわいいお花。
たしかにツバメが飛んでるみたい。

下のほうにはちいさなきのこ。
ムジナタケ?
なんだろう?

今日はなんだかひたすら眠い。

明日からがんばることにして寝ちゃおう。。。zzz

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
学名:Delphinium anthriscifolium
科目:キンポウゲ科ヒエンソウ属 (1年草)
分布:中国。明治時代に渡来。東京を中心に分布。
花期:4月~5月

葉の印象が「セリ」に似ているので「セリバ」で、花の印象を「飛翔するツバメ」にみたてて「飛燕(ひえん)」
キンポウゲ科の植物に多いのだが、このセリバヒエンソウも強い毒性がある。

花言葉:軽薄

せせらぎを聞きつつ


毎年描かずにはいられない我が家のジャーマンアイリス。
今年もきれいだった♪
いろんな色があるけれど
シンプルな紫がやっぱり好きかな。

香りがけっこうあるんだよね。
お教室に持っていったり
お部屋に飾ったりすると香りに酔いそう・・・。

香り、といえばやっぱり薔薇。
先日いただいたフェリシテという小ぶりの蔓薔薇はとても香りがよい。
今ベランダで育てているけれど窓を開けるたびによい香りがただよって
ほんとにしあわせ。
やっと咲き出したスピリット・オブ・フリーダムも香りがつよいタイプ。
最近増えて4鉢になったラベンダーもよい香り。
とくに富良野ラベンダーはよいね。
これもいただきもののハーブ、アップルゼラニウムも
水遣りのたびに香る。
これは虫除けにもなっているようで
薔薇の近くにおいておくとアブラムシがつきにくいような気がする。
とはいえ薬ではないので厳重に見張って
見つけ次第鬼のようにぷちぷちする。
たぶんどこかにいるであろうカマキリの赤ちゃんのためにも
お薬はなるたけ使わない。
今日は森に行こうと思っていたのだけれど
昨日泳ぎすぎたのか疲れてしまって
お花の植え替えやら日よけの設置やら
ベランダのお手入れと
ベランダで咲いたお花のスケッチで午前中を費やしてしまった。
そうこうしているうちに風が強くなってきたのでこもって製作。

そうそう、個展会場でつかえるかな、と思って買ったCD「せせらぎ」
BGMにけっこうよい!
タイトルどおり、ずっと小川のせせらぎとときおり小鳥の声・・・
一瞬、トイレの流水音っぽいか・・・?!失敗!と思ったのだけれど
とってもよい気分で描けるなあ。
わたしはけっこうにぎやかな音楽がすきなのだけれど
製作中はなぜかそれらが聴けなくて
邪魔しない感じのクラッシック(急に大音量になったりしないやつ)か
静かなジャズとかボサノバをかけたりするのだけれど
それすらうるさく感じることもある。
音楽よりもむしろ人がしゃべってるラジオのほうがよかったりする。
なんでだろうな~。

これはまったく邪魔しないね。
いや、それ以上によい環境にしてくれるかも。
お外で描いてるような気分になるのかな。

ジャーマンアイリス
学名:Iris germanica
科目:アヤメ科アヤメ属
別名:ドイツアヤメ 匂いアイリス
花期:5月~6月

アヤメ属の植物を交雑して作出されたもので野生のものはない。
800年代の初期にドイツ、フランスで品種改良され、その後アメリカが多数の品種を出している。
属名の「アイリス(Iris)」とはギリシャ語で『iris「イリス(虹)」』にちなむ。
ギリシャ神話で、イリスは有事の際に神々の使者となって天界と地界を往復するために
虹の橋をかけたとされる虹の女神。
欧米ではこの花のことを「レインボーフラワー(虹の花)」と呼んでいる。

花言葉:使者 燃える思い 恋の便り 豊満

荒れるお天気?


先日アップしたアマドコロと似ているお花のひとつ、ホウチャクソウ。
花びらが分かれているので比較的見分けはしやすい。
これも清楚で美しい。

昨日は朝のお天気がよかったのでうきうきと自転車で通勤。
いまはどこも薔薇が美しくて楽しい。
ヤマボウシの白いハンカチのようなお花も気になる。
カシワバアジサイのつぼみも着々と大きくなってきている。
ドクダミもアジサイももうすぐ。
そんなこんなで行きはご機嫌だったのだけれど
授業が終わる頃、都内で集中豪雨との情報!
竜巻注意報まででてる!
まだ晴れていたけれどなんだか風がおかしい。
帰りは強くなってゆく向かい風と戦いながら急いでペダルを踏んだ。

・・・まあ、降ったのはそれからずいぶんたった夕方だったんだけどね。
よい運動でしたw

明日は久々に森の植物たちを見に行こうかな。
ヤブカンゾウ、ノカンゾウ、キショウブあたりをねらってみる。
クサイチゴも実をつけたかも。

ホウチャクソウ(宝鐸草)
学名:Disporum sessile
科目:チゴユリ属
別名:狐のちょうちん
分布:アジア大陸の東端(極東ロシア-東南アジア)全域に見られ、日本全国に分布。
花期:5月~6月中旬

