ワイルドにすっぱく。


あるお教室にいらしてた上品なご婦人。
ほっそりとしていて美しい外見とはうらはらに
ひとりでアフリカとかワイルドな旅行に行くようなお方。
その辺になってるものなど口にしなさそうなのに
苗代苺の群生を見つけてジャムにしたりなさる。
山葡萄が近所でたくさんなったからジャムにした、とおっしゃるので
え??山葡萄、こんな平地にあるの?!
と思ってスケッチを拝見、
調べてみたらエビヅルという山葡萄の仲間だった。
食べられるらしい。


それ以来描きたいなあと憧れてきたのだけれど
なかなか出会えずにいたところ
今年の夏、いつもの森で見つけた!
なんだ、こんなところにいたのね~!!!

お花が咲いて緑色の実がなって
色づくのを今か今かと待っていたのだけれど
MicaKatolaでバタバタしているうちにあっというまに紫に~!><
間に合ってよかった!
でもジャムにするほどの群生ではなく・・・
とりあえず一粒つまんでみる。
すっぱい!そして山葡萄と似た香りが口に広がる。
これはジャムにしたら美味しいに違いない。
もっと増えないかな~。

そうそう、山葡萄といえば
山葡萄狩りには行けなかったのだけれど
山梨に行かれた方からたくさんいただいたので
山葡萄ジャムは作ってみたよ。
このところまだまだ暑いし
冷たいゼリーにでもしてみようかな。

エビヅル(蝦蔓)
学名:Vitis ficifolia var. lobata
科名:ブドウ科ブドウ属
開花期:花期は6-8月、秋には直径5-6mmの果実がブドウの房状に黒く熟す。
分布:北海道西南部、本州、四国、九州、朝鮮に分布し
   山地や丘陵地にふつうにみられる。

日本原産の山葡萄、野葡萄、エビヅルなどの葡萄類は
古来からひっくるめてエビヅルやエビカズラの名前で呼ばれていた。 
古事記にはイザナギノミコトが黄泉の国から逃げ帰る時追ってきた鬼に
エビカズラを投げつけて、鬼がその実を食べている時に難を逃れた記述がある。

今日は弟の個展を観に印西まで行ってきた。
姉が言うのもなんだけど・・・
鉄とは思えぬ柔らかなフォルム、
生命をかんじる優しい動き
とってもよかった!
ちょっと辺鄙なところにあって車でないと不便です。
しかも超迷った!><

でも日本を代表するような作家さんたちが個展をするような場所らしく
一見倉庫?みたいな外観(失礼!)からは想像もつかないほど
すばらしい空間でした。



木下哲人展
ARCHIVES

METAL ART MUSEUM

2013/9/21~10/20

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。