つくつくつくつく・・・


春爛漫♪春爛漫♪
都内は桜が満開になったらしいけれど
流山近辺はまだまだつぼみ。
朝いそいそと桜のもとへ行ったけれど
1~2輪ぽっと開いているくらいだった。
午後はすこしいいかんじになってたけれど
もう一息かなあ。

スケッチはつくしちゃん。
一面に生えてた。
この日は風が強かったけれど
枝モノとちがってゆれが少ないので問題なし♪

春の風はほこりっぽい。
花粉症ではないのが幸い。
スマホで写真を撮ったりもするのだけれど
画面がなんだか粉っぽい。
スギ花粉だかヒノキ花粉だか
ここでの粉はつくしの胞子の可能性もあるね。
ひとつ摘み取って軽くたたいたら
緑色の胞子が風にのってひろがっていった。

スギナ(杉菜)
学名:Equisetum arvense
科目:シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属
花期:3~5月
別名:*つくしの別名「つくしん坊」「つくしんぼ」「筆の花」「つくづくし花」

春に地下茎からツクシという胞子茎(または胞子穂、胞子体)を出し、胞子を放出する。
ツクシ成長後に、それとは全く外見の異なる栄養茎を伸ばす。
栄養茎は茎と葉からなり、光合成を行う。
顕微鏡下で見ると、ツクシの胞子は球形で、2本の紐(4本に見えるが実際は2本)が
1ヵ所から四方に伸びている。
これを弾糸という。
この弾糸は湿ると胞子に巻き付き、乾燥すると伸びる。
この動きによって胞子の散布に預かる。
顕微鏡下で観察しながらそっと息を吹きかけると
瞬時にその形が変化するのをみることが出来る。
ツクシ、の名前の由来はスギナにくっついて出てくることから「付く子」
袴の部分で継いでいるように見えることから「継く子」となった説が有力である。
「つくしんぼ、つくしんぼう」(土筆ん坊)
地域によっては「ほうしこ」(伊予弁等)とも呼ばれる。
土から出てきた胞子茎は、伸びきる前は先端まで「袴」に覆われており
その形状が「筆」に似ていることから「土筆」という字を
当てられるようになったものと考えられる。
ツクシは春の山菜として親しまれている。
袴を取って茹でて灰汁を抜き、だしで軟らかく煮たり、佃煮にしたりして食用とする。
しかし、チアミナーゼ、アルカロイド、無機ケイ素などを含むため
多量の摂取は推奨されない。
また、心臓、腎臓の疾病を有する人、ニコチンに対する過敏症を有する人の摂取は禁忌とされる。
さらに、チアミナーゼによるビタミンB1欠乏症を起こす恐れがあるとされている。

だそうです!!
食べすぎ注意!
むしろ、スギナのほうが花粉症によいとかで生薬となるようですね~。

花言葉:「向上心」「意外」「驚き」「努力」

あさぢふの菫まじりのつくつくしまだ野辺しらぬをとめ子ぞつむ
                              契沖

“つくつくつくつく・・・” への2件の返信

  1. Unknown
    最近木下さんのブログを見つけて、感動しながら見ています。すごく素敵な絵ですね!ほんとに気持ちが良くなるような色味で・・今日のつくしも周りの雑草たちもすごく素敵です。
    偶然見つけて良かったです。これからも楽しみにしています。

  2. Unknown
    嬉しいコメント、ありがとうございます。
    どんどん春のお花が咲いていきます。
    これからもがんばりますのでよろしくお願いいたします。

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