久々のおでかけ


先日スケッチした山百合。
いちばん開いた状態で。

ヤマユリ(山百合)
学名:Lilium auratum Lindl.
科名:ユリ科ユリ属
花時期:7~8月
分布:日本特産のユリ。北海道と関東地方や北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布。
別名:鳳来寺百合(ほうらいじゆり)
花言葉:荘厳、威厳 人生の楽しみ 純潔、飾らない愛

ところで先日、東京駅近くにある三菱三号館美術館で行われている
「画鬼暁斎ー幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」
に行ってきた。
わたしにとって暁斎といえば妖怪画、美人画、かえるの浮世絵のイメージ。
でも実は浮世絵や春画などの大衆向けの絵から
古典的な南画の山水までなんでもこなすマルチな天才画家。
万博に出展した烏の絵が最高賞を受賞したこともあり
当時は有名な超人気画家だったのだけれど
作品があまりに多岐にわたっていたため
後世ジャンル分けができず、
そのころの人気のわりに知名度が下がってしまったのだそう。

コンドルさんといえば、鹿鳴館、旧岩崎邸はじめ明治時代の近代的な建築物のデザインを手がけた
有名なロンドン出身の建築家。
日本文化の研究家でのあり、中でも日本の絵画が好きだったそうで
明治10年に20代で暁斎に弟子入り
明治22年暁斎が亡くなるまで親しい関係は続き
「暁英」の雅号をもっていた。

今回の展覧会ではコンドルさんの絵も出展されていて興味深い。
まさに日本の水墨画、といった絵であったり
暁斎の絵の模写であったり
絵を描く暁斎の姿の水彩画であったり
本業の建築のデザイン画も展示されていて
こちらも多岐にわたる。

弟子、といってもほんとうに中がよかったらしく
一緒に日光に写生に行ったり
いろいろお出かけもしているようす。
お客様が多かった暁斎の日記には
コンドルの姿がたくさん描かれていて
あまりにたくさん出てくるので
スタンプまで作ってしまったそう。
絵日記はこんなかんじ。

*写真は特別な許可を得て撮ってます。


もう終わってしまった前期と開いてあるところがちがうのだそう。
左のページにコンドルさん、いらっしゃいますねー。

このほかにも日記は何冊かあって
こまごまマメに筆を動かしていた暁斎の姿が浮かんできます。

この絵日記のある部屋にあるのはコンドルのコレクションで
100年ぶりくらいに来日した貴重な作品群だそうです。

万国博覧会で最高賞を受賞した烏の絵は100円の値がつけられた。
この100円というのは5~6人家族の一般的な年収に当たるくらいの高値だったため
なぜかと質問が殺到。
それに対して暁斎は、これはからす一羽の値段ではなく
それまで研鑽してきた技に対する対価だと答えたという。
以来100円烏と呼ばれ注文がひきもきらなかった。

そんな烏たちと鳥たち

さすがですな~。

受賞した烏も別のお部屋に展示されてますのでぜひご覧あれ!

私の好きな妖怪シリーズ、化け猫~~♪

こちらの化け猫ちゃんの絵は小さいのですが
別室でこの化け猫ちゃんと記念撮影できる場所があります。

有名な美人画もちゃんと観られます。
下図から観られるのがうれしい。
こうして名作は作られるのですね~。

9歳のときに川で生首を拾って写生をしたというエピソードをもつ暁斎。
妖怪絵はユーモラスだけどどこかリアリティーがあります。
そして9相絵といわれる、死体の絵、かなりリアル・・・><

この右側の絵は狼が生首を咥えているのですが
ほんと、見たことある人しか描けないリアルさです。
狼にも会った事があるんだそう。

写生を重んじたという暁斎。
1日に描く量もハンパなく多かったようです。

最近さぼり気味の写生、ちょっと活が入りました。
やっぱり写生だよ~!!

今回はブロガー内覧会、ということで特別に写真を撮らせていただいたのですが
1枚撮りは不可、クローズアップも不可、ということで
あまり素敵な写真でなくて申し訳ありません。

このほかにもお見せしたかったのが
戦うかえるちゃんたちや、扇子をもった蟹たち
などユーモラスな作品。
一応写真はとったのですが細かすぎて引きの写真では全然伝わらない!

あと写真不可だったこれもユーモラスな春画の数々。
グロテスクではなくぷぷっと笑っちゃうようなもので
笑い絵、ともよばれるそうです。

画鬼暁斎は9月6日まで三菱三号館美術館にて。

MicaKatolaのブログ、アップしました。

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