初めて見るお花


今日はとても爽やかな陽気でしたね。
ずっとこうならいいのに!

今日は比較的うちから近いところでのスケッチです。
植物の図鑑をたくさん出しておられる、多田多恵子先生の講座が
理科大の野田キャンパスで行われる、ということで参加。
そのあと植物の観察についていきました。
タチスミレという背の高い湿地に生えるスミレが目的のひとつ。
小貝川のほとりでの散策となりましたが
タチスミレを見つける前にこんな可憐なお花の群生を見つけてしまいました。



チョウジソウのスケッチ(F6 水彩)


初めてみたお花です。
それもそのはず、ほとんどの都道府県では
野生絶滅あるいは絶滅危惧種に指定されているのだそうで
なかなかお目にかかれません。
(園芸種は北米産のものだそうです)
細く可憐な花びら、すらりとしたお姿
色もなんとも控えめな淡い紫
風にそよぐ様はうっとりするような優雅さ
なんて素敵なんでしょう。
みなさんにおいていってもらってとりあえずスケッチ。

その後みんなで藪の中にがさがさ入っていったりして捜索
タチスミレの葉っぱは見つかりましたが
お花はまだでした。

多田先生のお話はおもしろくて
大変に興味深い。
前にご紹介した美しき小さな雑草の花図鑑小学館の図鑑NEOなんかも手がけていらっしゃいます。

チョウジソウ(丁字草)
学名:Amsonia elliptic 
科名:リンドウ目キョウチクトウ科 多年生草本植物
分布:東アジア(日本、朝鮮半島、中国)に分布。
   日本では北海道から宮崎県にかけて
環境:川岸の氾濫原や原野などの、やや湿った草地に自生。
開花期:5〜6月

花を横から見ると“丁”の字に見えること
また“丁子(チョウジ;クローブ)”に似ていることから
「丁字草(チョウジソウ)」という名前になったという説がある。
他のキョウチクトウ科植物と同様、本種も全草にアルカロイドを含み有毒である。
近年になり減少が著しく2000年版環境省レッドデータブックでは
100年後の絶滅確率が約 97% と推計され絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されていた。
2007年8月の新しい環境省レッドリストでは、準絶滅危惧(NT)に評価替された。

花言葉:「上品な優雅さ」

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