久々の銀座


この野葡萄はNHK「野の花を描く」のKさんが
もってきてくださったもの。
なんと立派な!
ちゃ~んと虫が出た穴が開いていた。


今日は銀座のみゆき画廊まで木下千春展を観に。
メインはやはりこの大作、屏風。


会場の様子。




薄い絹を何枚か重ねて描いてます。
不思議なかんじ・・・


わたしのお気にいりの小品。
金魚、かわいい。


作品はかなり繊細なので写真にうまく写らない・・・。
実物をぜひご覧くださいね!
木下千春展17日(土)5:30まで。
よろしくお願いいたします。

ノブドウ
学名:Ampelopsis glandulosa var. heterophylla
科目:ブドウ科ノブドウ属
分布:日本全国のほか東アジア一帯に分布。
   アメリカにも帰化。
花期:7~8月
果期:10~11月
つる性落葉低木。
ブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して
虫えいをつくることが多く
一つの房に,白緑色・褐紫色・赤紫色・青色と
色とりどりの実をつける。
花言葉:「慈悲」「慈愛」

きのこの版画展開催中!

虫がつくほど美しく


毎年描きたい実のひとつ、野葡萄。
うちの近所の高速の外側のフェンスに
いっぱい絡まっていて
それが毎年楽しみだったのだけれど
去年除草剤をまかれてしまって
全滅してしまった。
他にあちこちで見かけるのだけれど
なかなかきれいに色づいているのがない。
あの不思議にいろんな色になる宝石のような実の色は
中に虫が入らないと出ないのだそうだ。
こちらは新潟でみつけたもの。


今日から銀座のみゆき画廊で木下千春展が始まった。
見た目は向こうのほうが大人っぽいので
並ぶといつも姉にまちがわれるけど妹!!
繊細で緻密な作品のなかには独特の世界。
家族のことをほめるのもおこがましいのですが
素敵な作品ですのでぜひぜひ観てやってくださいね。
17日(土)5:30まで。

ノブドウ
学名:Ampelopsis glandulosa var. heterophylla
科目:ブドウ科ノブドウ属
分布:日本全国のほか東アジア一帯に分布。
   アメリカにも帰化。
花期:7~8月
果期:10~11月
つる性落葉低木。
ブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して
虫えいをつくることが多く
一つの房に,白緑色・褐紫色・赤紫色・青色と
色とりどりの実をつける。
花言葉:「慈悲」「慈愛」

きのこの版画展開催中!

時間がきたら


別の場所でみつけた
ゴージャスにお花をたくさんつけたリンドウ。
ぱっちりと開いてかわいかったのだけれど
描いているうちに時間が来たようで
まだ明るかったのにみるみるつぼんでしまった。
やっぱりリンドウさんを描くのは
一期一会というか・・・
チャンスをつかむのがむずかしい。


リンドウがつぼんですこししたら
あんなに暑かったのに急に寒くなった。

昨日今日とそういえばちょっと寒かったね。
夏がずぅっと終わらないような
そんな勢いだったのに
ちゃんと秋がきていて
もう冬のあしおとがかすかに聞こえる。
あんみつさんの毛なみもすこし
ふっくらしてきたみたい。

お庭の小菊がそろそろ開き始めた。
もうすこししたら描きごろになる。
 
リンドウ
学名: Gentiana scabra var. buergeri
科目:リンドウ科リンドウ属の多年生植物
分布:本州から四国・九州の湿った野山に自生。
開花:9月~10月
別名:えやみぐさ(疫病草、瘧草)
花は日光を受けると開き夜は閉じる。
雨や曇りの日は閉じたまま。
(品種によってはずっと開かないものもある)
花言葉:「正義と共に、勝利を確信する」
    「悲しんでいるあなたを愛する」

男なきに泣かむとすれば竜胆がわが足もとに光りて居たり
『桐の花』 北原白秋

きのこの版画展開催中!

