森の中・明けの明星

アケボノソウにはたくさん虫が集まる。
描き始めたときは茶色っぽいちょうちょ、
美しい色の虻、蝿に蟻、そしてこの不思議なかたちの虫がわんわんいた。
こういう光景に出会うと「風の谷のナウシカ」の
大きな蟲たちがゆっくりたゆたう腐海をおもいだす。
この株のもういっこ向こうの株にちいさな蜘蛛の巣がかかっていて
巣の大きさからいうと5mmくらいのかわいい蜘蛛がいそうなかんじだったのに
ふと出てきたのが2cmはありそうな赤と白の縞々の
タランチュラ的な丸みのある大蜘蛛だったのでびっくりした。
腐海には危険がいっぱいである。。。

描いているうちに時間がすぎたのかちょうちょと虻はあまり来なくなってしまった。


このつがいになった虫は片方しか蜜を吸わない。
片方は一生懸命羽ばたいてもう片方が蜜を吸うのを支える。
おそらく吸っている方がこれからたまごを産むメスで
支えているほうがオスなのだろう。
眺めていてふと気がついた。
蜜というものはお花の中心から出るものとおもっていたけれど
この虫は花びらの先、黄緑色のてんてんのあたりを舐める。
不思議に思ってよく見ると蟻も虻も蝿もみんな真ん中ではなく
黄緑のてんてんや茶色のそばかすのあたりを舐めている。
蜜はここから出てるのだろうか?
そういえば黄緑色のてんてんはちょっとてかてかしているみたい。
おもわず1輪とってそのあたりを舐めてみた。

・・・なんにも味はしない。

おうちに帰って調べてみたらやっぱりこの黄緑色のてんてんが蜜線なのだそう。
甘くなかったけどなぁ。

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