いろいろ代用


ナツメがすっかり熟して茶色っぽくなってきた。
そろそろ何か作らねば。
なんにしようかな。
とりあえず干そう。


涼しいとおもって油断した。
今日の昼間はけっこう蒸し暑かったね。

先日お友達と行ったカフェで食べた
桃のパンケーキがとても美味しかったので
パンケーキが食べたくなった。
ホットケーキミックスを切らしていたので
たまたまお菓子を作ったときに買って残っていた米粉と
ベーキングパウダー、たまご、はちみつ
牛乳が切れてたのでヨーグルト、
カフェで食べたのはちょこっと塩が入っているような気がしたので
お塩も少々入れてぐるぐるとかき混ぜる。
狐色に焼いて(・・・ちょっと色濃い目になった)
桃はあきらめてバニラアイスをのっけてはちみつとろり。

カフェのとは全然ちがったけどなかなか♪

涼しくなると食欲が出てきて
ちょっと楽しい。

ナツメ(棗)
学名:Ziziphus jujuba
科名:クロウメモドキ科
開花期:5月から7月に花をつけ、8月中旬くらいに実をつける。
原産地:中国から西アジアにかけて

夏に入って芽が出ること(夏芽)に由来する。
果実は乾燥させたり(干しなつめ)、菓子材料として食用にされ、また生薬としても用いられる。

花言葉:「健康の果実」

青から赤へ


ベランダに毎年植える朝顔だけれど
今年は失敗してしまった。
植える時期がわるかったのか
芽がでたことはでたのだけれど
強すぎる日差しか
はたまた降り続いた雨のせいか
みんな双葉の根元がへなりと折れてしまって
なんと1本も育たなかったのだ。
こんなことは初めて!
小学生でさえ上手に育てるというのに。
あまった種を裏の空き地にまいておいたのが
かろうじて咲いた。
でも土の成分のせいなのか
それとも先祖がえりをしたのか
みずいろか濃い紺色だったはずのお花が
赤紫になった。

先週の暑さがうそのような
今日の涼しさ。
あさがおも息を吹き返したようにみえる。
そろそろ早起きを再開して
暑いから、とサボっていたもろもろをがんばらねばね。

アサガオ(朝顔)
学名:Ipomoea nil
科名:ヒルガオ科サツマイモ属
別名:中国語で牽牛
開花期:7~9月

世界的に見ても、これほど形態が多種多様に変化した園芸植物は他にない。
ほとんどの変異は江戸時代に生まれたものである。
変異の著しいものには種子を作る事ができないものもある。
アサガオは一年草であるが「出物」と呼ばれる変化は種子ができないか
非常に結実しにくいため系統の維持ができず、
変化が発現しなかった株により遺伝的に伝えて行くしかない。
したがってたくさんの種をまき、
小苗の内に葉の特徴から変化を有している株を選び出す必要がある。
そのため江戸時代の人々は経験的にメンデルの法則を知っていたとも言われる。

花言葉:「愛情」「平静」「愛情の絆」「結束」「短い愛」「明日もさわやかに」「はかない恋」

今日もお野菜

今朝も雨おと。
ずいぶん涼しい一日で
やたらとお腹がすく。

スケッチは同じ日に別のお教室で描いたもの。
にんじんの葉、てんぷらがおいしいんだって。


このブルーベリーも生徒さんのお宅でなったもの。
うちにも一応ブルーベリーは植わっているのだけれど
お花の段階から試練がはじまる。
ひよどりが食べにくるのだ。
実がなってからももちろん小鳥との勝負。
人間の口に入るのは数粒なんである。
ラズベリーはなぜか小鳥が食べにこないので
思う存分食べられるんだけどね。

雨おとと足おと


朝目が覚めたら雨おと。
久しぶりにきいたおとだったのでなんだか嬉しくなる。
あっという間にやんでしまって
すぐにまた蒸しあつくなったのはちょっぴり残念。
でも秋はすぐそこ。