まだ暑さ対策も必要?


お花屋さんで売っているリンドウは
仏花のイメージがつよい。
いつもつぼんでいて地味~なかんじなのだけれど
野外で見るリンドウは
見つけるとふわりと嬉しくなるかわいらしさ。
そうか、お日様にあたらないと開かないのか。
だからお花屋さんのリンドウはつぼんでるのかな。
それともそういう品種なのかな。


ということは、スケッチも日向でおこなうこととなる。
この日はなぜかとても暑かった。
寒いとばかり思っていて
寒さ対策はばっちりして行ったのだけれど
暑さ対策はまったくしていかなかった。
マフラーは夏の紫外線や汗の対策用のものではなく防寒用。
靴下も厚手、下着もサラファインではなくヒートテック。
ダウンまで持っていったのに。
仕方ないので合羽を頭からかぶって日よけにし
汗かきかきスケッチ。
奇しくも数年前、春に来て
これまた日向で開くイチゲをスケッチしていて
熱中症?具合が悪くなったおなじ場所。
こんどは夢中になりすぎてお水を飲むのを忘れないように。
途中、大きな芋虫が
スケッチブックの上に落ちてきたりもしたけれど
なんとか無事描きあげたのだった。
 
リンドウ
学名: Gentiana scabra var. buergeri
科目:リンドウ科リンドウ属の多年生植物
分布:本州から四国・九州の湿った野山に自生。
開花:9月~10月
別名:えやみぐさ(疫病草、瘧草)
花は日光を受けると開き夜は閉じる。
雨や曇りの日は閉じたまま。
(品種によってはずっと開かないものもある)
花言葉:「正義と共に、勝利を確信する」
    「悲しんでいるあなたを愛する」

男なきに泣かむとすれば竜胆がわが足もとに光りて居たり
『桐の花』 北原白秋

きのこの版画展開催中!
いしど画材での水彩画展、終了しました。
きてくださった皆様、ありがとうございました!

紅い秋


今朝は烏瓜を描きにちょっと早起き。
予報では曇りのち晴れだったけれど
描いてたらぽちぽち雨粒。
ちょびっとだったからあまり気にせず描いちゃった。
なんだか湿っぽいかんじの絵になった。
臨場感、ということで。


青いしましま、うりぼうが少なくなって
ほとんどが赤くなった烏瓜。
秋の深まりを感じる。

こちらは柿の葉。
桜の葉なんかもずいぶん紅葉がすすんでいる。


週末はちょっと遠征してくる予定。
たくさん木の実が描けるとよいな。
 
カラスウリ
学名:Trichosanthes cucumeroides
科目:ウリ科カラスウリ属:蔓性多年草。雌雄異株。
分布:本州・四国・九州に自生。
   林や藪の草木にからみついて成長する。
開花:7月~9月にかけての日没後から開花、
   雌株にのみにつく果実は10月から11月末に熟す。  
別名:玉章(たまずさ)→種の形を結び文に見立てて
  ツチウリ・キツネノマクラ・ヤマウリ
花言葉:よき便り・誠実・男ぎらい

きのこの版画展開催中!
いしど画材での水彩画展も開催中!30日まで。

甘い色にうっとり


秋明菊は白から咲き始めて淡いピンクが次に咲く。
なんとも甘そうなかわいいピンク。
うちでは毎年となりに植えたホトトギスと一緒に咲いてくれる。


昨日は「没後70年 竹内栖鳳―京都画壇の画家たち」展にいってきた。
大好きな画家のひとりで、数ヶ月前から楽しみにしてたのだった。
竹内栖鳳といえばこの猫を思い浮かべる。


うちで前に飼っていたきんときという猫にそっくり。

そばに本人(猫)のお写真が!


あ、きんときのほうが美人でした。

すいません、猫馬鹿で。。。

近くで見るとやっぱりすごい。
毛並みの表現、瞳の色・・・!



