早いもので今日で5月もおわりですね。
なんだかついこの前ゴールデンウィークだって言ってたような気がするのに。
今年の5月のまとめです♪
2012年5月のスケッチ
絵描き、木下美香の日々のスケッチ
早いもので今日で5月もおわりですね。
なんだかついこの前ゴールデンウィークだって言ってたような気がするのに。
今年の5月のまとめです♪
2012年5月のスケッチ
有名な毒草、ハシリドコロ。
その毒成分はアルカロイドの一種スコポリンとのこと。
そのせいで狂乱状態になり走り回るのでこの名があるとか・・・!><
別名、キチガイイモ、キチガイナスビ、オニヒルグサヤというから強烈!
とはいえ川べりで見たこのつつましやかなお花は
なんとも美しくちっとも毒々しいかんじはしない。
ハシリドコロ:ナス科ハシリドコロ属 多年草
本州から九州、朝鮮に分布。
早春から初夏にかけての短い期間に地上部を出す。
出たてのフキノトウやオオバギボウシに間違われることがあるらしいので注意!
薬毒紙一重!薬としても使われているそう。
花言葉は「沈黙」「殺したいほど愛してる」こわっ!
月末はプールがお休みなのでお仕事から帰ってビールを一杯!
晴れた日のビールはおいしいけれど
お天気がよいのは残念ながら今日までらしい。
お庭のニゲラが散るのが惜しい。
明日から6月。
母が植えたスナップエンドウ。
とりたてをさっと茹でて軽く塩をふったものは最高!
スナックエンドウ?スナップエンドウ?
とわからなくなって調べたところ
1983年に農林水産省がスナップエンドウで統一したらしい。
最近さやが固くなってきてしまったので
もう終わりかなあとおもってたら
さらに待ってお豆がまるくなったら
グリーンピースみたいにおいしく食べられるのだそう。
よいこときいちゃった♪
ちょっと前の近所でのスケッチ。
たぶんアマドコロ。
ホウチャクソウ、アマドコロ、ナルコユリは似ている。
ホウチャクソウは花びらが分かれているのでわかるのだけれど
アマドコロとナルコユリはお花がそっくり!
でも茎をさわるとわかる。
アマドコロは角ばっている。
ナルコユリはまあるい。
アマドコロ:ユリ科アマドコロ属 多年草
日本全土の山地や丘陵地の草原、木陰などに生える。
地下茎が山芋の仲間のトコロににているけれど
トコロとちがって甘いのでこの名前。
早春の若芽および晩秋の根茎が食べられる。
花言葉は「元気を出して」「心の痛みがわかる人」
蘆垣の 中の似児草 にこやかに われと笑まして 人に知らゆな(万葉集巻11-2762)
似児草(にこくさ)とは一説にはアマドコロのこと。
なんだか幸せな詩ですなぁ。
まだ秘密の恋なのに顔を見合わせて笑ってしまうのね。
そういえば先日、すばらしいお天気の日に
派手なピンクのひらひらのスカートをはいて
ものすごくニコニコ楽しそうに歩いてる人を見かけた。
とってもよいことがあったのか
これから楽しいことをしに行くのか、
なんだかこっちまでニコニコ笑ってしまった。
軽井沢のスケッチからミヤマエンレイソウ。
ロッジの周辺に群生していてちょうど満開だった。
清楚な白い花。
目立たないけれどほんとうにきれい。
周辺ではいろんなものが芽吹いていて
やわらかな新芽はもちろん
くるんとしたシダ類、
木の芽とおもわれる硬質なあたらしい双葉などに囲まれていた。
この週末はからりと晴れて日差しはすでに夏っぽく
それでも木陰は涼しく
なんとも素敵なお天気だった。
スケッチにはすでに暑いかんじ。
緑がずいぶん濃くなったね。
夏が近いこんな日はただただお散歩してるだけで幸せ。
桑の実がずいぶん大きくなった。
黒く熟すのは来週くらいかな。
またジャムをつくるのが楽しみ♪
ミヤマエンレイソウ ユリ科エンレイソウ属(別名 シロバナエンレイソウ)
多年草 5~6月、北海道、本州、四国、九州の山林の樹陰に生える。
延齢草根という名の胃腸薬として用いられたことからエンレイソウの名に。
黒く熟した実は食べられるそうです。
花言葉は叡智、奥ゆかしい美しさ。
軽井沢のスケッチはちょっとお休みして
我が家のべランダで咲いた薔薇をアップ。
実はもう一週間前には咲き終わってしまったのだけれど
アップをさぼってたらこんなにおそくなっちゃった。
コンテ・ドゥ・シャンパーニュ。
去年苗をいただいてお姫様のように大切に育てた。
おかげでまだちいさいながら5~6輪、
美しいお花をつけてくれた。
咲き始めは黄色っぽいオレンジ色なのだけれど
だんだん淡いピンクになる。
香りもすばらしい♪
薔薇、といえば近所のケーキ屋さん、ミレー。
今年も薔薇でいっぱい!
