道具のおはなし

最近抜け毛がひどい。

…髪の毛の話ではありません。
筆の!

前はすだれ状の竹ひごでできた筆巻きを使っていたのだけれど
おととしくらいからいただきもののナイロンのを使い始めた。
竹のはお外でスケッチに行ったときに筆を落としてきてしまうことがある。
ナイロンのはポケットがついているしベルトもきゅっと締められるので
落とさずにすむ。
単に注意力の問題…かもしれないけれど。

ナイロンのが蒸れやすいことはわかっていたので
帰ったら必ず広げて乾かしてからしまうようにしていたのだけれど
…きっとわすれたんだろう、個展後のスケッチくらいから
急に全部の筆の抜け毛がひどくなってしまった。
3日前、「もうだめだ~!」ってくらいわさっと抜けてどうしようかとおもっていたら
6月に注文していた筆がやっと届いた。
ああよかった!

竹製の筆巻きにもどすかなあ。
せめて夏の間だけでも。

普段は水彩画でも使い慣れている日本画用の筆をつかうのだけれど
このまえ清水!ってくらいの
超高級水彩筆を買ってしまった。



DA VINCI(ダ・ヴィンチ!)
イタリア製。

ふっくりした含みのよさ、やわらかいのに先が鋭くきく。

でも「いいね、いいね!」
といいながら描きすすんでいくうちに
ついついいつもの彩色筆を手にとってしまうのであった。
慣れ、の問題かなあ。
日本画筆のコシの強さがどうも性にあってるようで。



道具のおはなしついでに
紙のサンプルをいただいたのでその実験結果を。
画面ではちょっとわかりづらいかなぁ。。。

イタリア、ファブリアーノ社製 Artistico Extra White(アルティスティコ エキストラホワイト)
上左が極荒目、右が荒目、下左が細目、右が極細目
わたしが普段使っているのはイギリス、デューラーラウニー社のラングトンという紙なのだけれど
コットン紙のじわっとしみこむかんじよりパルプの弾くようなかんじがすきで
パルプのほうを使っている。

このサンプルでいただいた紙はコットン紙なのだけれど
使いやすいかんじ。
発色もものすごくきれい。
以下、かなり主観的な意見ということで。。。

極荒目は塗りむらとか余計な筆あととかが残りにくい。
紙の目を利用して面白い表現ができそう。

荒目はわたしが普段使っている紙に近い。
いちばん使いやすいかな。

細目は筆あとがのこりやすくなってくる。
たらしこみの効果もきれい。
水彩色鉛筆を使った繊細な表現もできそう。

極細目、これはかなり繊細な紙!
筆あとはもちろんばっちりのこるので
鉛筆等を使わなくてもきりりと鋭い線が出せる。
発色もきれいで色が重なったところがはっきり出るのでていねいに重ねたら
美しく描けそう。

わたしが使ってみたいのは極細目と極荒目。
超高級紙だからよく検討のうえで。

いしど画材さんでまだサンプルを配っているとおもうので
興味のある方、ぜひおためしを!

“道具のおはなし” への2件の返信


  1. ダビンチはドイツ製
    ラファエルはフランス製
    レンブラントはオランダ製
    ウィンザー&ニュートンはイギリス製
    です。。

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