雑木林などの樹間のひらけた場所に群生する。
花被片が合着しない点で、よく似たアマドコロ属 Polygonatum と見分けることができる。
若芽に有毒成分を含む。
山菜として利用されるアマドコロやナルコユリの若芽と似ており、注意が必要であるが
ホウチャクソウは摘んだときに独特の臭気を発するため見分けは可能。
宝鐸(ほうちゃく、ほうたく)とは寺院建築物の軒先の四隅に吊り下げられた飾り。
花が垂れ下がって咲く姿がこの宝鐸に似ることによる。

花言葉:よきライバル

貴婦人


かわりまして銀蘭。
金蘭よりずっと小ぶり。
そしてぱっと開いたとこにお目にかかったことがない。
おそらくこれで全開!
慎ましやかで楚々とした風情が素敵。
なかなか見つけづらいとこもレア感があって
運よく出会えるととてもうれしい。
花言葉がおとなしい貴婦人、だって!
ぴったり!

今日は朝からからりと晴れた。
今はどこも薔薇が美しい。
うちはあんまり薔薇を植えていない。
2年前くらいから薔薇に興味を持ち始めたビギナーなので
まだあまり上手に育てられない。
1本はカイガラムシにやられたのか
冬の休眠状態から戻らず・・・
それでも脇から新芽がちょろんと出てきたのでそれを大事にしてるとこ。
それでも昔からいるピンクのミニバラと
おととしから来てくれたスピリット・オブ・フリーダムちゃんは
順調に蕾をふくらませている。
昨年いただいた枝をつけたものは5鉢根付いて
こちらも順調に育っている。
来年はいっぱいお花が咲く予定!
ベランダに薔薇がいっぱい~~♪
・・・と今から妄想中。

で、現実の話。
薔薇が描きたい!と近所の薔薇スポットめぐり。
いつもお友達と行くケーキ屋さんの薔薇はすばらしかったけれど
7時前の段階でものすごい日差し・・・
駐車場のほうなら描けるかな、と思ってまわってみたのだけれど
なんかちいさな建物ができていてそちらの薔薇は移動していた。
・・・う~ん、仕方ない
柏の葉公園の薔薇園は9時からだけど外から描けるところがあるかもしれない!
・・・と出かけたけど、やっぱりダメ。
今日は薔薇はあきらめてその近くのこんぶくろ池でスケッチ。
今の時期、もう9時を過ぎると日向でのスケッチは無理ですな~。

計画性のなさを思い知ったので帰ってからいろいろ心当たりを回ったり
メールしたりして
薔薇をスケッチできる段取りを整えました~!!!
Aさん、あさってよろしくお願いいたします!

ギンラン(銀蘭)
学名:Cephalanthera erecta
科目:ラン科キンラン属
分布:本州以西から朝鮮半島に分布。
花期:4月~6月

もともとは春の里山を代表するランの仲間だったが、近年では個体数を大きく減らしてい。   
草姿はキンランに似ているが、草丈10cmほど、まれに30cmほどとずっと小さな多年草。
春に、茎を直立させて茎頂に数個の白色の、典型的なランの形の小さな花をつけるが
花冠はほとんど開かないのが特徴のひとつ。
金蘭より菌への依存度が高い。

花言葉:おとなしい貴婦人

金蘭3枚目!


3枚目の金蘭。
群生しているところとはべつにぽちぽちあちこちで咲いている。
ここの森には金蘭をはぐくむきのこたちがたくさんいるということなんだろう。
一緒に咲いているのはマムシ草。

金蘭のスケッチを見ているとどうしても毛虫の雨をおもいだしてしまう。(笑)
十分に払い落として帰ってきたつもりだったけれど
先日お部屋の隅でミイラ化したやつが見つかった。
合掌。

今日は朝から雨。
教室で使うモデルのお花、候補はたくさんあったけれど
牡丹の台木だった芍薬がきれいだったのでそれとアヤメとシランを組み合わせた。
芍薬もいろんな種類があるとおもうんだけれど
台木につかうくらいだから丈夫なのだろう。
お花自体はあっさりしたかんじで
ゴージャス感はないけれど
わたし好みの可憐さがある。
でも今年牡丹が咲かなかったことを鑑みると伐らなきゃいけないだろうな。

明日は晴れる予報。
さて、どこにスケッチにいきましょうか・・・

キンラン(金蘭)
学名:Cephalanthera falcata
科目:ラン科キンラン属
分布:中国、朝鮮半島、北海道を除く日本各地に分布。
花期:4月~6月

地生ランの一種。
キンランの人工栽培はきわめて難しいことが知られているが、
その理由の一つにキンランの菌根への依存性の高さが挙げられる。
本種の菌依存度は独立栄養植物と菌従属栄養植物の中間(混合栄養性植物)で、
本種は炭素源の34~43%、窒素源の約49%を菌から供給されている。
このような性質から、キンラン属は菌類との共生関係が乱された場合、
ただちに枯死することは無いが健全な生長ができなくなり、長期間の生存は難しくなる。
元々、日本ではありふれた和ランの一種であったが、1990年代ころから急激に数を減らし
1997年に絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)として掲載された。
また、各地の都府県のレッドデータブックでも指定されている。

花言葉:眠れる才能