お庭で採れたお野菜&くだものをいただいてみんなで描いた。
今年はずいぶんトマトをいただいた。
どれもとってもおいしかった。


あんみつさんはもう20歳すぎ。
猫としてはそうとうなおばあちゃんである。
足おとなんかさせなかったあんみつさんだけれど
今年に入ってくらいから歩くとカチカチと爪のおとがするようになった。
若いころはほとんどお外で過ごすような野生児だったので
ほとんどつめきりなんかしなかった。
切らなきゃかな、と思ってかかえて前脚をつかむと
肉球を押すまでもなく爪が出ている。
猫を飼ったことのある方ならご存知だとおもうけど
普通なら肉球のお豆さんのほうをきゅうと押すと
にゅっと爪がでてきて
半透明な三日月形の爪の途中まで血管がとおっているのがみえる。
切っていいのは血管のとおっていない透明な部分である。
ところがあんみつさんの爪、血管がぜんぜん見えないのだ。
若いころはしょっちゅう爪とぎをしていたあんみつさん。
そういえばこのごろしていない。
猫の爪には殻のようなものがついていて
爪とぎをするとそれがぽろっととれて
鋭く新しい爪が出てくるのだけれど
それがくっついたままになっているようだ。
こうなるとどこまで切っていいやらわからない。
殻もちょっとやそっとではとれないし
もちろんあんみつさんも嫌がるので
おそるおそる少しだけ切るかんじになっていた。
それが先週はお仕事も忙しくほっといてしまい
日曜日ふと見たら爪が伸びすぎて車輪のようにまるくなって
肉球に刺さってる~!!!
切ろうとしたんだけど痛がるのでムリ!
ネットで調べたら巻き爪、というんだそうで
血まみれの画像なんかが出てきてびっくり仰天。
今朝アサイチでかかりつけの加藤動物病院にかけこんだ。
先生は「まず痛くないところから」
と後脚の爪をざくざくと切り始めた。
こんなに切っていいの?ってびっくりするくらいざっくり!
しかも殻をがしがし取ってくれた。
あんみつさんも神妙にしている。
そして問題の前脚。
幸い肉球に達してたのは1本だけで
そのさいごの1本を切ったときだけ「にゃ~」と文句を言った。
出血も少しだけでお薬も包帯も必要ないとのこと。
先生、ありがとう!
あんみつさん、ごめんね。
猫の爪があんなになるなんてしらなかったよ。
爪とぎって大事なんだね。
年を取った猫がこうなることってよくあるんだそう。
これからは気をつけてまめに切ります!
そうそう、もう歩いてもカチカチいわない。
いままで歩きにくかったんだろうな。

妖精たち

ちょっと前のスケッチだけど
真夏の日差しをしばし忘れて
木陰のきのこたち。

うそのようなこんな色のきのこ。
妖精でも出てきそう。
よくみると輪になって出ていた。
この輪はフェアリーリングと呼ばれている。

今日は教室のお仕事がないので朝からのんびりしてた。
版画用に和紙と板の準備ができていたので
コーヒー飲んだら始めるか~と思っていたら
ピンポーン。。
あ、忘れてた!
生保の人がくるんだった。

こんな先のことを考えられないあんぽんたんだけれど
20代のころから生保に入っている。
こんな性格の私を心配した父が半ば強制的に加入させたのであった。
そのうち結婚して旦那の保険に入るはずだったのに
また見直しの時期がきてしまった。
そんな大した額の保険ではないので
微々たるものだけれど
急な骨折の際にはお世話になった。
ついに終身保険をすすめられたけれど
お値段高いし・・・
まだ結婚の可能性もあるし・・・。
・・・最小限でよいです。

といいながらそれまでに積み立てたファンドを
個人年金にまわしたりした。
おひとりさまの準備着々~。

10年後のことを想像してみる。
森の中の一軒家にターシャさんみたいに暮らしている。
そんな夢のようなことは頭に浮かぶのに
現実的なことがあんまりうまく考えられない。
いまのわたしは10年前のわたしからみてどうなんだろう?
10年ってあっという間だよね。

ヤブレベニタケ
学名: Russula lepida
科・属:ベニタケ科・ベニタケ属
発生地:広葉樹林内地上に発生
発生時期:夏~秋
傘の表:血赤色~ばら色、つやが無く微粉状で表皮が剥がれにくい。
     ときにひび割れて白い肉を現す。
傘の裏:クリーム白色でやや黄土色を帯びる。
     傘に近い部分が赤く縁取られる。
柄:丈夫で白地に赤味を帯びる。
つば、つぼはなし。

可食、と書いてあるものが多いけれど、そんなにおいしくないみたい?