くまさんもどこかユーモラス。
お鼻のぬれて光ってるかんじとか
瞳の輝きとか肉球とか毛並みとか・・・
ほとんど墨だけですごい表現力。

墨だけ、といったらこちらの象の屏風!



見れば見るほどすごかった。
勢いのあるタッチで象の皮膚の質感まで表現されている。
ただただ脱帽。。

まだまだ修行が足りないと思い知ったのであった・・・。

ここにアップしたのは動物だけれど
風景画もすてきだったなあ。
他の動物もたくさんあり、それぞれの特徴をしっかり描いていて
どれもすてきだった。
干し柿ころころ、みたいなちょっと脱力系の作品も好き。
ぜひぜひ観てみてくださいね、

印象的だったのがこちらの最晩年の作品。


冷たい雪の中の老烏の姿がなんとも孤高。
これを描いた5ヵ月後に帰らぬ人となったのだそう。

今回は特別にブロガー内覧会、ということで
写真撮影がOKでした。

後期に出る軍鶏の絵も観たいので
また来なくては!

シュウメイギク
学名:Anemone hupehensis var. japonica
科目:キンポウゲ科
分布:中国から古い時代に入ってきた帰化植物
開花:9~10月   
別名、キブネギク(貴船菊)。
名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間。
花言葉:忍耐 薄れゆく愛

きのこの版画展開催中!
いしど画材での水彩画展は明日22日~30日。

たおれてもたおれても・・・


毎年描くのに毎年苦労するお花のひとつ、コスモス。


夏の日差しと雨のなさで干からびたようになってたけれど
このところきらきらと美しい。
でも根元をみると
何度も倒れて立ち上がってを繰り返したあとが・・・
たおやかでかよわいかんじの線の細いお花だけれど
実はとてもつよい。
時々脚に花粉をたっぷりとつけたミツバチがやってくる。
かわいらしいので描いちゃった。

今日みたいな日は自転車での移動もきもちよい。
空気が金木犀色をしていて
汗もからりとすぐかわく。
ずっとこうならよいのに、とおもうけれど
こんな時期はみじかい。
 
コスモス
学名:Cosmos bipinnatus
科目:キク科コスモス属
分布:日当たりと水はけが良ければやせた土地でもよく生育。
   メキシコから、1876年頃にイタリアの芸術家が
   日本に持ち込んだのが最初との説がある。

開花:6~12月(早咲き、遅咲きあり)   

   コスモス(cosmos)”の語源は、ギリシャ語の
  「秩序」「飾り」「美しい」という意味の
  「Kosmos, Cosmos」の言葉に由来する。

花言葉:乙女のまごころ、愛情、たおやかさ

きのこの版画展恵比寿では開催中!
軽井沢は18日から!

風にゆらゆら・・・


お庭の秋明菊がやっときれいになってきた。
夏の暑さと雨の少なさで
弱ってたようだった。
心配したけれどようやくふっくらしてきた。
これは昨日のスケッチ。
今朝はよりきれいだった。


今日も空気が金木犀の香りに満ちていて
きらきら美しい一日だった。
明日は絵手紙教室。
早起きして烏瓜とりに行こう。
秋明菊もコスモスも持っていける。
こういうときはモチーフ集めもたのしい。 

柏のいしど画材さんでの
きのこの版画展、植物を中心とした水彩画展になりそうです。
すみません・・・
日にちはかわらず10月22日(月)~30日(火)
詳細はのちほど!

シュウメイギク
学名:Anemone hupehensis var. japonica
科目:キンポウゲ科
分布:中国から古い時代に入ってきた帰化植物
開花:9~10月   
別名、キブネギク(貴船菊)。
名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間。
花言葉:忍耐 薄れゆく愛

秋はいろいろいそがしい


ずいぶんとブログをさぼってしまった。。。


こちらは先日いただいた栗と
うちのコムラサキさん。
秋色むんむん!

