咲いた咲いた

いつもその名のとおり節分の頃に咲く節分草の鉢。
ベランダの棚の下におきっぱなし、ほぼ放置状態で管理。
真冬になったら日当たりのよいところに引っ張り出す。
1年のうちほとんどが葉っぱも何もない状態なので
元気なのか枯れてしまったのかさっぱりわからない。
今年は節分をずいぶんすぎても何にも出てこなかった。
・・・ついに死んでしまったのかしら?
そう思い始めたバレンタインもすぎた2月の半ば
遅れてきた妖精はそっと頭をもたげた。

このスケッチは2月19日のもの。
待ってたよ!
なんて可憐なの~!

今年は寒くなるのが遅かったから
スイッチが入るのが遅れたんじゃないかと思う。
このお花を下さった名人のところも今年は遅かったみたいだし。

あと気がかりなのが翁草と黒百合。
先日道の駅で見かけて紫色の可憐な翁草を買った。
お店のはこんなに咲いているのに
去年いただいた株からはまだ何も出ていない。
これは出るのかなあ?
黒百合はあんみつ猫のお墓に植えたのだけれど
暑さに弱いらしいので夏が越せてるのか心配。

あれこれの心配をよそに
ユキワリソウが今花盛り。
クリスマスローズもよく咲いてくれている。
今日1輪目のアネモネが開いた。
まだまだ寒いけれど春はすぐそこ。

セツブンソウ(節分草)

学名:Eranthis pinnatifida
科名:キンポウゲ科
開花時期:2月-3月
原産地:日本

節分の頃に花を咲かせるのでセツブンソウ。
平安時代の「本草和名」や「倭名類聚鈔」に
「以倍仁礼(いえにれ)」という古名で登場する。
日本原産の植物で、関東より西の地域に分布する。
石灰岩地帯を好み、落葉樹林内の斜面などにまとまって自生。
凍てつくような真冬に芽を出して花を咲かせ、後に葉を茂らせ、
木々の新緑がまぶしくなる晩春には茎葉が枯れて
地下の球根(塊茎)の状態で秋まで休眠に入る。
花びらに見える部分は萼で通常5枚。
本来の花びらは退化して、先端が2又に分かれた黄色い蜜腺(ネクター)になっており
雄しべを囲むようにつく。
学名(属名)のエランティスは「春の花」という意味。

育て方

花言葉「人間嫌い」「光輝」「微笑み」

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