薔薇の香りいっぱいのテラスでいただくお茶とケーキ。
至福~~のひととき。
じつは昨日と今日、ぐっちゃと2回も行ってしまった。
そして昨日テラスから見えた虹。
桜のころにスケッチしたアミガサタケが軽井沢ではまっさかり。
ボタニカルアート風。
ところがどっちかというとこちら、シャグマアミガサタケのほうがたくさん出てた。
ヨーロッパでは煮沸して毒抜きして食べられているらしいのだけれど
煮沸中の湯気に当たっても中毒してしまうほどの毒きのこ。
ちょっとこわいかんじでしょ?
日本で唯一のフクロタケ専門の栽培農家日本ふくろ茸ファームさんを見学。
ふわふわのフクロタケ!かわいい!
かわいいだけではなく、レンジでチンしてお塩をかけただけでも
かなりおいしい~♪
ゆかちゃん収穫のアミガサタケたち。
短い間にこんなに見つけたの?!
さすが。
これらを持ち込んだのは去年オープン、一周年を迎えたばかりのエブリコさん。
ソテー♪
絶品だったマッシュルームのスープ。
濃厚なきのこの香り♪
わたしはお魚をメインに。
タマゴタケのソース。
デザートははずせない!
シラタマノキの果実酒が入ったマンゴーソースはとろり甘いなかに爽やかなかおり。
シラタマノキじたいはメンソレータム臭がつよくて
わたしはとても漬ける気がしなかったのだけれど
こうして使うとおいしいのだね。
さすがプロ!
これからますますすてきになる軽井沢。
お越しの際はぜひ寄ってみてくださいね!
出始めのシダ類のくるくるした動きがすき。
たくさんある葉っぱをひとつひとつ伸ばしてゆく。
おもいおもいの格好で。
もっといっぱいいろんなかたちのをスケッチしようと思ったのだけれど
ほかにもいろいろ描きたいものがあって
目移りしてるあいだに時間がなくなってしまって
けっきょくこの1枚のみ。
すこしご無沙汰してしまったブログ。
じつは軽井沢で合宿だったのでした。
軽井沢はちょうど桜の頃の気候。
お天気がよかったので昼間はあたたかかったけれど
夕方からきゅうっと冷えた。
きれいな空気に新緑。
いろんなお花が咲いていた。
うちの近所ではお目にかかれないお花も描けたので
すこしずつアップしていきますね!
まずはこちら・・・
イワカガミ。
葉っぱがピカピカしてるところからつけられた名前らしい。
古代の銅鏡に見立てたとか手鏡に見立てたとか
いろんな説があるみたい。
岩場に生えることからイワ、がつくらしいのだけれど
これは林の中でみつけた。
お花のひらひらしたフリンジがなんともかわいらしい。
失礼してのぞきこむとハート型の白いおしべが紫色のめしべのまわりに
お行儀よくならんでいた。
おもわず2回描いてしまった。
花言葉は忠実。
わん!
ところで、びっくりしたのが断水!!
電波状況の悪いロッヂだったのでなんにもしらずに一晩すごし
翌朝スケッチにお外に出たらいっぺんにわらわらとメールが。
お風呂に入れない!とか
スーパーからお水が消えた!とか
大丈夫?とか・・・
あわてて家やら友達やらにメールしたら
もう朝にはお水も出るようになっていたようでひと安心。
原因がはやくわかるとよいけれど。
イワカガミ:イワウメ科イワカガミ属の多年草。高山植物
岩が根に すがりて咲ける 岩鏡
河かぜ寒し くれなゐの花
窪田空穂
そろそろ終わりに近づいているジャーマンアイリス。
名残惜しいけれど次のお花がどんどんスタンバイしている。
根切り虫に関しては母がしかたなく薬をまいて
ようやく被害が減った。
うちは猫がうろうろするのでなんとなく薬をまくのに抵抗がある。
でも朝起きたら咲きそうな蕾が根元からぽっきり倒れていたら
やっぱりかなしい。