先週末からなんだかバタバタ、
おまけに体調もよくなかったのでちょっとお休みしちゃった。

まず、MicaKatolaの新作の写真撮影。
そのようす、またのちほどアップします♪

その翌日
きのこの版画展をやらせていただく恵比寿のマッシュルームで
TV取材のエキストラ・・・?
この顛末ものちほど。

順序でいうと逆なんだけれど今日は昨日行った
川村清雄展
について書こっかな。
感動がうすれないうちにね!


実は初めて作品を見た画家さんで
彼のことはなんにも知らなかった。
嘉永5年、旗本の家に生まれ
明治維新後、徳川宗家の新当主家達について駿府へ出立
その後徳川家派遣留学生として明治4年から11年間
アメリカ、パリ、ヴェネツィアで油彩画を学んだ方だそうだ。
幕末、明治、大正、昭和、
激動の時代を生きた方。
あまり知られていない、ということもあるのだろう、
彼の一生を追うかたちでの展示で
川村家伝来の鎧やら旗指物やら手紙やらが
入ってすぐあたりにずっと展示してあって
???・・・というかんじだったけれど
そこをとおりすぎると
彼の美しい油彩画に出会えた。
明治、大正の油彩画というと
なんだか重く暗いものが多いイメージだったのだけれど
軽やかで明るい世界が広がっていた。
帰国の際に友人のスペイン人画家から
「あなた方の持っている日本の趣味を失わないように」
との手紙をうけとったそうで
その気持ちを一生忘れなかったのだろう。
油彩でありながら借り物の技術、というかんじが全くなくて
日本の風物をみごとに表現している。
美しいなぁ、としばし見入ってしまった。

でも正直言って絹本に油彩のは油彩独特の重さが気になる絵もあった。
これなら日本画の絵具のほうが美しく表現できるのでは、
と思う作品もあったけれど
たぶん描いたばかりのころはもっと色鮮やかできれいだったのだろう。
なのでわたしは装飾的に描かれた絹本や板の作品より
キャンバスに描かれた風景画に惹かれた。
肖像画はやはり幕末から維新の有名人のものが
興味深い。
勝海舟さんとのエピソードがキャプションに書かれていて
おもしろい。
かなりそっくりに描けてるらしい。
残念ながら篤姫、天璋院像は後半からの展示らしく
まだ出ていなかった。
図録がおもしろく、時代背景、彼とそのまわりの人々のエピソードなど
興味深く読ませてくれる。
これをを読んでから見たほうが楽しめるかもしれない。
彼は決して自分が納得のいかない作品は
納期が過ぎても渡さなかったという。
どうしても今日持っていかないと切腹する、といわれて
もう一息で完成の作品を使者の目の前でふき取って消してしまったそうだ。
ジョルジュ・ルオーも未完成作品をすべて燃やしたという。
彼の作品展も始まったばかり。
ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス展

2012年10月6日(土)~2012年12月16日(日)
パナソニック汐留ミュージアムにて。

かわい~!
見に行かねば!
山種の竹内栖鳳も観たいし都美館のメトロポリタンも観たい。
気になるのが科博のチョコレート展!
秋はいそがしい。

やっぱりおサボりはいけない・・・


今のところ早起きが続いている。
なにしろ彼岸花から目が離せないのである。
たぶん、今日がピーク。
連日なかなか描けなくてじたばたじたばた。
今日こそは・・・


やっとすこしまともなスケッチができた。
先週すこしスケッチをサボったのが災いして
なかなか描けなかったけれど
やっと調子が出てきた。

彼岸花を機嫌よく描いてたらメールが。

いつもの場所に素敵なきのこが出てるらしい!!!
よし、明日はお仕事前の朝イチきのこだ!
・・・でも台風来ちゃってるなぁ。

曼珠沙華(まんじゅしゃげ) 抱くほどとれど母恋し
                   中村汀女