やっと気持ちに焦りがなくなってきたというか
落ち着いてきたというか
緊張感がぬけてきたというか
いまごろ風邪をひきました。
といっても、風邪の対処法はちゃんとあるので
たいしてひどくはならないのです。
1.私の風邪は喉からくるので喉が痛くなり始めたらプールは休む。
2.寝る
3.寝る
4.寝る
・・・・
いろいろあきらめて寝ます。
喉が痛いとなかなか熟睡できないんだけど
とりあえず製作もスケッチも休みます。
治ってからがんばればいいの、といいきかせて。
最近母に「のどぬーるスプレー」が効く!
と教わって、早速購入。
これすごい!
昔、喉痛いときにお医者さんにいくと
ルゴール液って塗られたでしょ?
あれっておえってなるから大嫌いだったけど
あれが自分でできるかんじ?
しかもおえってならない!
2~3回しゅっとすれば治っちゃいます。
超お勧めです。
今日アップするのは先月末行った妙高で出会った
エゾエンゴサク。
本当はシラネアオイを狙っていったんだけれど
まだ登山道にも雪がいっぱいで
早すぎた感満載だったので
あきらめてずっとふもとでスケッチをしてました。
エゾエンゴサクのスケッチ(SM 水彩)
シラネアオイは残念だったけど
一面に早春のお花が咲いていて描ききれないくらいでした。
このエゾエンゴサクも一面!!
この可憐に風に揺れるかんじがなんとも素敵。
とても特殊なかたちの花だと思いませんか?
そっとお花の下あごのようなところを
下に押してみると中に黄色いおしべが見えました。
手をはなすと元の形にもどります。
つまりこういうことのようです。
蜂がくると彼らの重みで花がくっと傾きます。
すると蜂はお花にしがみつきます。
すると秘密のとびら、
下の花びらが開いて奥の蜜のあるところへいざなわれます。
もちろん入り口では黄色い花粉を用意したおしべが
蜂たちにご挨拶。
たっぷりと花粉をつけられた蜂たちは
次のお花に向かいます。
受粉の完了!
そんな巧妙な仕組みなんだけれど美しい。
お花ってほんとうに不思議。
エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)
学名:Corydalis ambigua
科名:キケマン属の多年草
分布:北海道から東北地方の日本海側に分布。
環境:山地の湿った森林内、林縁部に生える。
開花期:4~5月
和名は、蝦夷に生えることと、地中の塊茎が漢方薬の「延胡索」に似ていることから付けられた。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり
その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。
同属のキケマンやムラサキケマンなどと違い
毒性が無く風味が良いので食用に供される。
花を含む地上部は普通の野菜のように加熱調理して食べる。
塊根はアイヌ語で「トマ」と呼ばれ、保存食として利用されてきた。
Corydalisはギリシャに生息する「冠雲雀(カンムリヒバリ)」のこと。
この距がカンムリヒバリの頭部を連想させるところから。
ambiguaは「疑わしい、不確かな」の意味がある。
花言葉:「妖精たちの秘密の舞踏会」
私、木下美香についてはこちらにいろいろ!
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