今日のきのこはおいしいきのこ。
ナラタケモドキ。
この木、よわってるみたいだね。
あんみつさんの具合はちょっと安定している。
お年だから元気になる、ってことはないんだろうけど。
おとといは急によろけだしたのでびっくりした。
けれどごはんは少しずつ食べてるし
トイレも段差解消のスロープを作ってなんとか。
背骨がごつごつととびでるほどやせてしまった背中をなでながら
死ぬのをじっと待っているような寝顔を見てるのはつらい。
でもよく考えたらわたしもおんなじなんだよね。
みんないつかは死ぬのだもの。
元気なときは考えもしないけれど
みんな死にむかってあるいてるんだよね。
そんなことを考えながらこつこつ版木を彫ったり
下図をつくったり
地道な作業をする3日間であった。
ナラタケモドキ
学名:Armillaria tabescens
科・属:キシメジ科
発生地:広葉樹の枯れ木や切り株、弱った木の根の傍になどに束生。
発生時期:夏~秋
傘の表:表面は繊維状、中央部に鱗片があり、そこから周辺部へ長い条線が見られる。
カサの色は黄褐色~茶褐色。
傘の裏:ヒダはツカに垂生し、ヒダ同士の間隔はやや広く、
色は白色~褐色。成熟するとじょじょに赤褐色のシミがでてくる。
柄:カサと同じく表面が繊維状で、色もカサとほぼ同じ色をしている。
肉:白色~淡いベージュで、カサの部分は肉が薄く、特徴的な味やにおいは特になし。
食毒:汁物に入れるとぬめりが出て口当たりがよく、よいだしもでる。
消化が悪いので過食は禁物。
熱を十分に通し生食は避ける。
*ナラタケとの大きな違いはナラタケモドキにはツバがない事があげられる。