いつもはゴールデンウィークあたりにスケッチする金蘭。
なのに今年はもう咲いてしまった。
いつもの森は金蘭であちこち輝いている。
昨日は小雨が降る中
なかなかお休みが取れない友人たちと宝篋山に登った。
意外と湿ったお山も素敵で
たくさん咲いてた二輪草は雨粒の重みでしょんぼりしていたけれど
ホウチャクソウ、浦島草、十二単、草苺、いろんな種類のすみれなど
可憐なお花でいっぱい!
山桜も品種によるのかまだ咲いているものもあり
頂上付近では八重桜が満開。
登っていくうちに雨もやみ
頂上に着くころにはすっかり晴れてしまった。
あんまりハードな山登りはできないけれど
ゆるゆると草花を楽しみながら登るお山はよいな。
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もっと鍛えなきゃ、ってハナシ?!
お料理セットを準備してきてくれたNさん
忙しい中での参加のMちゃん、
ありがとうございました。
さてさてゴールデンウィークはどこにスケッチに行きましょ。
去年は新潟でカタクリを描いたけれど
もしかしてもう終わっちゃう?!
なんだか今年は読めないのよね。
どこも行かずに薔薇を描いた方がよかったりして。
ベランダの薔薇のつぼみが日々大きくなってきている。
毎日アブラムシとの戦いで
油断すると新芽やつぼみにみっちりとたかっている。
見つけ次第つぶしにかかるのだけれど
どこから集まってくるのか
またすぐにみっちり。
オルトランはあんまり使いたくないんだけれど
仕方ないのかなあ?
どなたかよい方法ご存じないですか~?
キンラン(金蘭)
学名:Cephalanthera falcata
科名:ラン科キンラン属
開花時期:4月から6月
分布:本州の東北地方南部から九州 朝鮮半島や中国
生育地:低山や山地の林の中など
キンランの人工栽培はきわめて難しいことが知られているが
その理由の一つにキンランの菌根への依存性の高さが挙げられる。
園芸植物として供させるラン科植物の菌根菌は落ち葉や倒木などを栄養源にして独立生活している腐生菌である。
ところがキンランが養分を依存している菌は腐生菌ではなく、
樹木の根に外菌根を形成するイボタケ科、ベニタケ科(担子菌門)などの菌種である。
外菌根菌の多くは腐生能力を欠き、炭素源を共生相手の樹木から得、
一方で樹木へは土中のミネラル等を供給し共生している。
キンランはその共生系に入り込み、養分を収奪し生育している。
(つまり樹木ときのことの共生の中にうまく入り込んで生きているということだね。)
キンラン属は菌類との共生関係が乱された場合、ただちに枯死することは無いが
長期的に生育することは困難になる。
そのため、自生地からキンランのみを掘って移植しても5年程度で枯死してしまう。
雑木林の減少、下草刈りをしなくなったこと、盗掘などによって個体数を減らしている。
環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
花言葉:眠れる才能