開かない・・・


お教室の前日に今にも咲きそうな百合を買った。
けれど咲きそうで咲かない・・・
ぴろんと一枚花びらがはじけ
その角度は徐々に開いていったのだけれど
結局このままだった。

開きそうで開かない、といえば
去年の11月末、早くも節分草の蕾がにょきっと出てきた。
その名のとおり節分のころに咲くはず。
ちっと早いんじゃない??と思ってたら
そのまま止まっている。
もしかしたらお部屋に入れたら咲くんじゃないかと思うんだけど
どうなんだろ?
でもよく見ると下のほうに予備軍もいるので
このまま待ったほうがよいかもしれない。
毎朝ベランダをみるたびに悩んでしまうのであった・・・。

春にむけて


今年もヒヤシンスの水栽培をやってた。
去年とおととしは紫だったけれど
今年はピンクにしてみた。
キュートなお花がひとつひとつ開いて
よい香りがただよう。

まだ写真を撮っていないのでアップできずにいるけれど
すこしずつ3月の個展用の絵ができ始めた。
お部屋の中は春のお花で埋まり始めている。
スイートピーと水仙とヒヤシンスも
春気分を手伝ってくれている。
現実には凍るような寒い日が続いているけれど
数ヵ月後、あたたかな春はかならずやってくる。

ヒヤシンス(風信子、飛信子)
学名:Hyacinthus orientalis
科名: ユリ科(APG植物分類体系ではヒヤシンス科若しくはクサスギカズラ科)
開花期:2月~4月
原産地:ギリシア~シリア トルコ

ヒアシンスの名は、ギリシャ神話の美青年ヒュアキントスに由来する。
愛する医学の神アポロンと一緒に円盤投げに興じていたところ
その楽しそうな様子を見ていた西風の神ゼピュロスが
やきもちを焼いて、意地悪な風を起こした。
その風によってアポロンが投げた円盤の軌道が変わり
ヒュアキントスの額を直撃し
ヒュアキントスは大量の血を流して死んでしまった。
ヒアシンスはこの時に流れた大量の血から生まれたとされる。

花言葉:「悲しみを超えた愛」

ひらひら


今日はほんとに寒い!!!
今日は車での移動だったので
ほんのちょっとしかお外にはでないのだけれど
それでも空気の冷たさがしみとおる。
早く春が来ればよいのに!

お部屋にはちょっぴり贅沢にこんなお花を飾って
春を呼び込んでいる。

毎年まだまだ寒いうちにたくさん売られている。
お部屋に飾っておくとふんわり春の香りがして
とても気分がよい。
ひらひらと柔らかなフリルを眺めているだけで
うっとりしあわせなきもちになれる。
毎年ついつい買ってしまうのだけれど
なかなかうまく描けないんだよね・・・。

スイートピー
学名:Lathyrus odoratus
科名: マメ科レンリソウ属
別名:ジャコウエンドウ(麝香豌豆)カオリエンドウ(香豌豆)
   ジャコウレンリソウ(麝香連理草)
開花期:4月-6月
原産地:イタリア・シシリー島

中世までは雑草扱いされていた。
園芸植物として栽培されるようになってからも改良のスピードは遅く、
本格的に改良、交配が進むのは19世紀後半に至ってから。
有毒植物であり、成分は同属の種に広く含まれる
アミノプロピオニトリル (β-aminopropionitrile) で、豆と莢に多く含まれる。
多食すればヒトの場合、神経性ラチリスム (neurolathyrism) と呼ばれる痙性麻痺を引き起こす。

花言葉:「門出・思い出・別離」
    「繊細、優美、デリケートな喜び」

時がたって味がでる


今日のお教室のモチーフ。
妹のかごを借りちゃった。
すごく凝った編み方。
素敵なかご。
中に入れたのは数年前のローズヒップ。
すっかり真っ黒になったけど
それはそれでかっこいい。

かご、といえば
何年か前のこと。
お山のなかのちいさなお店で
山葡萄の蔓で編んだかごがたくさん売られていた。
とっても素敵だったのでおもわず手にとってお値段をみたら・・・
250,000円
・・・・え?
いち、じゅう・ひゃく・・・二十万以上?!
もっともっと高いものもあった。
驚いたけれど、のちのちデパートなんかでチェックしたら
そのくらいするものなんだね。
使えば使うほど美しい艶が出てよくなるのだそう。
憧れるけどちょっと手が出せない。
山葡萄の蔓、集めとこうかな・・・
あんなに美しくは編めないか。

