花のまぎれに


山桜はソメイヨシノより華奢でたおやか。
葉っぱが出るのと同時くらいに咲くので
描くにも絵になる。
ただ高いところにあることが多いのでなかなか描けないのが悩み。
これはたまたま斜面に樹があって
斜面の上に通っている道から描けた。

ひらひらと花びらが舞う。

画面に落ちた花びらは上から絵具をのせておいて
乾いてから外すといいかんじに臨場感が出るし
花びらのかたちも正確に記録できる。
山のお花は一期一会。
出会えたことはほんとうにラッキー。

日本画 F4

 山かぜにさくら吹きまきみだれなん 花のまぎれに君とまるべく

僧正遍照

雲林院の親王が舎利会のために比叡山に登って帰ったときに、桜の花のもとにて詠んだ歌 

「山風で桜の花を吹き巻いて、花が、乱れ散って欲しい。あなたがここに立ち止まって帰れないようにするために。。」

別れを惜しむきもちを桜に託す。
桜を見ていると幸せになるけれど
はらはら散るさまはやっぱり切ない。

木下美香日本画展は池袋東武にて2/28~3/6開催予定!
木下美香展は銀座ギャラリーオカベにて3/18~3/23開催予定!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です