ベランダ便り

ベランダがジャングル化してきたけれど
あまりに暑くてほっといてしまっている。
毎日の水遣りとメダカのえさやりは欠かさないのだけれど
暑さで枯れてしまった鉢の処理とか
逆に大きくなりすぎてそろそろ植え替えしなくちゃいけない鉢とか
見てみないフリ。
こういうのってたまると大変だからコツコツしなきゃなのよね。
明日はちょっとだけやろうかな。
ポインセチアが巨大化している。
暑いのが好きみたいね。
このままうまく冬に赤くなってくれればよいな。
去年は短日処理をしようとしたら枝を折ってしまって
ちびっこくなってしまった。
せっかくここまで大きくなったんだから
植え替えは気をつけなくては。
今日のスケッチはベランダで涼しげにゆれるフウセンカズラ。

繊細な葉っぱは、か弱そうな風情だけど
灼熱のベランダでも元気に蔓を伸ばす。
糸のように細いその蔓は解こうとしても握力が強く
ちぎろうとしても鋼のように硬い。

一鉢は枯らしてしまったけれど
意外に元気な薔薇たちは
気が向くとぽつりぽつりとお花を咲かせてくれる。
おととし買って去年はひとつもならなかった檸檬は
今ちいさな青い実を3個つけている。
朝顔も短い時間ながらまいにち律儀に花をひらき
日陰に並べた雪割草はつややかな葉を控えめに広げている。
一個だけ芽吹いたオキナワスズメウリが
いたずら書きをされたような可愛い実をぽちぽちとつけ始めた。
異彩を放っているのがフランス系の絵画展の会場で買った
「ドライフラワーミックス」。
種の袋にはドライフラワーに向いているとおもわれる
色鮮やかで美しい何種類かのお花の写真が載っていたのに
育ったのは稲穂のように頭を垂れた
ケイトウの仲間と思われる
渋めのピンクのへんてこなお花のみ。
高さ120cmはあり
大きなお花は40cmほどの長さになって垂れ下がる。
こんなのは写真に載っていなかったような・・・
これ、ほんとにドライフラワーになるのかなあ?

フウセンカズラ(風船葛)
学名:Cardiospermum halicacabum
科名:ムクロジ科
開花時期:7月-9月
原産地:熱帯アメリカ アフリカ インド
別名:バルーンバイン

熱帯地域で育つ一年草。
フェンスなどにつるをからませて伸びることから、緑のカーテンとして利用されることも。
インドやジャワ島では、若芽を食べたり、中国では全草を解毒・利尿に用いたりする。
秋には、熟した実の中に3つの種をつける。
属名のカルディオスペルマムはギリシア語のカルディア(心臓)とスペルマ(種子)からなり
種子に白いハート型の模様があることから。

花言葉:『一緒に飛びたい』『自由な心』『永遠にあなたとともに』『多忙』

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。