祈り


きょうもいただきもの。
数珠球。
昔はこの実をお手玉に入れたのだそう。
うちはあずきだった、といったら贅沢だって。

久々に映画を観た。
「永遠の0」
「錨をあげよ」を読んで以来百田尚樹さんのファンで何冊か読んでいる。
戦争ものは読むのに勇気がいったけれど
「永遠の0」は本当にすばらしい作品だった。
特攻で亡くなった祖父のことを調べ始めた孫たち。
はじめは卑怯者、臆病者など悪い話しか出てこなかったが
ほんとうは・・・

映画を観るのも勇気が要った。
悲しいきもちになるに決まってるし
涙が止まらなくなるのもわかってたし。

でもこれはできるだけ多くの人に観てもらいたい。
本もできるだけ多くの人に読んでもらいたい。

戦争はいけない。
ほんとうにいけない。
若くして亡くなったたくさんの人たちのぶんも
大事に生きなくちゃいけない。

いま中国や韓国との関係が微妙だけど
戦争するようなことだけは
情けないといわれようと
優柔不断といわれようと
避けなくちゃいけないとおもう。

死にたくない、家族のもとへ帰りたい、
そんな当たり前のことが言えなかった時代
この主人公はそれを貫く。
それも自分のためではなく。
百田さんの本の主人公はかっこいい男が多いけれど
中でもピカイチにかっこいい。

たまたまだけど、今日の数珠玉の花言葉、
ぴったりだね。

ジュズダマ(数珠玉)
学名:Coix lacryma-jobi
科名: イネ科
開花期: 7-9月
原産地:インドなどの熱帯アジア

花穂の基部に雌花、その先に雄花がつく。
脱落した実は、乾燥させれば長くその色と形を保つので、数珠を作るのに使われたことがある。
種は殻を剥けば上等な食用となるらしいが、殻が堅くてペンチでもないと割る事はできない。
ハトムギ(C. lacryma-jobi var. ma-yuen)は、ジュズダマの栽培種。

花言葉:「祈り」「恩恵」「成し遂げられる思い」

難を天に・・・?


これもいただきものの南天。
うちのはおおかた小鳥に食べられてて
あまり実がのこっていない。
うちの近くのゴミ捨て場のがきれいだったんだけど
実が赤くなる前に伐採されてしまったし。
そうそう、南天は蝿が触媒するらしく
ゴミ捨て場は実をつけるには絶好の場所らしい。

今日はお仕事帰りにちょこっと、のつもりでセールを見てしまった。
見るだけ!のはずがなかなかそうもいかないんだよね~。
自転車で行ったので大きな荷物はご法度なのだけれど
ロングブーツを買ってしまった。
あたし、こんなにふくらはぎきれいだったっけ?っていうくらい
きゅっときれいに見える。
かかとが高いから履かないかも。
でもヒールがある割には歩きやすいよ。
天使と悪魔がたたかう。
さんざんまよったあげく購入。
当然持って帰れないので
まだお店に預けてある。
わーい、楽しみ~!
でもどこに履いていくんだ~?

ナンテン(南天)
学名:Nandina domestica
科名: メギ科ナンテン属
別名:ナツテン・ナルテン
開花期:初夏*晩秋から初冬にかけて赤色(まれに白色)の小球形の果実をつける。
原産地:中国原産。
分布:西日本、四国、九州に自生しているが、古くに渡来した栽培種が野生化したものだとされている。

ナンテンの名前は中国の漢名「南天竹」「南天燭」に由来。
音が「難を転ずる」に通ずることから縁起の良い木とされ
鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗信がある。
葉は、南天葉(なんてんよう)という生薬で、健胃、解熱、鎮咳などの作用がある。
葉に含まれるシアン化水素は猛毒であるが、
含有量はわずかであるために危険性は殆どなく、逆に食品の防腐に役立つ。

花言葉:「私の愛は増すばかり」、「良い家庭」

仕事始め


今日からお教室も始まった。
なんだか人に会うのがうれしい。
うちにはモデルになるお花が咲いていなかったのだけれど
お庭にもう水仙が咲いたという方からいただいた。

お正月、幸せ!っておもってたけれど
日常に戻るとそれはそれでほっとするね。
また忙しい毎日がはじまる。
みなさん、体に気をつけてがんばりましょ!

