雨おとと足おと


朝目が覚めたら雨おと。
久しぶりにきいたおとだったのでなんだか嬉しくなる。
あっという間にやんでしまって
すぐにまた蒸しあつくなったのはちょっぴり残念。
でも秋はすぐそこ。

お庭で採れたお野菜&くだものをいただいてみんなで描いた。
今年はずいぶんトマトをいただいた。
どれもとってもおいしかった。


あんみつさんはもう20歳すぎ。
猫としてはそうとうなおばあちゃんである。
足おとなんかさせなかったあんみつさんだけれど
今年に入ってくらいから歩くとカチカチと爪のおとがするようになった。
若いころはほとんどお外で過ごすような野生児だったので
ほとんどつめきりなんかしなかった。
切らなきゃかな、と思ってかかえて前脚をつかむと
肉球を押すまでもなく爪が出ている。
猫を飼ったことのある方ならご存知だとおもうけど
普通なら肉球のお豆さんのほうをきゅうと押すと
にゅっと爪がでてきて
半透明な三日月形の爪の途中まで血管がとおっているのがみえる。
切っていいのは血管のとおっていない透明な部分である。
ところがあんみつさんの爪、血管がぜんぜん見えないのだ。
若いころはしょっちゅう爪とぎをしていたあんみつさん。
そういえばこのごろしていない。
猫の爪には殻のようなものがついていて
爪とぎをするとそれがぽろっととれて
鋭く新しい爪が出てくるのだけれど
それがくっついたままになっているようだ。
こうなるとどこまで切っていいやらわからない。
殻もちょっとやそっとではとれないし
もちろんあんみつさんも嫌がるので
おそるおそる少しだけ切るかんじになっていた。
それが先週はお仕事も忙しくほっといてしまい
日曜日ふと見たら爪が伸びすぎて車輪のようにまるくなって
肉球に刺さってる~!!!
切ろうとしたんだけど痛がるのでムリ!
ネットで調べたら巻き爪、というんだそうで
血まみれの画像なんかが出てきてびっくり仰天。
今朝アサイチでかかりつけの加藤動物病院にかけこんだ。
先生は「まず痛くないところから」
と後脚の爪をざくざくと切り始めた。
こんなに切っていいの?ってびっくりするくらいざっくり!
しかも殻をがしがし取ってくれた。
あんみつさんも神妙にしている。
そして問題の前脚。
幸い肉球に達してたのは1本だけで
そのさいごの1本を切ったときだけ「にゃ~」と文句を言った。
出血も少しだけでお薬も包帯も必要ないとのこと。
先生、ありがとう!
あんみつさん、ごめんね。
猫の爪があんなになるなんてしらなかったよ。
爪とぎって大事なんだね。
年を取った猫がこうなることってよくあるんだそう。
これからは気をつけてまめに切ります!
そうそう、もう歩いてもカチカチいわない。
いままで歩きにくかったんだろうな。

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