ちょっと描くのが難しいかもしれないお花


暑くてお花も少なめ・・・
スケッチもつらい蒸し暑さ。
ベランダの植物もちょっと気を抜くとカラカラに乾いてしまう。
朝夕お水をあげているとき
いつも気になるお向かいのお庭のピンクのかたまり。
おおきな百日紅(さるすべり)の木が満開なのだ。

ちょきんと一枝いただいた。

この花はみなさんよく見るでしょ?
でも高いところで咲いていることが多いので
意外とどういうつくりになっているかわかっていないんですよね。
グーグル先生にあげられていた画像からこちら見てみてください。
ね?
ちゃんとおしべとめしべがあって
フリルのついた花びらか6枚、ひゅ~んと出ています。
初めて近くで見たときは
こうなってるのか~~!とちょっと感動しました。
なんとなくスターチスみたいになっているように思ってたら全然ちがった!
このつくりがわかっているのと適当にひらひら描くのとでは
ぜんぜん仕上がりがちがいます。
かといってがちがちに鉛筆で形を取って塗ってしまうと
あの夢のようなふわふわ感が出ません。

わたしは先にピンクをふわっとのせてから
真ん中のおしべめしべや萼
蕾や花の終わった丸い萼や枝を描いていってます。
葉っぱの色みたいな濃い色をのせるときは
葉っぱの色を使うんだけれど
意識は花びらです。
浮き立たせるように!
全体をみわたしつつ、暗いところは思い切って紫に近いようなピンクをのせると
メリハリがつきます。
最初のピンクは広めにね。
淡いピンクの上から葉っぱの色をのっけても大丈夫ですからね。
はじめのうちは鉛筆であたりをつけてからのほうがやりやすいですが
その場合も思い切ってはみ出してくださいね。
塗り絵はだめですよ~!

描けそうな気がしてきた?
よし!描くなら今だ!^^

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サルスベリ(百日紅)
学名:Lagerstroemia indica
科名 / 属名:ミソハギ科 / サルスベリ属
別名:百日紅(ひゃくじつこう)
原産地:中国南部
開花期:7月~10月

花が美しく、耐病性もあり、必要以上に大きくならないため、しばしば好んで庭や公園などに植えられる。
和名は、幹の肥大成長に伴って古い樹皮のコルク層が剥がれ落ち、新しいすべすべした感触の樹皮が表面に現れて更新していくことによる。
つまり、猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで、猿滑と表記することもある(実際には猿は滑ることなく簡単に上ってしまう)。
中国では、唐代長安の紫微(宮廷)に多く植えられたため、紫薇と呼ばれるが、比較的長い間紅色の花が咲いていることから、百日紅ともいう。

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