美味しくいただきました。

あんまりにも暑くてお花が少ないので
8月はモチーフを野菜にすることが多い。
大好きないちじく。
もちろん、あとで美味しくいただくことも考慮に入れて選択。

ナツメの木の横にいちじくの木があった。
そんなに大きくはなかったけれど
美味しい実をいくつもつけてくれた。
無花果、とはよくいったもので
お花が咲かないのにある日ぽこんとちいさな青い実ができる。
それがどんどん大きくなり、
赤くなったら食べられる。
お花はじつはこのまだ青い実のなかで咲くのだという。
木で完熟したいちじくは格別で
どんなスイーツもかなわない美味しさ。
葉っぱもユニークなかたちで
とても好きな木だったのだけれど
ゴマダラカミキリの幼虫にやられて枯れてしまった。
この絵のいちじくはもちろん買ったもの。
大きくって立派だけれど
やっぱりお庭でなったものとは比べものにならない。

今年もたくさん実ったよ

リビングのちょうど前あたりに植わっているナツメ。
中国人の友人楊さんの作ってくれたナツメごはんがおいしかったので植えてみた。
干し棗を作ったものの繊維が多すぎるのか、ちょっと食べ過ぎるとおなかを下すので
結局あまり食べてない。
体によいらしいのだけれど・・・
でもまあ見た目が麗しく虫もつかないので
よかったね、ってことになっている。


うんざりするような暑さが続く。
今日のお仕事は例のひき逃げ容疑事件と同じスケジュールで2箇所回る日。
2回連続で嫌なことがあったルートなので
ちょっと遠回りして違う道を通って行った。
なんともなかったよ~♪
もう厄は払えたものとみえる。

あれからいろんな方にいろんなお話を伺った。
私の場合は通報者の早とちりだけれど
当たり屋の被害にあったとか
駅でうずくまってた女性に親切で声をかけたら痴漢にされたとか
いろいろ理不尽な事件があるんだそうだ。
私の場合はすぐに容疑が晴れたし、
悪意があったわけではないので、まあよかったのかな。

でも結論が「むやみにひとに親切にするものじゃない」であったなら
うすら寒い。

ナツメ(棗)
学名:Ziziphus jujuba
科名:クロウメモドキ科
開花期:5月から7月に花をつけ、8月中旬くらいに実をつける。
原産地:中国から西アジアにかけて

夏に入って芽が出ること(夏芽)に由来する。
果実は乾燥させたり(干しなつめ)、菓子材料として食用にされ、また生薬としても用いられる。

花言葉:「健康の果実」

盛夏の贅沢

毎年ベランダに植えるフウセンカズラ。
風にそよぐ風情はいかにも涼しげでなよやか。
なのに暑さにめっぽう強くて
ほとんどの植物がぐったりしてしまう盛夏のベランダでも元気いっぱい!
また種がカワイイんである。
ハートがついてるんだよね~♪

また暑さが戻ってきてうんざり気味。
いちど涼しさに慣れるとすぐに甘やかされて
次の暑さが耐え難い。
とはいえ今週は教室のお仕事が入っているので
ほとんどクーラーの利いたお部屋で過ごせる。
問題は駅までの道すがらである。
うちから駅までは早歩きで20分ほどかかる。
こう暑くっちゃもっとかかる。
なので駅までは普段使わないバスを贅沢にも使ってしまう。
ところがバスの本数がめっちゃ少ない。
8時46分を逃すと、なんと9時代は0本!!!
10時1分までないのだ。
仕方ないので早いバスで出かける。
するとね、30分以上のんびりできるわけ。
カフェとか入っちゃって
このところ時間が取れてなくてツンドク状態だった本が読める。
しかもおうちにいるよりずっと涼しい。
すっかり味をしめて、これからずっとこうすればいいんじゃん?と思ってるけど
きっと涼しくなったらギリギリに家を出るバタバタ生活に戻っちゃうんだろうな。

フウセンカズラ(風船葛)
学名:Cardiospermum halicacabum
科名:ムクロジ科
別名:バルーンバイン
開花期:7月~9月
原産地:北アメリカ

属名のカルディオスペルマムはギリシア語のカルディア(心臓)とスペルマ(種子)からなり、
種子に白いハート型の模様があることにちなむ。
紙風船のような形をした袋状の果実が可愛らしくユニーク。

花言葉:あなたとともに、飛び立ち

お盆がおわって


盛夏のお庭はお花が少ない。
もうこのピンクの花魁草は終わってしまったけれど
しばらくのあいだ明るく楽しませてくれた。
北海道では盆花、と呼んでいたけれど
こちらの盆花はミソハギらしい。

お盆もおわり、また新しい1週間が始まった。
とはいえ、実のところ私の生活にはなんら変わりはない。
しいていえば、毎晩通っているプールがおやすみになっちゃうくらい。

