メンデルの法則・・・?


変化朝顔を作っているお花屋さんにお邪魔した。
江戸時代にとても流行っていろんな種類の朝顔が作られたのだそう。
それらを描いた絵を博物館かどこかで見たような・・・
実際に見るのは初めてだった。

こちらは姫と呼ばれる変化朝顔の一種。
お花自体が小さくてだいたい2cmほど。
色の渋いものが好まれるそうで
この渋めの紫は「黒鳩」というのだそう。
斑入りの珍しい葉っぱ。
とても美しい。
でもこれは普通に種が採れてそのままこの形が残るらしく
変化朝顔を作る方にとっては
それほどの価値を感じていないように見えた。
難しいのはまず掛け合わせたF1と呼ばれる苗を一年育てて
それ同士でさらに掛け合わせて
その中に数パーセントしかできない
しかも種もできない
そんな朝顔があるそうで
なでしこ咲きといわれる花びらの裂けたものや
龍の手といわれる葉っぱの縮れたもの
朝顔にはとても見えないうずこびと等々・・・
その中でもさらにこんな色を出したい、と
研究に日夜励んでいらっしゃるとのこと。
江戸時代の作り手はメンデルの法則を経験的に知っていたといわれてる。
えんどう豆がどうのこうの
ショウジョウバエの目の色がどうのこうの
あれですねっ??

正直、その手の珍しいものはそんなにきれいじゃない。
龍の手、といわれればそう見えなくはないが
水不足で萎れちゃった葉っぱみたいだし
なでしこ咲き、といっても
ほんもののなでしこのようにぴんとしていなくて
だらりとだらしないかんじ。
うずこびと、という背の低い蔓も出ない朝顔は
なんだか不思議な感じだったし・・・
ちょっと病気っぽいんだよな~。

でも作っている方にはロマンであり夢であり
見たことのない朝顔ができたときのうれしさは
想像に難くない。

気になるのはうちのベランダの朝顔、
その方のF1といって育てられてた朝顔に似てるんだよな~。
来年ほんとにどんなのが出てくるかわからない。
もちろんあんな不思議なのはできないだろうけどww

アサガオ(朝顔)
学名:Ipomoea nil
科名:ヒルガオ科サツマイモ属
別名:中国語で牽牛
開花期:7~9月

世界的に見ても、これほど形態が多種多様に変化した園芸植物は他にない。
ほとんどの変異は江戸時代に生まれたものである。
変異の著しいものには種子を作る事ができないものもある。
アサガオは一年草であるが「出物」と呼ばれる変化は種子ができないか
非常に結実しにくいため系統の維持ができず、
変化が発現しなかった株により遺伝的に伝えて行くしかない。
したがってたくさんの種をまき、
小苗の内に葉の特徴から変化を有している株を選び出す必要がある。
そのため江戸時代の人々は経験的にメンデルの法則を知っていたとも言われる。

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