ニホンズイセン(日本水仙)
学名 : Narcissus tazetta var. chinensis
科名: ヒガンバナ科スイセン属
別名:日本寒水仙、寒咲き日本スイセン、スイセン(水仙)
   フサザキスイセン(房咲き水仙)
開花期:12~翌2月
原産地:地中海沿岸→中国南部→日本
   *園芸作家の柳宗民はニホンズイセンは中国から球根が海流にのって漂着したものが
    野生化していったのではないかとの説をとっている。
分布:関東以西~九州 環境:暖地の海岸線

日本で通常の水仙と認識される花で、12~翌2月
芳香のある小さな盃状の花を咲かせる耐寒性多年草(球根植物)。
全草、特に球根に毒があるので、食べると危険。
「スイセン」という名は、中国での呼び名「水仙」を音読みしたもの。
「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典に由来。
水辺で咲く姿を仙人にたとえたのであろう。
別名に雪中花、雅客。
方言ではチチロ、キンデバナ、キンデ、シイセン、ハルダマなどの呼び名がある。

花言葉:「自己愛」

たまには読んだ本のことなど


う~ん、よいお正月であった!
毎年のことではあるのだけれど
年末の仕事納めのあとおうちにこもる。
年賀状を書き、お掃除をして
お正月はお出かけもせずに絵三昧。
しあわせ~。。。
だからといってばんばんたくさん絵が仕上がるわけではないところが
ちょっぴりかなしいけれど。

今日アップするのは年末に描いた落ち椿。
ほんとうは咲いてるところを描きに行ったのだけれど
霜にだいぶんやられていて
花びらの先が茶色くなっているものが多かった。
きれいなお花をさがして歩くうち、
下にぽとんと落ちたお花に斜めの陽があたって
とても美しく見えたのだった。

今日読んだ本は「ナメクジの言い分」足立則夫著

今の家に立て替える前、うちは古い木造住宅で
梅雨時となるとありとあらゆるところから
ナメクジが侵入してきた。
お風呂場と台所は特に多くて
裸足で踏んでしまったときのきもち悪さときたら・・・><
数年前の記事にも書いたのだけれど
猫が食べ残した猫えさを
夜中に巨大なナメクジがカリカリと音を立てて食べていたことがあって
勇気をもってそれをちり紙でつまみあげたところ
「きゃ~~~!」
というナメクジの悲鳴が聞こえたんである。
ほんとにゾッとした~~!!!
それ以来どうもやつらが苦手で
この本のタイトルを見たとき、
もしかしたらあの時の悲鳴の秘密がわかるのでは
と思ったのであった。

ナメクジにも種類があるそうで
あの時見たのはフタスジナメクジのようだ。
これは在来種で最近はコウラナメクジが外来種として増えてきているらしい。
はじめはヨーロッパからきたキイロナメクジ。
その後やはりヨーロッパからきたチャコウラナメクジが勢力をのばしているんだそうだ。
いろんな種類のナメクジの話、
中生代ごろに殻を脱ぎ捨てカタツムリとわかれてから
どう生き残ったのかの推測など
この著者のナメクジに対する視線があたたかく、
つい、私も飼ってみたくなってしまうが
いやいやいやいや・・・・
そして肝心の体のつくり・・・・
う~ん、声を出す器官はなさそう。
でもちゃんと脳はある。
大量の餌を与えて体重を増やすと脳の質が上がるそうで
ナメクジの記憶学習や脳の再生についての研究が
おこなわれていたことがあったそうである。

例のあいつは夜な夜な猫餌を食べてスーパーナメクジになってたのかも。
トイレに流したりして悪いことをした。

今日はおうちでお絵かき。


暖かくてお正月とは思えぬ気候♪
ふらふらスケッチに行きたくなった。
でもしばらくがまんして
おうちにこもろうとおもふ。

このスケッチをしてたときは
もうほとんど紅葉も終わりで
この木が周囲の木々のなかではいちばんきれいだった。
うきうき描いてたら
立派なカメラと三脚をもった集団がまわってきた。
カメラのサークルか教室だろう。
やはり、この木が目立つものだから何人か周りに三脚を立てて撮り始めた。
ところが先生なのかリーダーなのか
代表の方と思われる方が
「早く撮ってくださいね~!次いきますよ~!」
とせかしたものだから
みんなあっという間に行ってしまった。
う~ん、あんな短時間で撮れるのかなあ・・??
この赤を出すの、素人のわたしにはかなりむずかしい。
何度も設定を変えたり位置を変えたりして
あれこれしてみないと。
名残惜しそうに去ってゆくみなさん、
ちょっと気の毒なかんじだった。
でも他にお目当ての被写体があったのかもね~。