プールがないもんだからビールばっかり飲んでたなぁ。
明日からちゃんとしよっと。

オイランソウ(花魁草)
学名:Phlox paniculata
科名:ハナシノブ科 クサキョウチクトウ属
別名:フロックス・クサキョウチクトウ
開花期:6~10月
分布:北アメリカ

和名の由来は、華やかに咲く様子を花魁の姿に見たてたもの、
あるいは花の香りが花魁の白粉に似ていることによる。

花言葉:「危険な遊び」「合意、一致」

初めてみたお花


山百合のスケッチをしに行ったときに偶然見つけたお花。
蘭の仲間だとは思ったのだけれど初めてみるお姿。
品のよいストライプ。
やさしげなかたち。
そして葉っぱがない!!

FBで腐生蘭の1種では、とヒントを頂き、調べたところマヤランというらしい。
金蘭、銀蘭同様、きのこから栄養をもらっている蘭なのだね。
マヤランのほうが葉っぱがない分、依存度が高いのかも。

基本的に虫はそれほど嫌いではないのだけれど
苦手なやつもいる。
うちは10年ほどまえに建て替えたのだけれど
その際に施したシロアリ予防のお薬が効いたのか
ゴのつく嫌な虫がまったくでなかった。
ここ最近ちらほら姿を見るようになってきたけれど
外から侵入したばかり、といった風情で
そいつをやっつけてしまえばあとは出ず
棲みついてる様子はない。
ところが去年の夏。。。
あんみつさんのごはんの器付近で大きいのを発見!
場所が場所だったので薬剤が使えず、取り逃がしてしまった。
それから気が気ではない日々をすごしたけれど
3日後ぐらいに無事退治!
安心安心!と思っていたら数日後・・・
ぴょこぴょことちっちゃい虫が床を歩いている。
よく見たらゴの赤ちゃん!!!!
ひ~~~卵産みやがった~~!!
それから地獄の日々・・・
退治しても退治してもちびっ子は毎日出没。
卵のありかを必死に探すもなかなか見つけられない。
ようやくオーディオの裏側で殻を見つけたのだけれど
それを取り除いてもまだまだ出てくる。
・・・おかしい・・・まだあるに違いない!
それから続く卵探しの日々。
数日後、ついに見つけましたYO!
版木の束のまんなか、彫ってあるとこと彫ってあるとこが重なった隙間!!
こんなところに!
この膠のニオイがよかったんだろうか
めっちゃ繁栄してた~!!
思い出すのもぞっとするような惨状で
版木の何枚かは捨てざるを得ず、
その近くにおいてあった額装用のマットも何枚かダメになった。
その後、根気よく生き残りを退治をしていって完全にいなくなったのだけれど
油断は禁物!
ここのところ2匹ばかり侵入を試みる不届きものがいたので
凍らせて退治するスプレーを常備して気をつけているんである。
レリゴ~♪レリゴ~♪

お盆に殺生のお話もなんだけどね・・・。

 マヤラン(摩耶蘭)
学名:Cymbidium macrorhizon
科名:ラン科シュンラン属
開花期:7-10月
分布:関東から九州までの常緑広葉樹林や古い二次林。

マヤランは葉と根を持たないとても変わった植物。
普段は地下茎が地中に潜っているだけで地上に姿を現すのは花のみ。
植物は葉で光合成を行ってデンプンを作り、
それによって生きるためのエネルギーを得ているが
葉のないマヤランは、光合成できない。
地下茎の細胞の中にたくさんの菌がおり
自力でデンプンを作り、水を吸収する代わりに
共生する菌から栄養と水をもらって大きくなるのである。
マヤランの共生菌は、担子菌のベニタケ科(Russulaceae )、
イボタケ科(Thelephoraceae)、シロキクラゲ科(Sebacinaceae)
平たく言えばキノコの仲間。
これらのキノコは特定の種類の樹木の根としか共生しないため
共生関係にある木の種類が生えていなければ死んでしまう。
3者の関係を整理すると、「マヤランは、ベニタケ科などのキノコなしでは生きていけない」
「ベニタケ科などのキノコは、特定の種類の木なしでは生きていけない」ということ。
つまり「マヤランは、特定の種類の木なしでは生きていけない」ということでもある。
マヤランは絶滅のおそれのある種。
マヤランを絶滅から救うためにもマヤランと共生菌、
さらには周囲の樹木の関係を詳しく理解する必要がある。